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新幹線
真由美さんは、幼少の頃から数々の不思議な体験をしている。
彼女にとってはそのような事は日常茶飯事なので、
「つまらない話なんですが…」
と話してくれる体験談は、私にとっては新鮮で驚かされるようなものばかりだった。

ある時、真由美さんは出張で新幹線に乗っていた。
窓際の席で、窓にもたれて眠っていると
コッコッコッ
と、外から誰かが窓を叩くような音が聞こえる。
〈気のせいかな?〉
と思ってそのまま寝ていたら、また
コンコンコンコンコンコン
と、さらに激しく叩く音がする。
まるで、こっちを見ろといわんばかりだ。
あまりにしつこいので、真由美さんは何事かと飛び起きて窓の方を見た。
走る窓の外に男の子が貼り付いていたという。
列車はちょうど神奈川県と静岡県の県境の長いトンネル内を走っていた。
暗闇を背景に凄い速度で走る新幹線の窓ガラスに、男の子が顔と両の手をべったりとくっつけた状態で貼り付いている。
はっきり判るのは顔と手のみで、髪型や服装などはわからない。
年齢は5、6歳ぐらいだろうか。
真由美さんが気づくと、男の子は窓を叩くのをやめた。
そして、真由美さんに対して必死の形相で何かを訴えかけて来るのだった。
しかし、何を言っているのか聞こえないし、わからない。
男の子はそれでも一生懸命こっちに向かって口をぱくぱくさせ、何かを伝えようとしているのだった。
そのうち新幹線はトンネルを出て、それと共に男の子の姿も消えてしまった。
真由美さんは男の子が張り付いていた窓ガラスを見たが、手形などは確認できなかったという。

真由美さんは
「あの子が私に何を言いたかったのか。わかってあげられなくて申し訳なかったなあ…」
と、一言呟いた。




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■講評

何だったんでしょうね?
でも、何だったんだろうね、としか
言えない…。
消化不良な感じ…。

文章1

名前: ほおづき ¦ 10:00, Wednesday, Feb 04, 2009 ×


 奇妙に怖い話です。
 けれども窓を叩く音がしたんですよね。他の乗客が気がつかなかったのかしら?ただ見えていたと言うなら、その人だけが体験者であってなんらおかしくないのですが、音がしていたんなら話は別です。不自然さは新幹線の車輌にもよりますが、例えば指定席なら近くの座席に他には客がいなかった!という事はありえるでしょうが、はたして自由席ならどうでしょう?其処の記載がなければ、この体験談は味わいのないものになってしまいます。よって厳しく0点です。

名前: くすだまん ¦ 12:51, Wednesday, Feb 04, 2009 ×


文章 1
怪異 0
怖さ 0
衝撃 0

これだけではちょっと…
大袈裟に怖がれというのではないのですが、ご本人がちっとも怖がっていないのでこちらの方もなげやりになってしまう。
Sトンネルの他にもそういうところがあるんですね〜。


名前: くりちゃん ¦ 12:55, Wednesday, Feb 04, 2009 ×


他の乗客は気付かなかったのでしょうか?
車中の状況なども書いていただけると分かりやすかったです。

名前: SPダイスケ ¦ 15:15, Wednesday, Feb 04, 2009 ×


本当に何を言いたかったのかなあ。後日談とかはないのですか。
怪異としては比較的よくある話だと思いますが、何を言いたかったのか気になりますね。

名前: ひ ¦ 16:36, Wednesday, Feb 04, 2009 ×


実話恐怖体験としては、ごくオーソドックスな部類。
男の子の描写も文章もうまい。
それだけにただベタな内容で終わってしまったのが惜しい。

名前: こたつ ¦ 18:21, Wednesday, Feb 04, 2009 ×


あのー真由美さん。
凄い事が起こってるんですけど。
怖くないんですか?
これではこちらもあまり怖くなくなってしまいます。まぁご本人が怖くないのなら仕方ないですが。


名前: ひぐらし ¦ 18:29, Wednesday, Feb 04, 2009 ×


状況を想像すると怖い!
すごく怖い。
オチがありそうでないのは実話だから仕方ありませんね。
何を言いたかったのか私も気になります。

名前: 桜子 ¦ 19:19, Wednesday, Feb 04, 2009 ×


まあ、よく聞く話ではありますね。
他の人には見なかったのでしょうか?
ちょっとコレだけじゃなぁ…という印象でした。
いや、実際に見たら怖いんでしょうけど…。

文章:0 怪異:0

名前: PM ¦ 20:51, Wednesday, Feb 04, 2009 ×


怖い話だと思うんですが怖さをあまり感じないお話でした。
もう少し文章を短くできそうな気がします。

名前: ゑな ¦ 00:22, Thursday, Feb 05, 2009 ×


目新しさは無いが、
柔らかく、切ない感じは伝わる。
この子はなぜ新幹線の窓に
張り付いていたのだろう?

名前: カルラ379 ¦ 02:36, Thursday, Feb 05, 2009 ×


とくにこれといって問題点はないのですが、オーソドックスな話だと思うので印象は薄いです。
文章も怪異も悪くはないのですが、点数をつけるとなるとどうしてもこんな感じになってしまいます。

名前: 黒蜜椿 ¦ 10:54, Friday, Feb 06, 2009 ×


すんなりとまとめた点はなかなかのものなのですが、怖がっていない話は怖がれません。そこのところが致命的なのかも。 
文章・0 構成・0 ネタ・0 恐怖・0

名前: 暗沌子 ¦ 11:31, Friday, Feb 06, 2009 ×


怪奇1 文章0
体験者が見える人なので冷静すぎる所が恐怖を感じられなかったのかも。
書き方によってはもっと怖くなったであろうに残念。

名前: じゅりんだ ¦ 17:46, Friday, Feb 06, 2009 ×


文章0 怪異+2 恐怖0
冒頭で触れられている事についてはとても良くわかる。
日常的に見える人というのは、そうでない人とは感覚が違っていることが多く、そのあたりの書き手と体験者の感覚の違いが、怪談を書く上で難しいところの一つであるというのは良く知られている。
真由美さんや、必死に何かを訴えようとした少年の想いを考えると、一抹の寂しさが残る話である。

名前: スロトレ兄さん ¦ 11:53, Saturday, Feb 07, 2009 ×


最後の一言があったかいですね。
今までにも、(強制的にだとしても)悲しい訴えに耳を傾けたりしてきたんだろうなー。
経験が多い方って、「怖かった」ではなく意外なことを言いますよね。 +1

驚くほど新鮮ではなかった、というのが正直なところです(^^;
真由美さんの他の体験談に期待。

名前: 眠 ¦ 13:47, Monday, Feb 09, 2009 ×


真昼の幽霊譚とかも聞くし、特に明るさが出現条件に関係するとも思えないので、トンネル内に地縛されているのでしょうか。

名前: 六郎 ¦ 18:37, Thursday, Feb 12, 2009 ×


新幹線のトンネルには、工事の際に事故死した人の霊が出るって聞きますよね。
この話では子供ということですので、それには関係なさそうですが。
子供はその気になれば窓ガラスを貫通できなかったかな。
ニュっと顔を覗かせてそこで一言あれば、強烈だったのですが。
なかったものは仕方ないですね。
個人的には好みの話でした。

名前: へみ ¦ 00:15, Friday, Feb 13, 2009 ×


新幹線の窓ガラスに張り付く男の子というかなり強烈な題材なのですが、最初に「つまらない話」と言ってしまう体験者の何だか心霊に思い入れのない感じにどうものめり込めませんでした。
最後の体験者の台詞も、どうも白々しく感じてしまうので、全体の書きぶりの問題ではないかと思いました。

名前: キザラ ¦ 02:01, Thursday, Feb 19, 2009 ×


文章・・・0
希少度・・・1

普段から不思議な体験を多くしている人というのは、そういうのとは無縁の人とはだいぶ感じ方も違っているものです。
この作品でもそれを踏まえた上で書かれているので、実にストレートな作品だと感じました。
悪くはありません。でも良くもありません。

現象としては驚くほどのことでもないと思います。かと言って以前にも類話を聞いたことがあるという訳でもないので、希少度は1点にしました。
あとはそれをどう作品にするかでしょう。
真由美さんがどういう人なのかなどは書かず、そこであったことだけを書いていればまた印象も違っていたかもしれません。

名前: 鹿太郎 ¦ 02:28, Friday, Feb 27, 2009 ×


-4 どこかで聞いた話

名前: ジャック ¦ 12:55, Saturday, Feb 28, 2009 ×


読唇術ができれば男の子の言いたいことわかったのになっと邪道な事を考えてしまいました。
文章も読みやすくてよかったのですが、真由美さんの冷静な態度で怖さが半減してしまいました。
数々の不思議な体験をされているので慣れてしまっているから仕方ないのかもしれませんね。

名前: わんぴー ¦ 09:15, Wednesday, Mar 04, 2009 ×


「見える人」が体験した怪異って、本人が“当たり前のこと”ととらえてしまっているから、読む方もあまり心が動かない。

名前: 魔音 ¦ 02:59, Thursday, Mar 12, 2009 ×


わりと新幹線の走る窓の外に、トンネルを通過し、特に窓にもたれて寝入っていると真由美さんが、5、6歳位の少年が窓に張りついて必至で訴えかけてくる現象はわからないでもないが、またその子が何を言いたいのかわかってあげられようもないから。

名前: ジャック ¦ 02:44, Saturday, Apr 11, 2009 ×


何を言いたかったのかは気になりますが、話はよく聞くものです。

名前: 悪夢狂乱丸 ¦ 18:31, Saturday, Apr 11, 2009 ×


真由美さんはあまり怖いと思ってらっしゃらなかったのかもしれません。
慣れていない人が体験して書いたとしたら、もっと怖さを感じる話になったような気がします。
優しい真由美さんには何かしら訴えかけてくる霊が多いのかもしれないですね。

名前: 緋咲 ¦ 02:36, Wednesday, Apr 15, 2009 ×


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