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今から六十年程前、志津子さんの子供の頃の話。 今は十五夜といっても、出勤前にテレビのニュースで「今日は十五夜、中秋の名月が綺麗です」と言っているのを見て、仕事帰りの夜道で空を眺めるくらいの人も多いかと思う。 しかし六十年程前はほとんどの家が一軒家で縁側があり、十五夜には縁側にお供え物をして月を眺める姿がどこの家でも見られたという。
…………
この作品は超-1/2009作品集【恐怖箱 超-1怪コレクション 女郎花】に収録されました。 続きは【恐怖箱 女郎花】でご覧下さい。
【恐怖箱 超-1怪コレクション 女郎花】加藤一 編 https://www.amazon.co.jp/dp/4812439450
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■講評
| その俊夫くんはよほど鈍い子供ですね。だって御姫様が、針を抓んで饅頭に刺したんでしょう?手ごたえに異常を感じなかったのかな?それに走り出したと記載がありますが饅頭を握っていましたか?描写不足とそれを補う工夫がないので0点です。 |
名前: くすだまん ¦ 10:16, Thursday, Feb 05, 2009 ×
はっきり言って、ただの好みです。 雰囲気も、話のテンポもネタも好き。 怖くはなかった、という志津子さんの、優しそうな 雰囲気も好き。 不思議な事が不思議では無かった頃のお話、と言う感じ。
雰囲気1 展開1 ネタ1 |
名前: ほおづき ¦ 13:50, Thursday, Feb 05, 2009 ×
| 何かこう、懐古的な雰囲気がしていい感じに仕上がっています。 |
名前: SPダイスケ ¦ 14:02, Thursday, Feb 05, 2009 ×
文章 1 怪異 1 怖さ 1 衝撃 0
幻想的でよかった。 どういう女性なのか知りたく思う。村中の子供が釘で饅頭を「釣る」決まりになっていたということは何かいわれのあったことと思われるが、そういう優しげな物の怪ならば大歓迎。 志津子さんも上品な語り口で作品に好感が持てる。 |
名前: くりちゃん ¦ 14:51, Thursday, Feb 05, 2009 ×
十五夜とお供えとお姫さま、そこに釣り竿を操る少年もいる。絵のように美しく優しい情景ですね。怖くはないのですが、心がほんわかしてしまったので。
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名前: ひ ¦ 15:38, Thursday, Feb 05, 2009 ×
子供が饅頭泥棒をするのを手助けするお姫様の霊?妖怪? 民話的なちょっと変わった話ですね。
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名前: ひぐらし ¦ 18:33, Thursday, Feb 05, 2009 ×
雰囲気がありますね。 ちょっと前半、細かいところに説明過多という印象でしたが、面白かったと思います。 もうちょっとだけ、この話の肝であるお姫様の描写があると、その時代とかが伝わってきて良かったかなぁとは思います。
文章:1 怪異:1
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名前: PM ¦ 19:05, Thursday, Feb 05, 2009 ×
こういうお話、好きです。 昔はこんなことよくあったのでしょうね。 不思議な出来事の垣根が低かったような気がします。 やさしいお姫様…。 私も会いたいです。
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名前: 桜子 ¦ 22:20, Thursday, Feb 05, 2009 ×
古きよき時代の不思議ですね。こういうお話大好きです。 1つ分からなかったのは、釘が刺さるとそのままお饅頭が竿で 釣り上げられたのでしょうか? 前半の説明でそう解釈していたのですが、俊夫君は刺さった後 釣り上げずに手掴みで持っていったように読めたので・・・ |
名前: ゑな ¦ 23:34, Thursday, Feb 05, 2009 ×
こういうお話は大事にしていきたいなと思います。ちょっぴり怖い御伽話として、子どもに伝えていきたいですね。 文章・1 構成・1 ネタ・1 恐怖・0 |
名前: 暗沌子 ¦ 13:04, Friday, Feb 06, 2009 ×
怪奇2 文章1 幼い頃の美しい思い出ですね。そのお姫様のような優しい幽霊?もしくは妖怪もいるんですね。 文章から幻想的な空気が流れて素敵でした。 |
名前: じゅりんだ ¦ 22:39, Friday, Feb 06, 2009 ×
文章+1 怪異+2 恐怖0 今よりも怪異が身近にあった時代のいい話。 ただ単にいい話というだけではないのがいい。 その風習も、お姫様と何か関係のある由来があるのかも知れない。 志津子さんの、「本当に美味しかった」という最後の一言も印象深い。 |
名前: スロトレ兄さん ¦ 12:59, Saturday, Feb 07, 2009 ×
お姫さまという表現は見たときだけにして、その後はお姫様ではなく、違った表現のほうがよかった気がする。 なんだかメルヘンなってしまいそうで・・・・ 文章が個人的に好きです。 |
名前: 黒蜜椿 ¦ 16:05, Saturday, Feb 07, 2009 ×
刺さるわけないじゃない! 手掴みNGなら、パン食い競争のように口を直に…、すみません。
なんかいいなあ。月明かりに照らされる着物美人。幻想的。 志津子さんが成功した時も、この女性が手伝ってくれたんだろうなあ。 +1
女性は悪いものではなさそうだし、それを踏まえた上で優しく書かれていて良い雰囲気。読後感が爽やかです。 +2 |
名前: 眠 ¦ 16:20, Tuesday, Feb 10, 2009 ×
十五夜の晩に現れた、簪に着物のお姫様。 月の女神様だったんですよ、きっと。 しかしお供え物を釘で釣る、という風習は 初めて聞きました。色んな意味で貴重なお話。 |
名前: こたつ ¦ 17:27, Wednesday, Feb 11, 2009 ×
| 十五夜という特別な行事の際に現れるなんて、ファンタスティックです。 |
名前: 六郎 ¦ 18:54, Thursday, Feb 12, 2009 ×
起きた怪異と文章や志津子さんの語りが、いい雰囲気を作っていますね。 恐ろしさはあまり感じませんが、読んでいて心が和む作品もあってもいいと思います。
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名前: へみ ¦ 13:39, Saturday, Feb 14, 2009 ×
不思議な風習の話ですね。 たまに釘が刺さることを昔の人は知っていて、それをわざと子供と交流させているような感じを受けます。 怖さはあまりありませんが、上記の部分が興味深いので。
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名前: キザラ ¦ 14:17, Thursday, Feb 19, 2009 ×
文章・・・2 希少度・・・1
丁寧に書かれた文章に十五夜やそこで現れた怪異が見事な調和を見せています。 現代の十五夜についての説明はなんだか偉そうで頂けないが、それもその後の文章を読んでいるうちに忘れてしまう程度なので問題はないでしょう。 余韻を残す最後の志津子さんの言葉も良いですね。 |
名前: 鹿太郎 ¦ 03:47, Saturday, Feb 28, 2009 ×
名前: ジャック ¦ 23:42, Saturday, Feb 28, 2009 ×
綺麗に纏まった話ですね。 大げさかもしれませんが、昔の日本の良さが出ていると思います。 怖い・悪い霊ではなく、優しい霊だったら逢ってみたいです。 志津子さんの微笑んだ感じがお姫様とリンクして良かったです。 |
名前: わんぴー ¦ 10:01, Wednesday, Mar 04, 2009 ×
| 月にまつわるエッセイのような感じだが、ノスタルジーに訴えかけるものがあって好感がもてた。 |
名前: 魔音 ¦ 17:42, Thursday, Mar 12, 2009 ×
今から60年前、志津子さんの子供の頃、十五夜のお供えを盗んで食べるのが 習慣で日が暮れてから手でつかんではいけないので釣り竿で吊った時、白魚のような手で俊夫の釣り竿の釘の頭を軽く押したお姫様は、そんな泥棒なんてしなさんなとさとしたに違いないから。 |
名前: ジャック ¦ 02:37, Friday, Apr 10, 2009 ×
ああ、これはいいですね。 話も雰囲気も申し分ないです。 きっと手づかみする子には、お姫様が助けてはくれないんだろうな。 |
名前: 悪夢狂乱丸 ¦ 17:21, Sunday, Apr 12, 2009 ×
おとぎ話を読んでいるような、穏やかな気持ちで読ませていただきました。 美しいお話だと思います。 釣竿と釘を使う、というのが何とも儀式めいていて、お姫様との関連性の想像をかきたてられました。 幻想的な雰囲気で好きです。 |
名前: 緋咲 ¦ 03:09, Wednesday, Apr 15, 2009 ×
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