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お粗末な幽体離脱
--幽体離脱--

幽体離脱(ゆうたいりだつ)とは、
生きている人間の肉体から、霊魂(魂や霊体)、またはその霊体と肉体との中間に位置する幽体が抜け出すという、
心霊主義での現象、または、概念や考え方。


去年の夏の終わりに ちょっと変わった体験をした。

寝つきの良い僕が その日はなかなか眠れずにいた。
蒸し暑いという事もあったが エアコンを入れるには 部屋の入り口付近の棚までリモコンを取りに行かなければならない。
起き上がるのがどうにも面倒くさく、布団でゴロゴロしていた。
「まぁ すぐ寝れるだろう、」と思っていたが なかなか眠れない。

どのくらいの時間が経ったのだろうか、
目をつぶって 色々と考え事をしていたら フッと体が浮くような感覚になった。

「なんだ??」と思って 目を開けると、

目の前 1m位の頭上に 自分が浮いて居た。
今、自分が着ている同じパジャマ姿で ピッと気を付けの姿勢で無表情で僕を見つめている。

「これって幽体離脱?」
と思ったのもつかの間・・・
ちょっとおかしな事に気付いた。

--幽体離脱--
生きている人間の肉体から、霊魂(魂や霊体)、またはその霊体と肉体との中間に位置する幽体が抜け出す・・・

確かに今 僕の幽体は体から抜け出している。
でも、普通 幽体離脱というのは 体から意識が抜け出て自分の本体を見るという現象だと 自分では認識していた。
今 僕が見ているのは 自分の頭上にフワフワと浮いている もう一人の自分。
意識は本体に残っていて、頭上に漂う自分の幽体を見ている。


時間にしたら10分くらいだっただろうか、
何もせずに ただ自分の頭上をユラユラと漂う自身の幽体を眺めていた。


ふと気がつくと朝になっていた。
朝になって思った事は
どうせなら ちゃんとした幽体離脱したかった・・・
という事。
普通 意識は幽体について行くはず。
なんと中途半端な幽体離脱なのだろうか。

その日以来、完璧な幽体離脱はおろか、この中途半端な幽体離脱も体験する機会が訪れない。 
今思えば なんか話しかけてみれば良かったな と思う。
自分と対話するなんて事は まず出来ない体験だろう。
なんであの時 思いつかなかったのだろうと 今になって後悔している。



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■講評

怪奇1 文章0
良い経験をされましたね。次回また経験されることがありましたら、またネタになるでしょうから楽しみですね。

名前: じゅりんだ ¦ 15:38, Tuesday, Feb 10, 2009 ×


幽体離脱にもいろいろなパターンがあるのですね。お粗末とは思いませんよ。

名前: ひ ¦ 16:35, Tuesday, Feb 10, 2009 ×


離脱した幽体の方に何かしたら…どうなったのでしょうか。気になるところですね。
次に(!)期待しましょう。

名前: ひぐらし ¦ 19:14, Tuesday, Feb 10, 2009 ×


おおっと、逆幽体離脱?ですか。
これはなかなか珍しい体験でしたね。
まだ去年の話なら、そのうちまた起こるかもしれませんね。
次は是非、話しかけてあげてください。

文章:0 怪異:1

名前: PM ¦ 19:22, Tuesday, Feb 10, 2009 ×



ぜひ幽体離脱したまま、外出していろんなとこに行ってほしかったです


幽体離脱
うらやましい・・・

名前: せさみん ¦ 20:36, Tuesday, Feb 10, 2009 ×


文章 1
怪異 0
怖さ 0
衝撃 0

リアルな感じが伝わってくる文章だ。
しかし「幽体離脱」はそのままもう一つの体が分離したままなら大変困った自体になりますよ?
漂っていたもう一人の「自分」は何を考えていたんだろうか。某著作によると、もう一人の方も「あそこに本体がいる…」と思っているらしい。ややこしい上に何だか怖いなあ。

名前: くりちゃん ¦ 22:23, Tuesday, Feb 10, 2009 ×


お粗末なんかじゃなく貴重な体験だと思いますよ。
このお話を読むに、幽体離脱中って本体が動けそうですね。
次回があれば是非色々試して欲しいです。

名前: ゑな ¦ 00:50, Wednesday, Feb 11, 2009 ×


友人は、メチャクチャ疲れた仕事帰りに、
泣きながら窓に必死に張り付いてついてくる自分を見たらしいです(笑)

「話しかけてみれば良かった」
って、怪談ジャンキーにしか言えない台詞だと
笑ってしまいました(笑)
怖がる前に、「くそう、ネタとして弱い!」
みたいな。普通に怖がろうよ(^^;)そこは。

面白さ1

名前: ほおづき ¦ 09:55, Wednesday, Feb 11, 2009 ×


逆幽体離脱、面白い体験です。
やろうと思って出来ることでもないと思うので 次の機会があるかどうか?ですね
貴重な体験だと思います。

名前: SPダイスケ ¦ 12:09, Wednesday, Feb 11, 2009 ×


ひたすら修行あるのみっ!是非、立派な幽体離脱者として名をあげてください。 困惑した様子が巧く表現できたお話だと思います。
文章・0 構成・0 ネタ・1 恐怖・0

名前: 暗沌子 ¦ 18:07, Wednesday, Feb 11, 2009 ×


 幽体離脱の説明はいらないように思いました。
 3点減点。

名前: くすだまん ¦ 18:24, Wednesday, Feb 11, 2009 ×


こういう幽体離脱もあるのだと驚いた。
幽体離脱の説明はなくても大丈夫な気がする。
十分解りやすい文章で書いてありますし。

名前: 黒蜜椿 ¦ 12:41, Thursday, Feb 12, 2009 ×


中途半端な幽体離脱…
面白い経験だと思います。
あれ?魂つれてくるの忘れちゃったよ、みたいな(笑)
世の中、中々完璧にはいかないものです。
たった一度の経験が不完全燃焼でさぞや残念でしょう。
これはこれで中々出来ない体験なので良しとしましょう。

名前: 桜子 ¦ 10:00, Wednesday, Feb 18, 2009 ×


幽体離脱というよりはドッペルゲンガーに近いような。
ドッペルゲンガーが浮くのかはよくわかりませんが^^;

もし話しかけても返事はなかったんじゃないでしょうか。トライしてほしかったなあとは思います。
半分こ?の状態で抜け出していたなら、浮いていた自分も内心驚いていたのではw +1

名前: 眠 ¦ 21:30, Friday, Feb 20, 2009 ×


意識が分裂して、浮かんでいる方も「ああ体がある」なんて思っているのかも。
あるいは、自分というのは実は幽体と関係なく体に間借りしている意識だったりして……。
何だか、いろいろ考えさせられる体験談でした。

名前: キザラ ¦ 15:31, Friday, Mar 13, 2009 ×


普通の幽体離脱とは逆の立場なのが面白いです。
確かにこれは、話しかけていればどうなっていたのだろうと思いますね。

名前: へみ ¦ 23:12, Friday, Mar 13, 2009 ×


はい、人生なんて後悔することばかりですから。そんな時に限って体験できないというのもお約束ですね。
幽体離脱の説明は最初だけでいいと思います。くどさばかりが目についてしまいました。

名前: わんぴー ¦ 18:42, Wednesday, Mar 18, 2009 ×


この作者は、自分が幽体離脱して自分と対話したかったみたいだが、話す事はまず無理で不可能だと思うから。

名前: ジャック ¦ 00:44, Saturday, Mar 28, 2009 ×


文章ー0 怪異+3 恐怖0
幽体離脱に関する説明は無くても良かったかと思います。
それにしても幽体離脱した貴重な体験だと思います。
もし今度同じ体験をされたなら、いろいろやってみて欲しいですね。
文章でマイナス、と行こうかと思いましたが、それじゃあもったいない話です。

名前: スロトレ兄さん ¦ 04:16, Monday, Apr 20, 2009 ×


意識が本体にあって幽体だけ体から離れるのは、結構危険な現象だって聞いたことがありますけど、浮いてた自分はちゃんと体に帰ってきましたか?
(~Д~;)

名前: 緋咲 ¦ 16:45, Monday, Apr 20, 2009 ×


文章・・・0
希少度・・・1

これは確かにちょっと珍しいですね。幽体離脱の話は数多く聞かれますが、意識が本体の方に残ったままというのは聞いたことがありません。
ひょっとしてこれ幽体離脱ではないのでは?とも思えます。

ただ全体の構成としては怪談には似つかわしくなく、特に用語解説は不要と思います。
新しい怪談の形を提示しようとしたその姿勢は買います。

名前: 鹿太郎 ¦ 20:58, Saturday, Apr 25, 2009 ×


お粗末とあるので、半抜け状態とか想像しました。これは珍しいです。でも話しかけない方がいいと思うのですが。

名前: 悪夢狂乱丸 ¦ 17:25, Wednesday, Apr 29, 2009 ×


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