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50年近く前の話である。
当時10代だった本永さんが住んでいたのは高知の片田舎にある、屋敷と言っても良い程の古い大きな家であった。 そこは今思えば気味の悪い家だったという。
家の真ん中には大きな土間があり、それを囲むように部屋が配置されている。
家の裏は荒れ果てた墓地で、その向こうは海という環境であった。

その家で彼女は一度だけ奇妙なものを見た。
ある夜、ふと目が覚めると閉めたはずの縁側の障子が少し開いている。
それはそこに居た。
大きさは3歳児ぐらい、四つん這いになった体が障子に影となって映っている。
隙間から覗く丸みを帯びた顔は背後から射す月明かりの所為で黒い影にしか見えないが、その丸い大きな二つの目だけは爛々と真っ赤な光を怪しく放っていた。
家族にそんな年恰好の者はいない。
いや、その前にそれが人なのかどうかも疑わしい。
本永さんはあまりの驚きにしばらくそれと睨み合ったまま動けなかったが、徐々に込み上げてくる恐怖が頂点に達すると、頭から布団を被り、それに早く消えてくれるよう心の中で祈った。
どれ程の時間が経っただろう。
本永さんの耳に障子がスーッと閉まる音が聞こえた。
それでも恐ろしさの消えない本永さんは布団から顔を出すことなく、やがてそのまま眠ってしまったらしい。
次に気が付くと朝になっていた。
未だにそれが何だったのか解らないのだという。



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■講評

んん?
何者かの「描写」がちょっと分かり難かったかな。
読み返したけど、顔がどこにあるのか、
分からなかったです。
おかしな位置に付いていたとしたいのか、
三歳児くらいの人のようなモノがただ、四つんばいになっていたのか、
分からないです。

名前: ほおづき ¦ 10:07, Friday, Feb 20, 2009 ×


怪奇2 文章0
スタンダードな体験談ですね。寝ていたら不気味なモノに遭遇してしまうという。
幽霊というより妖怪ですかね?
タイトルが目なのは、それだけ体験者さんの恐怖が目に注がれていたからでしょうか?そのあたりもっと強調して書かれていたら、キックのあるお話になったかもしれません。

名前: じゅりんだ ¦ 12:00, Friday, Feb 20, 2009 ×


文章 1
怪異 0
怖さ 0
衝撃 0

真夜中の怪しい影というのは怖い。それがのぞいているとはゾッとする。
が、文章が冷静なせいか、余り怖く感じられない。




名前: くりちゃん ¦ 17:04, Friday, Feb 20, 2009 ×


冒頭で家の周辺を細かく書かれていますが、これ、怪異に全然絡んでこないので、1文でまとめるくらい簡潔にしても良かったかと思います。
で、この赤い目の何かも、どういう状態でそこにいるのかがあまりよく解りませんでした。
描写力のある著者様だと思うので、もう少し要点を意識して構成するともっと良くなるんじゃないかと思います。

文章:-1 怪異:0

名前: PM ¦ 19:38, Friday, Feb 20, 2009 ×


家の描写の割には怪異はあっさりした感じに思えたので、書き出し説明は省略した方が、肝心の怪異が生きてきたように思います。
想像すると結構怖いと思いますよ。
なんかもったいないです。

名前: 黒蜜椿 ¦ 20:05, Friday, Feb 20, 2009 ×


様子からして座敷童子の様な“良い”存在ではなさそうですね。
はじめに家の様子が詳しく説明されていますが、それはいかにも何かありそうな家、として書かれているだけで、なんだか肩すかしな気分になりました。

名前: ひぐらし ¦ 20:46, Friday, Feb 20, 2009 ×


投げっぱなしに近い終わり方の割に家に関する記述が丁寧に感じるので、話が2つに分かれてるような印象になりました。
古い家の気味悪さも書きたい所だとは思いますが、怪異を目立たせるためには思い切って削るほうが全体のまとまりが出たと思います。


名前: ゑな ¦ 23:46, Friday, Feb 20, 2009 ×


もう少し怪異についての描写を具体的に書いた方がよかったかと思います。
後半がサラッと流れてしまったような印象でした

名前: SPダイスケ ¦ 11:35, Saturday, Feb 21, 2009 ×


 赤ん坊って・・・。どんな服装でしたか?
 着物を着ていたか?甚平を着ていたとか?3歳なら、もう自分で立ち上がりますよね。しかしながら目撃者は四つんばいだと証言しているので、其処は問題にしません。
 まあ障子の隙間から顔だけが確認できたというんですから、この場合、其処迄、問うのも酷と判断します。
 よって3点は動きません。
 出来る事なら時間、季節も記載すればよりベストですが、これも致命的な瑕疵とは思いませんでした。
 しかし、あまりに聞いた事がある怪異でしたので個人の趣味として1点減点します。

名前: くすだまん ¦ 13:01, Saturday, Feb 21, 2009 ×


最初に打った布石が後半全く活かされていない気がします。 気味の悪い家と目との関連が曖昧な為、今一歩恐怖に近づけませんでした。
文章・0 構成・0 ネタ・1 恐怖・0

名前: 暗沌子 ¦ 23:21, Saturday, Feb 21, 2009 ×


三歳児が四つん這いになると中型の犬くらいですか。
怖かったのでしょうが、いかんせん情報が少ないのでなんとも言えません。

名前: ひ ¦ 17:41, Tuesday, Feb 24, 2009 ×


−4 私もそれが何か解らない

名前: ジャック ¦ 01:28, Tuesday, Mar 03, 2009 ×


一見詳しく書かれているようで、もう一度読んでみるとそうでもなかった…という感じです。

書く順序で損をしている所もあるかな?
目が赤く光っていると明かした後に「家族にそんな〜どうかも疑わしい。」と言われても「そりゃそうでしょ」としか思えず、くどく見えます。
丸っきり同じ文章でも、「大きさは〜映っている。」→「家族にそんな〜疑わしい。」→「隙間から覗く〜放っていた。」に並べかえるとあまり違和感がない…ような気がする^^;

家の説明と本永さんが怯える様子はとてもわかりやすかったので、四つん這いの影の描写ももう少しほしいところです。
想像する材料が足りませんでした。 ±0

名前: 眠 ¦ 04:01, Wednesday, Mar 04, 2009 ×


本末さんが10代で、家の裏は墓地でしかもその向こうは海となれば、霊がでてくるのに抜群の効果、しかし、黒い影はわかるとして、丸い大きな二つの真っ赤な光を放つ目は少し気味が悪いから。

名前: ジャック ¦ 19:10, Tuesday, Mar 17, 2009 ×


最初、読んだ時は座敷わらしかと思いました。
もう一度、読み返してみるとどうやら《怖い》もののようですね。
着ている物の描写がないのでちょっと想像しづらいのがもったいないです。
その後生活に変化はなかったのでしょうか。
そうだとしたら本当にただ見ただけということになりますか。
読みやすいようでよくわからないような印象を受けました。

名前: 桜子 ¦ 14:45, Wednesday, Mar 25, 2009 ×


雰囲気は出ているのですが、モノノケの説明が分かりにくかったのが残念です。
五十年も前の話ですし、書くのは難しかったと思うのですが、できる範囲で分かりやすい描写が欲しかったというか。
惜しい作品だったと思います。

名前: へみ ¦ 23:28, Tuesday, Mar 31, 2009 ×


目が赤いというのが嫌な感じがします。ただ怖さが伝わってこないですね。

名前: 悪夢狂乱丸 ¦ 16:46, Wednesday, Apr 22, 2009 ×


赤い目はかなりトラウマなのでそれだけでゾワっとしてしまったのですが、文章として読むとそれほど怖くはないかも。
でも実際に体験したら多分発狂してしまいます。
目だけ?ってよく言われるんですが、目が印象強すぎて他の事が霞んでしまうんですよね…。

名前: 緋咲 ¦ 05:57, Sunday, Apr 26, 2009 ×


文章・・・0
希少度・・・1

これは何か物怪の類なんでしょうか?
目は光を反射しているのではなく、自ら発光しているんですよね。
そんな怪しい存在なら見てみたいと思いますが、子供の頃にこんなの見たらそりゃあ怖いでしょう。
やっぱり裏の墓地とか海から来たんでしょうかね?
まあ何にせよ、こんな奇妙なモノが出てくる話はわりと好きです。

名前: 鹿太郎 ¦ 19:26, Monday, Apr 27, 2009 ×


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