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水底より
中一の冬休みだったと思う。
毎年恒例になっている、母方の叔父の家へ遊びに行った時の事。
夜九時くらいに、酒を飲んだ叔父と夜釣りの話で盛り上がり、釣りに出かけた。
叔父の遊び用の小さなエンジンボートで、港から50メートルほどの所で釣りを始めた。



…………

この作品は超-1/2009作品集【恐怖箱 超-1怪コレクション 女郎花】に収録されました。
続きは【恐怖箱 女郎花】でご覧下さい。

【恐怖箱 超-1怪コレクション 女郎花】加藤一 編
https://www.amazon.co.jp/dp/4812439450



04:22, Saturday, Mar 28, 2009 ¦ 固定リンク ¦ 講評(15) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(5) ¦ 携帯


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■講評

文章 1
怪異 1
怖さ 0
衝撃 0

のんびりと安心して読める「怪談」だった。
牛というのは牛鬼のバリエーションなのか?
「松坂牛かの?」と剛胆な叔父さん、叔父さんのあっけらかんとした明るさがきっと魔を祓っているのだと思うよ。
民俗学的にもなかなか面白い作品群だと思う。漁村や漁師の暮らしの一端が感ぜられるので。


名前: くりちゃん ¦ 14:30, Saturday, Mar 28, 2009 ×


なんだかほのぼのとした雰囲気もあり、怪異としてもなかなか興味深い話ではあるのですが、牛の描写が何だかややこしく、状態が解り辛かったように思えます。
「黒目が全くない白くぼんやりと光る目が、海面すれすれに浮いた状態で…」とあったので、てっきり半身だけ出てるのかと思ったら、「四つ足で立ってこの大きさ。」と来たので、海面に立って頭を垂れながら目だけをこっちに向けているような、なんか変な格好をイメージしてしまいました。
その格好が怪異なのかただの描写不備なのかがハッキリとしなかったので、ここだけもうちょっとスッキリしてると良かったかなぁと思います。

文章:0 怪異:1

名前: PM ¦ 19:05, Saturday, Mar 28, 2009 ×


牛が現れた時の様子がちょっとわかりにくいというか、イメージしにくいというか。
しかし海からデカイ牛ですか。それがえびす様なのかそのおつかいなのかはわかりませんが、凄い話ですね。雰囲気もとても良いと思います。
叔父さんは本当は見えていて、身の周りで起こる怪異の事もよくわかっているんだけど、何かの理由で気づいていないふりをなさっているのかもしれませんね。


名前: ひぐらし ¦ 20:04, Saturday, Mar 28, 2009 ×


夜釣りにでかけて、海から現れた牛は、えびす様なのか?でも自分には見えて叔父には見えないものなのか?そのえびす様は、海の神様なのか?出くわす時は、日一番の獲物をあげ、漁の無事を願うとはそういうことなのか?と思ったから。

名前: ジャック ¦ 20:28, Saturday, Mar 28, 2009 ×


静かに進んでいきながらもたるみの無い文章で怪異がきっちり入ってるいいお話だと思いましたが、牛の描写だけひっかかりを感じました。
牛は草を食むような姿勢で、頭を船の近くまで下げていたのでしょうか?
「海面すれすれ」で、泳いでいる時のように頭と背中の一部だけ見えていると勘違いしてしまいました。

名前: ゑな ¦ 22:55, Saturday, Mar 28, 2009 ×


こうして語り継がれる
風習には、ちゃんと意味があるんだなぁ、
とかこういう風習が残っているのなら、
まだまだ日本も捨てたもんじゃないなぁ、
とか微笑ましくなってしまいました。
筆者さんや、カヤ坊さんからしてみれば、
「怖かったのに〜」でしょうが、
この話は雰囲気が確立していて、
安定しています。

文章1 怪異1 雰囲気1

名前: ほおづき ¦ 09:18, Sunday, Mar 29, 2009 ×


どうもカヤ坊話は苦手だなぁ。この独特な方言がどうしても馴染まない。ま、そんなことは講評には関わるまい。
現れる筈のない場所に牛というと、樹海の中に巨大な牛が、という話を思い出してしまう。
割と色んな場所に居たりして、牛。
文章・0 構成・0 ネタ・0 恐怖・0

名前: 暗沌子 ¦ 00:42, Saturday, Apr 04, 2009 ×


「えびす様」再登場ですね。
このシリーズではこれが一番面白かった。
妖怪、牛鬼みたいでいいですねぇ。

名前: 黒蜜椿 ¦ 06:41, Tuesday, Apr 07, 2009 ×


怪奇1 文章0
海には得体の知れないものがたくさん棲んでいるのですね。このパターンでたくさんお話書けますねw

名前: じゅりんだ ¦ 23:47, Friday, Apr 10, 2009 ×


えびす様と牛って関係あるんでしょうか。
で、牛は波の上に立ってるんですね。
あー、それにしてもこの叔父さんいい。

名前: 悪夢狂乱丸 ¦ 17:42, Monday, Apr 13, 2009 ×


海にいる牛というと牛鬼を思い出します。
叔父さんの地域ではえびす様と呼んでいるんですか。
ちょっとイメージが違いますが一応神様なのでしようね。
それとも見る人によって見え方が違うのかもしれませんが。
海に牛とはびっくりですね。
本能的な怖さ、確かに伝わってきました。

名前: 桜子 ¦ 10:53, Tuesday, Apr 21, 2009 ×


水木先生の妖怪図鑑にあったような。牛鬼? 叔父さんは見える人じゃなくて感じる人でしたか。心強いですね、対処法を知ってる人と一緒にいると。見える人は特に。

名前: ひ ¦ 17:01, Sunday, Apr 26, 2009 ×


牛が現れたときの描写が若干分かりづらかったのですが、このシリーズの中では一番面白かったです。

名前: SPダイスケ ¦ 14:51, Wednesday, Apr 29, 2009 ×


なかなか凄い事が起きているのに、あっさりと読めてしまう文体のせいかすらりと読み終えてしまいました。
ちょっと牛のイメージが涌きにくかったです。
しかし海に牛とは・・・。
お魚をお供えしなければ海に引きずりこまれてしまうのでしょうか。

名前: 緋咲 ¦ 01:03, Thursday, Apr 30, 2009 ×


文章・・・1
希少度・・・2

興味深い体験ですね。
叔父さんには見えていなかったということは、「私」には牛という形に見えても他の見える人だとまた何か違ったものに見えていたのかもしれません。
叔父さんの飄々とした態度がとても良い味を出しています。
そういうものは居て当たり前ということなんでしょう。
希少なお話でした。

名前: 鹿太郎 ¦ 19:01, Thursday, Apr 30, 2009 ×


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