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落ち武者
私にも不思議なものを見たり聞いたりする事が多くあるのですが、今回は私をお腹に宿していた頃の母の話です。

母は霊感の類が全く無いと言っておりますが、実際はとても感性の鋭い母なのです。
本人が見たくないと思っているからただ見えないだけなのだと思います。


もう臨月にさしかかろうとしているある夜中に、何か重苦しさを感じ母は目を覚ました。
寝室の空気が、重くて冷たい。
体も強い力で押さえつけられているようで全く動かない。
これが金縛りなのか、と思ったそうです。

母はこの寝室に、確実に何かの気配を強く感じ取ったそうです。

何か恐ろしいものがいる。
タンスの上に。

母は恐怖に勝てず、目を開ける事は出来なかった。

目は閉じているのに、その何かが頭の中に浮かび上がってくる。

生首だ。

髪がザンバラで、物凄い形相で自分を睨み付けている生首がいる。

見えないのに鮮明に浮かび上がる恐ろしい生首のイメージ。

落ち武者のようだった。

まるで瞼の裏にスクリーンがあって、そこに映し出されているようだったと語る母。

もしかして気付かないうちに目を開けていたんじゃないの、と言うと

「ううん、絶対閉じてた。それだけは確か。なのにはっきり見えたの!だから余計に怖かったんだもの」

と答えた。



結局その日以降それが現れる事は二度と無かったそうだが、私よりも霊感の強い友人にこの話をしたところ

「きっとお前が生まれてくるのがイヤだったんだろうな。それでお母さんを脅したんだよ」
と言われました。

後にも先にも母が霊らしきものをはっきり見たのはそれだけだと言います。
私がお腹にいたから母がそんなものを見てしまったのか、お腹にいる時にそんなものを見たから私の第六感が冴えてしまったのかは知る由もありません。



08:53, Friday, Apr 03, 2009 ¦ 固定リンク ¦ 講評(17) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(5) ¦ 携帯


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■講評

子供がお腹にいるときと言うのは、
霊的な意味で無敵だと思います。
出産経験のある女性は、
これは「あるある」だと思うのですが…。

まぁ、男性にしてみれば、
体験しようのない「不思議な」事かも知れませんね。

名前: ほおづき ¦ 10:27, Friday, Apr 03, 2009 ×


落ち武者、やはりきましたね。
しかもストレートに。
そして怪異が弱い…。
これ、最終的に何が言いたかったのでしょうか?
妙に「私」の霊感に関する描写が目立ち、怪異がさらに埋もれてしまっているようにも思えます。
最後の友人の言葉もこれだけでは何も根拠がなく、突飛な印象を受けます。
もう少し、構成の見直しが必要なんじゃないかなぁと思いました。

文章:-1 怪異:0

名前: PM ¦ 19:30, Friday, Apr 03, 2009 ×


タイトルに
“……”
と思っていたら、そのまんまのお話ですね。
お母さんは怖い目をされたとは思いますが、ザンバラ髪の落ち武者ネタはもはや手垢まみれで、いまどきそこそこの話では誰も怖がらないと思います。
また、
“きっとお前が生まれてくるのがイヤだったんだろうな。それでお母さんを脅したんだよ”
はただの憶測でしかなく押し付けがましく思えます。
最後のくだりにある様に、お母さんが怪異を見たのは作者さんの影響がどうかはわからず、ただ単にお母さんの目撃談、として書くべきだったのでは。



名前: ひぐらし ¦ 21:31, Friday, Apr 03, 2009 ×


文章 0
怪異 0
怖さ 0
衝撃 0

「きっとお前が生まれてくるのがイヤだったんだろうな。それでお母さんを脅したんだよ」の根拠が明らかにされていないので、気になって作品に入り込めない。
「落ち武者」というようにそのものズバリ言い表す言葉を使うよりも、そのモノの姿形を懇切に描写した方がマンネリ感がなくてよかったと思う。

名前: くりちゃん ¦ 22:49, Friday, Apr 03, 2009 ×


友人の発言がどうにも不快というか、その発言はどういう裏づけがあるんだと言いたくなりました。
お母さんは怖い思いをされたと思いますが、「怪談」としては無駄な部分が多い気がします。

名前: ゑな ¦ 23:03, Friday, Apr 03, 2009 ×


筆者は、きっとその落ち武者が、自分が生まれてくるのが嫌で母を脅してたのか、それとも妊娠してたから感覚が研ぎ澄まされて嫌な者を見てしまったのかわからないから。

名前: ジャック ¦ 00:46, Saturday, Apr 04, 2009 ×


タイトルは大事なんですよ。答を先に言ってから出されるクイズなんか、誰も面白いとは思いません。
落ち武者というだけで苦笑する方も多いのではないでしょうか。
文章・-1 構成・-1 ネタ・-1 恐怖・0

名前: 暗沌子 ¦ 11:45, Sunday, Apr 05, 2009 ×


 ここで実際に感じているのは気配のみ。目を閉じていたけれど見えた、と言っても、それはそういうイメージが浮かんだ、というだけの話なので怪異なのかただの妄想なのか区別できない。最後の友人の解釈も何故そう思うのか根拠もなくただの想像でしかない。しかも母は「全く霊感がない」といいつつ「感性が鋭く」でも「霊らしきものをはっきり見たのはそれだけだ」と評価が二転三転している。
 文章もですますが突然言い切りになったり、安定していない。

名前: ときの ¦ 17:15, Wednesday, Apr 08, 2009 ×


怪奇0 文章0
これは微妙ですね。お母さんが妊娠中で気持ちが高ぶっていたというのもあるし・・・。体験談としては恐ろしい話だと思うのですが…。

名前: じゅりんだ ¦ 15:08, Friday, Apr 17, 2009 ×


体験者は不思議な体験をするという事ですからお母様もその影響で一度きりの体験をしたと考えるのは自然ですね。しかし霊感の強い友人、意地悪ですねー。
文章:0
体験:0

名前: もめん ¦ 05:25, Sunday, Apr 19, 2009 ×


う〜ん、きれいにまとまってはいるのですが…。
まんま落ち武者の生首なんですね。
首から血が滴り落ちていたとか顔に傷があったとかなにか特徴はなかったのでしょうか。
その辺がリアルさに欠けるのかもしれません。
読みやすい文章ですがあっさりしすぎの感があります。

名前: 桜子 ¦ 20:14, Tuesday, Apr 21, 2009 ×


お母さんの話と言いながら、結局自分を前面に押し出そうとしていませんか。

名前: 悪夢狂乱丸 ¦ 17:28, Saturday, Apr 25, 2009 ×


生首を直接見たわけではないことと、霊感の強い友人の判断のみでは説得力に欠けるように思います。
「私」が見える人であるのだと思うのですが、それとこの怪異が繋がるというのは少し都合がよく思えてしまい残念。
根拠のある事実がないと思いました。
ネタばれも気になりましたし・・・

名前: 黒蜜椿 ¦ 06:25, Monday, Apr 27, 2009 ×


文章・・・-1
希少度・・・0

文章に締まりがありません。
ですます調だったものがいきなり断定口調になり、またですます調になったり、母の視点になったかと思えば再び語り手の視点になったり。
「霊らしきものをはっきり見たのはそれだけだ」と言っているそうですが、はっきりとは見てないんではないですか?
何が起きたのかはよく分かるのですが、読んでいて気になる点があまりに多く、この点数にさせていただきました。
本として出版される時は公正が入るとはいえ、ここまで気になる箇所が続くと良い点を差し上げることはできません。

名前: 鹿太郎 ¦ 18:21, Monday, Apr 27, 2009 ×


文章に無駄な部分が多く、肝心な落ち武者の描写や、目を閉じていても見えたという表現がアバウト過ぎて全くリアルさが出ていません。
“私”の部分は全部削ってお母さん視点で話を書いた方が良いと思います。
全体的に、非常に雑な印象を受けました。

名前: 緋咲 ¦ 07:32, Thursday, Apr 30, 2009 ×


タイトルがストレート過ぎましたね。
内容的にもちょっと弱いと思います。

名前: SPダイスケ ¦ 10:45, Thursday, Apr 30, 2009 ×


今回は一人称で書く人が目に付くようです。初めて参加した人が多いのかな。
これはちょっと書き方が乱暴なところがありますね。怪異も、金縛りと落ち武者の生首は定番というか。

名前: ひ ¦ 21:20, Thursday, Apr 30, 2009 ×


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