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ろてあ

鈴の音

訪れるもの 二題

緑の人影

夫の死から

落ち武者

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鈴の音
この話を信じてもらえたためしが一度も無いのですが、私が体験した中で2番目に怖かった話をしましょう。

小学6年生の夏休み、8月中旬。
私は2階にある自室で宿題を片付けるために朝から机に向かっていました。
途中でお昼休憩を挟むと、異常なほどの睡魔に襲われます。
別に寝不足でも何でもないのにおかしいとは思いつつ、もう目も開けていられないほどに眠くなり……。
我慢が出来なくなって、少しだけのつもりで布団も敷かず、畳の上にそのまま横になりました。

すぐにうとうとし始めました。

すると…横になってから1分もしない内に、強烈な金縛りに遭ったのです。
近くで飛行機でも飛んでいるような錯覚に陥る程の耳鳴りと、強烈な力で体を押さえ付けられているような金縛り。
いつの間にか眠気は覚め、意識ははっきりしているのに何故か目は開きません。
ですが、この部屋では割とこんなことが日常茶飯事だったので、あまり恐怖感はありませんでした。
が…しばらくしても金縛りは解けず…それどころか変な音が聞こえてきたのです。
右の方向から川のせせらぎのような音が。
クーラーがつけっぱなしになっていたので、排水の音かな?とも思ったのですが、クーラーにしては音が近すぎるのです。
しかも一向にやまない。
それどころか音は段々大きくなってきます。
そしてその音に混じって聞こえてくる
『シャン、シャン、シャン、シャン、シャン』と言う鈴の音。
鈴と言っても小さいものではなく、大き目の鈴が何十個もついているような変な音でした。
流石に段々怖くなってきて、必死に金縛りをとこうと頑張りました。
が、今度は自分の上で何かが動いているような気配がする事に気付くのです。
相当パニックになり、一刻も早く目を開ける事しか考えていませんでした。
そしてやっとの思いで重たい瞼をうっすら開く事に成功したのです。
そしてその時、私の目の前にあったものは…。

人形だったのです。

日本人形の首だけが、ぐるぐると物凄いスピードで、私の上で回り続けていました。
そしてその人形が一回りする度に鈴が揺れるような音がする。
私は目を開けたまま、余りの恐怖に声も上げられず、ただ黙ってその非現実的な光景を見つめていました。
すると、人形の首が私に後頭部を向けた状態で急激にピタッと動きを止めたのです。
それと同時に耳鳴りも、水の音も、鈴の音もやみました。
しばらくその人形はじっとしていましたが、よく見ると少しずつ私の方に向き直ってきていました。
しかし私の体は、相変わらず全く動かず逃げる事もできません。
永遠とも思える時間の中でゆっくり人形の首は周り、最後にぐるんと人形は私の方を向きました。

人形の顔は、この世にこんなに恐ろしい顔は無いと本気で思えるほど凄まじいものでした。
目は顔の三分の一位の大きさで見開かれ、口はからくり人形のようにカパッと大きく開き、その中は真っ赤でした。

私はその顔を見るなり、気を失いました。


数日後、母に日本人形が家に無いかと聞いてみると、市松人形を持っていたらしいのですが、祖母が勝手に捨ててしまったんだそうです。

その人形と私が見たものに関連性があるのかどうかはわかりませんが、私があの時聞いた鈴の音は、今思うと錫杖の音に似ていた気がします。

ちなみに、この話を書いている間中頭がキリキリ痛かったです。
書き終えた途端痛くなくなったのですが、何も起きませんように……。



08:55, Friday, Apr 03, 2009 ¦ 固定リンク ¦ 講評(17) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(5) ¦ 携帯


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» 【−2】鈴の音 [日々、追憶…から] ×
一番目に怖い話は…?と思わず思ってしまいました。何かの雑誌とかの恐怖体験を読んでいる印象でした。だから尚更、盛り上がりもなく、繧... ... 続きを読む

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 この文体、この締め方、ムーの投稿コーナーを思い出すなぁ。 ですます調はやっぱりテンポが悪いです。 怪異としては中々のものなので�... ... 続きを読む

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え〜、同じような前フリを今大会で見ております。この前フリはハードルを上げるだけか、一番目の話を出してくれ、という突っ込みが入っちゃ... ... 続きを読む

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ああ、この冒頭の一文で落胆してしまった。こういう前振りがあるのに限ってロクなもんじゃない、というイメージが付いてしまっているもので。で、ラストの「ちなみに〜」以降も同じ。この大会の参加者には日常茶飯事で、皆大なり小なり似たような事はある。言う必要がない ... 続きを読む

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一昔前の投稿怪談のノリで書かれているという印象である。 ある意味非常に怖い体験なのであるが、あやかしの描写が平板で、なおかつ体験者の恐怖感が紋切り型であるために、怪異が本来持っているだろう迫力が感じられなかった(“ですます調”を改めるだけでも少しはま .. ... 続きを読む

受信: 04:17, Thursday, Apr 30, 2009

■講評

1番目に怖かった話はどうしました?
それを絡めないのであれば、わざわざ2番目と書く必要は無かったかと思います。

で、人形の首が回っている時、どういう回転だったのでしょう?
その場で縦回転? 横回転?
ぐるぐると飛びまわってた?
ちょっと肝心の部分の描写が解りづらかったり、怪異部分で微妙な誤字があったりと、文章の粗が気になり、なかなかイメージし難かったように思えます。

書いてる時に頭が痛かったとの事ですが、これもわざわざ書く必要はないかなぁと思います。
この大会に参加してれば、まあ何かあっても不思議じゃないかなぁと。
今大会で言えば、私もある話を講評している間、ずっと右の肩甲骨辺りを親指でぐーっと押されるような感触ありましたし…。
まあ、こういうの書くなら別の話として、ですかねぇ。

全体的に、書き方で損しているような印象でした。

文章:-2 怪異:0

名前: PM ¦ 20:00, Friday, Apr 03, 2009 ×


どうして二番目なのですか?
一番目はすでに投稿されたのですか?何にしても書き出しでスベっていますね。
また、体験者としては怖かったと思いますが、鈴の音、人形、のネタはすでに手垢まみれで、何か他とは違う様な内容でないともはや誰も怖がりも驚きもしないと思います。
最後のくだりは作者さんの
“ね、怖いでしょ?ね?”
という念押しの様で、いやらしく思えます。


名前: ひぐらし ¦ 22:02, Friday, Apr 03, 2009 ×


とりあえず何番目に怖いかはいりません。
人形がゆっくり振り向くところや形相は怖いと思いましたが、
怪異以外の文章で非常に損をしてる気がします。
最後の2行でイラッとしました。

名前: ゑな ¦ 23:45, Friday, Apr 03, 2009 ×


この作者は、何故体験した中で2番目を選んだのか?どうして話を書いている間中頭がキリキリ痛く、書き終えた瞬間痛くなくなったのか?祖母が勝手に市松人形を捨てた人形の怨恨の様な物を感じるから。

名前: ジャック ¦ 01:34, Saturday, Apr 04, 2009 ×


ごめんなさい!
先に謝っておきます。
相当怖かったんでしょうけれど、
笑えて仕方がなかったです。
表現が…なのか形容がなのか、
分かりませんが、
想像すると、出来の悪いコントのようで、
可笑しくて仕方なかったです…。

お気の毒に1

名前: ほおづき ¦ 10:41, Saturday, Apr 04, 2009 ×


文章 −1
怪異 1
怖さ 0
衝撃 −1

同じ書き手の人かなあ…同じ傾向の文章を何度も読むと疲れてくるし、何か枝葉の多い文章でイライラしてくる。
図書館の「ヤングアダルト」の棚に置いてある本にありそうな話。

名前: くりちゃん ¦ 10:53, Saturday, Apr 04, 2009 ×


>この話を信じてもらえたためしが一度も無いのですが、私が体験した中で2番目に怖かった話をしましょう。

これ、禁じ手にしません?w なんかもう、この手の出だしに寒気がするようになってしまった。
中身は意外と怖いものだったが、こういう書き方をすると怖くなくなるという反面教師のような話。
文章・-1 構成・-1 ネタ・-1 恐怖・-1

名前: 暗沌子 ¦ 12:29, Sunday, Apr 05, 2009 ×


 ここまでC級怪談と都市伝説の記号を鏤めまくった作品をわざわざ投稿してくるとは。かえって確信犯のような気すらしてくる。何かM的な快感を得たいとか。
 とにかく真実がどうであろうと実話であろうと無かろうと、ここまでインチキ・創作であることが明白な「記述法・展開」を取られては信じろと言う方が無理。
 何より致命的なのは、怪異自体ありきたりで全く怖くないこと。これでは救いようがない。

名前: ときの ¦ 17:36, Wednesday, Apr 08, 2009 ×


怪奇0 文章0
人形が何か訴えたかったのでしょうか?文章の尺を短くして削った方が怪異にまとまりが出たのではと思いました。

名前: じゅりんだ ¦ 15:25, Friday, Apr 17, 2009 ×


素敵な小学校最後の夏の思い出、ですね。
人形がぐるんと回ったり、ゆっくり回ったり、そして口がカパッと真っ赤に。読んだ私のイメージではその顔は笑っていて、それが逆に怖い想像を引き起こしました。しかも書いてる途中に頭が痛いとの事ですが、怪異は続いているのですかね、部屋に人形はありませんか?

文章:0
体験:1

名前: もめん ¦ 04:55, Sunday, Apr 19, 2009 ×


そうですか、2番目なんですね。
しょっぱなから読む気を失くさせてどうするんですか。
こういう書き方は損ですよ。
1番も2番もないの、こんなに怖いのよ、と、自信を持って書いてください。

日本人形の首だけが鈴の音と共に回っている状況は絶対怖い。
なのに怖くないのはなぜでしょうか。
一生懸命状況説明をしているのですが書き方のせいか、
まったく恐怖感がわいてきません。
頑張って書いてくれたのにごめんなさい。

名前: 桜子 ¦ 17:58, Tuesday, Apr 21, 2009 ×


ん〜、これ怖いはずなんだけどなぁ。怖く思えない。
一番怖いの書けばよかったのに。もちろん「私が体験した中で一番目に怖かった話をしましょう。」などと書かずにね。

名前: 悪夢狂乱丸 ¦ 18:10, Saturday, Apr 25, 2009 ×


なんで二番目?
読みながらずっとそのことが頭から離れ無かった。
単純に一番怖い話を読ませてくれませんか?という気持ちです。

名前: 黒蜜椿 ¦ 06:45, Monday, Apr 27, 2009 ×


文章・・・-1
希少度・・・0

起きたことを事細かに書かれていますが、あまりに細かすぎて読んでいて疲れます。
体験された方は怖かったのでしょうが、話として聞くと怪異自体は派手さもありませんし、恐怖はあまり伝わってきません。
ここは長々と細かいところまで説明するよりは、人形なら人形という風に、どこか一つに的を絞り、そこを重点的に書いて一気に終わらせた方が印象に残ったのではと思えます。

名前: 鹿太郎 ¦ 23:49, Tuesday, Apr 28, 2009 ×


怖かったということをとにかく、とにかく伝えよう!という思いが先走っているように思います。
それが読み手を余計に白けさせてしまいますね。
いっそ他人事のように淡々と書いた方が伝わりやすかったかもしれません。
最初と最後の2行ずつを削っただけでもかなり印象は違ったでしょうが・・・。

名前: 緋咲 ¦ 08:03, Thursday, Apr 30, 2009 ×


あえて2番目に怖い話 という意図が見えてきません。
最初の2行を読んだ段階で気持ちが萎えました。

名前: SPダイスケ ¦ 10:59, Thursday, Apr 30, 2009 ×


目の前に人形が浮かんでいて首だけをぐるぐる回していたり、いきなり止まって後ろ向きになった頭が徐々にこちらへ向いてくるところなどを想像すると、その恐ろしさに自分でなくて良かったとマジに思いました。人形愛と人形恐怖が背中合わせなもので… 
ただ最後は蛇足かな。ちとわざとらしい感じがします。
これは個人的な感想で恐縮ですが、一人称の文体ではもう読みたくないかも。文章のレベルが高くても。息苦しいんですよね。

名前: ひ ¦ 22:35, Thursday, Apr 30, 2009 ×


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