超-1/2010審査用チェックリスト
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小沢さんが子供の頃に見た光景である。 夏休みになると、一日だけ学校に集まる日があった。子供達は夕方から集合し、盆踊り、花火大会、肝試しと順番に楽しむ。勿論、大人が見守っては居るのだが、前面には出てこない。大人達の考えとしてはこの日の体験で、子供の自主性を養うという大きな目的があったようだった。 花火大会までが無事に終わり、残されたのは最後の肝試しだけとなる。 小沢さんは年齢上、学校横の小山周辺をお墓経由でぐるりと一周するコースを割り当てられた。距離にして三キロ弱の肝試し。子供に歩かせるには、結構な距離である。 大人は途中途中で、隠れて様子を窺っているが驚かせるのが目的では無い。山道を歩くこともあり、パニック状態に陥った子供がルートを外れないように見守っているのがその役目だった。 いよいよ小沢さんの番になり、懐中電灯を片手に歩き始める。しかし、当の小沢さんは全然怖がっていなかった。――所々で知り合いの人を見掛ける。隠れているつもりなのだろうが、見え見えな隠れ方だった。 見守られている…、そう思えたことで恐怖心を何処かに消し去ることが出来た。 途中から道を外れて山道を歩く。獣道のような登り道だが、これが本来の正しいコースになる。 十分ほど登り切ったところで墓地に出た。お墓の横を擦り抜ける様に歩いていると、奥の方でぼんやりと光る明かりが見える。 (なんだろう…?)テクテクと明かりの方へ歩き出す。 明かりまで五メートル程先、というところまで近付いた時。 ――光っていたのは、お墓そのものだったことに気付いた。 お墓全体が仄かに青白く光っている。 陽炎のように朧気でありながらも、遠くからも確認できる。とても幻想的で不思議な光景だったという。 怖さを感じることもなく、お墓に見蕩れている内に、後続の友人も惹かれるように集まってきた。ワイワイと騒いでいる内に、最後の順番の者まで集まり、最終的に七人がその場に居合わせることとなる。 「何だこれ?」「光る墓じゃないの?」他のみんなも怖がることなく不思議そうに眺める。 「懐中電灯の明かりが反射しているんじゃないの?」という話になり、一斉に明かりを消す。 しかし、更に明かりの青白さは強まったように感じた。どうも反射では無いらしい。 暫く全員で頭を悩ませていた時、「おーい!!」と遠くから聴き慣れた声がする。 懐中電灯を向けると、担任の先生と六人の大人が迎えに来ていた。何時まで経っても帰ってこない為、探していたと安心したように言われる。 六人の友人達は、それぞれ大人に手を引かれながら学校へと戻り、小沢さんは担任の先生と一緒に帰ることになる。そこで、その場で疑問をぶつけてみた。 「先生、何でお墓が光るの?」 「月明かりに反射しているんじゃないかな」 「先生、今日は月が出てないよ!」 この問いに先生は何も答えることなく沈黙したまま、学校に向かって早足で歩き出した。 どうしても納得出来ない小沢さんは途中でお墓を振り返ってみる。まるでそのタイミングを狙っていたかのように、仄かな明かりはスッと消えてしまった。先生にも声を掛けて見てもらうが、「そうだね。消えたね」と言うだけでそれ以上は何も話してはくれなかった。 翌日になり、小沢さんは親から訊かされる。 ――光っていた墓は、児島さんのお墓だと。 実は昨日のうちに大人の間で噂は広まっていた。 小沢さんの四つ下に児島君という子供が居たのだが、その子は先月、一人で遊んでいる最中に事故で死んでしまった。 本来なら参加する筈だった肝試しに興味を持っていたんだろうと…。一緒に楽しみたかったのだろうと皆、口々に言っていたそうだ。 「僕達が集まって騒いでいたのが良かったのかもしれません。あれ以来、お墓が光ることは無くなったようですから…」 一緒に楽しみたいという想いがあの明かりを作ったのだろうと、あの場に居た全員が信じている。 …只一人を除いて。 実は担任の先生からも同じお話を訊けた。 先生は、生徒や親には言えなかったことがあった。小沢さんと一緒にお墓から離れた時、先生のズボンの裾をぎゅっと握り締めてついて来た子供がいたという。見た目は普通で生きている人と区別が付かない様相をしていたとのことだった。 ――児島君だった。 児島君は一週間ほど先生の家に居続け、ただ黙って部屋の隅で体育座りをしていたらしい。 日に日に薄く消えていく児島君は何をする訳でもなく、怖くも無かったという。 唯一困ったことは、夜になると青白く発光していたことだが、理由は最後まで判らないままだった。 「教師である以上、言えることと言ってはいけないことがありますから…」 先生は転勤でその地を離れた今だからこそ話せたという。親御さんの気持ちを考えることも教師の務めだと話を締め括った。
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» 【 2】夏休みの記憶 [超-1/2010講評用ブログから] × 怖さ 1、珍しさ 1子供の霊が、みんなと遊びたくて現れる。という話は、よくあるものだと思いますが。出てくる直前の、墓自体が光るという描写は、珍しいと思いました。肝試しは怪談の王道で、懐かしい気持ちになりました。 ... 続きを読む
受信: 18:40, Tuesday, Feb 02, 2010
» 【0】夏休みの記憶 [【超-1】講評専用ブログ 〜闇夜に鴉がにゃあと啼く〜から] × ネタとしてはやや小振り。類話も良く聞く。これは前半のエピソードの印象。ある種の雰囲気は出ていると思うが、話自体はもう少しコンパクトに纏められたのではないだろうか。ただ、後半の視点の違う先生の体験談が、この話をありふれたネタにせずに済んでいる。前半をも ... 続きを読む
受信: 18:57, Tuesday, Feb 02, 2010
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受信: 05:08, Wednesday, Feb 03, 2010
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受信: 10:32, Wednesday, Feb 03, 2010
» 【+1】夏休みの記憶 [闇夜に紛れて覗く者から] × 二つの視点からの体験談を取材し、纏め上げたことは評価に値する。起きた現象も希少度が高いといえる。ただ少々文章が冷静すぎた感は否めない。子供視点の文を子供らしく。教師の視点を大人らしく。この二つの文型を上手く融合させると、更に評価は高まったと思えるだけ ... 続きを読む
受信: 12:43, Wednesday, Feb 03, 2010
» 【+1】夏休みの記憶 [実話怪談大好き!から] × JUGEMテーマ:実話怪談コンテスト 良くも悪くも起承転結全て語った、という印象を受けた。 同じ全てを語るのであれば、構成を誤ったと思う。 登場人物の中で一番怖い思いをしたのは先生だと思うから、本当は先生の視点で書かれた方が体験談として生きたかな。 肝試 .. ... 続きを読む
受信: 11:57, Thursday, Feb 04, 2010
» 【+3】夏休みの記憶 [最恐の実話怪談でてこいやぁ!!から] × 体験者の気持ちが伝わってくるよい実話怪談でした。もう少しだけ文章が纏めそうな気も ... 続きを読む
受信: 16:26, Tuesday, Mar 16, 2010
■講評
雰囲気のある話です。色が見えてくるとでも言うのでしょうか、怖くはありませんが、良い話でした。 後から後から事情が変わっていく書き方ですが、ややまとまりに欠けるかも。構成を一考すれば、夏の情景を切り取った素敵な話に進化したかもしれません。 ネタ・1 構成・0 文章・0 恐怖・0
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名前: 一反木綿豆腐 ¦ 12:18, Monday, Feb 01, 2010 ×
雰囲気を出すためなのか、文章の端々から少々演出過剰な印象を受けます。 それが返ってわざとらしさを感じさせ、怪異となる部分への集中を妨げてしまっているように思えました。 文章力のある著者様かと思いますので、あまり色を付けようとせず、素直な文章で構成してみてはいかがでしょうか。 話自体も長い割りに小ネタの部類に入るものかと思いますので、1ページに収まるくらいの文章量にまとめられれば、バランスの取れた話になったんじゃないかな、と思います。
文章 0 希少性 0
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名前: ていさつUFO ¦ 19:44, Monday, Feb 01, 2010 ×
衝撃的な事象や怖さはないものの、子供の純粋な好奇心と、親御さん、先生それぞれの思いを丁寧に綴ることで、切ないひと夏の思い出として仕上がっています。 こういうお話は、何年経っても、同窓会で語られたりするんだろうなあ。(+2)
家までついてきた児島君を受け入れるくらいですから、優しい先生だとは思うのですが、締めの「教師である以上〜」以降は余計だったかも。 「教師の務めだ」が、お堅い雰囲気だからかな?急に現実に引き戻されたような気がしました。(-1) |
名前: 雨四光 ¦ 21:18, Monday, Feb 01, 2010 ×
状況説明で不足な点はないのですが、小説的で説明過多に感じる。そのために全体の流れが平板になり、見せ場が弱くなってしまっている。 見せ場を定めた上でそこへ辿り着くまでを短くし、見せ場の状況と心理描写に比重を置くと、上記問題点が改善できるのではないかと思われる。 体験談としては生徒と教師双方の視点での違いなどがあり面白い素材だが、文章と構成でそれが損なわれてしまった印象である。 |
名前: amorphous ¦ 22:57, Monday, Feb 01, 2010 ×
個人的にこの程度の規模の話が好きです。 描写も丁寧で,佳作として仕上がっていると思います。 怖がらせるための話,というよりは不思議を語る話としてなかなか味わい深いと感じました。 |
名前: 捨て石 ¦ 11:51, Tuesday, Feb 02, 2010 ×
小沢さんは年齢上〜とあるが、小学何年なのかが書かれておらずいきなり疑問を感じてしまう。筆者がどのような経緯で小沢さんと転勤した先生の両方から話を聞くことができたのかも気になった。 怪異としてはお墓が光るという小ネタながらも、先生の後日談がつくことによってなかなか面白く読めた。怖さに舵を切るなら、先生のズボンを握った瞬間に心臓の針が振り切れるように演出するのが妥当だろうが、不思議に舵を切って淡々と纏めるほうがこの作品にはあっていると思われる。 「いる、いた」など現在形と過去形の使い方、「という、ことだった」という伝聞の差し挟み方に若干の違和感を覚えた。それを的確に使うことによってさらに臨場感、緊張感が生まれたのではないかと思う。(内容+1、文章−1) |
名前: サルゥ ¦ 12:54, Tuesday, Feb 02, 2010 ×
文章力 +1 稀少度 +1 怖さ 0 衝撃度 0
「どうして?なぜ?」という子供のいぶかしがる様子が丁寧に描かれている。そのために、「怖い話」というよりも「不思議な話」として読めてしまう。有り体に言えば冷静すぎて怖くない。 終わりの方の担任の先生のお話には怖さよりももの悲しさを覚える。 お墓自体が発光する話は、私には初見です。
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名前: つなき ¦ 21:51, Tuesday, Feb 02, 2010 ×
文章-1 内容1 怖さ0 ネタ1
文章:状況の説明が多すぎる。年齢上という書き方でなくてもいいと思う。大人がいる理由、小沢さんが怖くなかった理由、それぞれ、本文の内容に直接関係がないように思える。先生の、墓が光って見えることを月明かりに反射してもくだりは最期の先生の告白に絡ませたほうがよかったように思う。
内容:三段オチになっている点は面白い。構成の点でもっと練ってほしかった。
怖さ:いい話だと思う。怖さは全くないが、怖いものを求めるような内容ではないと思う。
ネタ:お墓が光るというのが面白い。それを子供たち全員が見えていたということも興味深い。 |
名前: ぬんた ¦ 20:40, Wednesday, Feb 03, 2010 ×
ラストに軽いどんでん返しがあるので、これを踏まえて再読すると怖さが増しますね。 初読時は「月が出てないよ!」に返す言葉が見つからないから、無言で早足で歩きだしただけだと思いました。そしてそれは自然なことで、「返答に困るよな」と先生に同意し、お話と一体化する瞬間でもありました。 それが、実はそうではなかったというオチが効いていると思います。先生の「親御さんの…」というセリフもこの話にしみじみとした読後感を残して、味があると思いました。
・臨場感0 ・没入度+1 ・表現0 ・恐怖+1 |
名前: ダイタイダイダイ ¦ 23:51, Thursday, Feb 04, 2010 ×
文章0 恐怖0 希少0 魅力0
前半と後半で印象がガラリと変わるお話ですね。 視点が変わるとこうも違うものなのかと思ったのと同時に、前半から後半への移り変わりがもっとスムーズであったなら、更に不思議で不気味な後味の悪い話になったのではないかと思います。
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名前: 幻灯花 ¦ 00:15, Sunday, Feb 07, 2010 ×
複数の体験者から話を聞きだした取材力に感服しました。 肝試し中の体験者の心情や、光る墓の幻想的な情景をしっかり描ける文章力を活かして、もう少しコンパクトに纏めるとより良くなったと思います。
取材力+1 文章+1 構成-1
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名前: ランプ ¦ 02:11, Tuesday, Feb 09, 2010 ×
[霊]が生前一番強く想いを残した場所や人に現れるとすれば 8歳足らず?(文の内容から判断すると)で短い生涯を閉じた[児島くん]の経験の中では 最後で最大の楽しみが、[肝試し]だったんだな。。と、せつなくなりました。 自分のお墓を光らせて[ココニイルヨ]と一生懸命アピールしたり 先生のズボンの裾をギュッと握っていたりなどの文を読むと ただ[皆と楽しみたい]という児島くんの純粋な子供らしい気持ちが伝わってくるようでした。
そして 冷静な小沢さんや他の生徒達誰もが怖がることもなく むしろ児島くんの霊の想いを感じとり、納得していること また児島くんの親に配慮して口を閉ざしていた先生など 淡々とした文面ながら全体から受ける悲しくも優しい印象は 作者の人柄まで表れているようで好感が持てました。(内容+1)
文の構成は 起承転結がしっかりしていると思います(+1)
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名前: RON ¦ 21:11, Wednesday, Feb 10, 2010 ×
児島くんは遊びたかったのでしょうかね。 光るお墓と先生のところに現れた子供の霊。しかし墓は青白く光ってみんなに見えたのに、児島君はその時は光らなかったのが気になります。 先生が当時話さなかった事は親御さんの事を考えて話さなかったのですね。偉いですね。
文章=+0 怪異=+1 心情=+1 合計=+2
以下余談です。
実話怪談ということで、全ての話を実話である事、怪談である事を前提として講評します。出来るだけ以下の指標でやってみたいと思いますが最後は私の好みです。
文章 −1〜+1:上手下手を指摘する技術は無いので、読みやすいかどうか。 怪異 −2〜+2:怖いか、面白いか、珍しいと思うかなど。 心情 −1〜+1:畏敬の心があるか、あとは人情があるかなど。 よろしくお願い致します。 |
名前: 鏡餅 ¦ 14:20, Monday, Feb 15, 2010 ×
これは、小沢さんの四つ下の児島君が、先月一人で遊んでいる最中、事故死した無念から、先生や生徒達に肝試しの最中に墓を光らせたり、家に居座ったり、生前と変わらない姿でズボンの裾を握りしめていたのは、一緒に遊びたいという気持ちから。 |
名前: 天国 ¦ 22:59, Tuesday, Feb 16, 2010 ×
個人的に恨みつらみや呪いの話を聞いているせいか、夏休みの小さな思い出といった感じの内容が何故か和んで逆に良かった。
お墓全体が光るのを怖いと思わず、幻想的と眺めるのも子供らしいリアクションだと感じた。 |
名前: 昭雄 ¦ 03:17, Thursday, Feb 18, 2010 ×
一番乗りですね、おめでとうございます。
ネタ的には不思議譚のような感じですが、取材がしっかりされていた事と、一人ではなく先生からもお話を聞けた、という希少な経験をされたという印象です。
お墓が光るだけではなく、そこからついてきた子供。その時には消えるお墓の光。 そして今度は亡くなった子供が光る、というお話は興味深く読ませていただきました。
ここであからさまに怖がらせたり、それを煽った書き方をしなかったのが、正直にあったままを書かれているようで好感の持てる文章でした。
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名前: 鶴斗 密喜 ¦ 00:07, Thursday, Feb 25, 2010 ×
なかなかに面白い話だと思います。 が、ラストあたりの先生の体験談をオチとするのなら、お話のはじめの肝試し等の部分はもっと短く整理した方が良かったのでは。 先生の体験談部分までくると、前半の部分がなんだか変に長くて無駄の様に思えるのが残念です。
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名前: どくだみ茶 ¦ 11:20, Tuesday, Mar 02, 2010 ×
名前: 極楽 ¦ 10:52, Wednesday, Mar 03, 2010 ×
怪談点・・・1 文章点・・・0
話としてはまずまずですが、構成は再考の余地ありと思いました。 まずメインに持ってきてあるのがお墓が光る怪異、でその後に先生の体験が綴られます。 強烈さで言うと「先生の体験」の方が当然上となりますが、文章量からもその扱われ方からも、「先生の体験」は単なる付け足しのように感じられてしまい、バランスの悪さを感じてしまいます。
まず「先生の体験」を詳細に書き、最後に「お墓が光る怪異」をさらっと付け加えた方がしっくりきたように思います。 |
名前: C班 山田 ¦ 04:59, Sunday, Mar 07, 2010 ×
お墓が光るって不思議な話ですね。 どこか童話の要素が入っている怪異だなと思いました。 ストーリー展開 1
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名前: 梅子 ¦ 22:11, Monday, Mar 08, 2010 ×
後半に別角度の見方が出てくる怪談話。先生が霊に対して冷静に対応しているので怖いというより悲しい話になっているのが「メチャ怖い話が読みたい」人には不向きか。 |
名前: 丸野都 ¦ 16:29, Wednesday, Mar 24, 2010 ×
光るお墓に家に居続ける子供。 不気味と言うより、こんなこともあるのかと感心しました。
希少+1 |
名前: 205 ¦ 23:45, Wednesday, Mar 31, 2010 ×
じんわりと来る良い話。
多くの子供達を見てきた教師だからこその希少な体験は 説得力があり切なさも感じさせる。
文章も程良い長さで飽きずに読めた。 |
名前: こっこ ¦ 01:58, Friday, Apr 02, 2010 ×
文章 -1 怖さ 0 ネタ 1
起承転結がキチンとなされていたと思う。 しかし、二人の体験談を第三者の視点で描かれているので、少々読みにくいように感じられた 先生の体験談を主として話を構成したほうがいいと個人的には思う
話の内容については、「墓が光る」という現象は珍しいと思った その場にいた全員が見たというのも興味深い |
名前: たに ¦ 15:35, Thursday, Apr 08, 2010 ×
光る墓と子供達の和やかさでほのぼのと話が終わるのかと思ったら最後は少しシリアスになりましたね ありだと思います |
名前: ゼリコ ¦ 23:54, Monday, Apr 12, 2010 ×
ネタ・恐怖度:0 文章・構成 :0
幻想的な話で終わるかと思いきや、こんな裏があったとは。この二段構えは興味深い。 怪異に対する恐怖の度合いはかなり低いものの、出没した少年の霊が何を訴えるでもなかったためだろう、それ以外の感情も湧きづらい。 話を綺麗にまとめようと記述を練るがあまり、読み手の感情の喚起を削いでしまったように思える。
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名前: オーヴィル ¦ 23:07, Friday, Apr 30, 2010 ×
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