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蛍光塗料
 どんなアホでも免許は取れる。
 木内さんの弟さんは地元でも名うてのアホだが、先日見事に普通免許を取得した。
しかも、ミッション。
 学科、実技とも一発クリアだったと聞き、木内さん一家は首を傾げた。
「しょっちゅう右と左間違えるような奴よ。何の間違いだ、っての」
 
 
 案の定、弟さんは早速実家の車に長い長い擦り傷をこしらえる。
 一人旅に出たいと豪語する彼に、ご家族は猛烈に自主練習を薦めた。
 小遣いを介した政治的取引の結果、弟さんも渋々ながら提案を呑んだ。
 車は傷モノの車を使うとして、問題は練習場所。
 格好のコースとしてお父上が推薦したのが、近所の霊園だった。
「丘を丸々一つ墓苑にした結構広いトコなんだけど、一本道だし暗くなったら殆ど人通りも無くて丁度良かったのよ。薄気味悪いけど」
 かくて弟さんは墓苑で夜毎、実践訓練を行うことになった。


 2週間後。練習の成果を披露したいと、弟さんは木内さんをドライブに誘った。
 同乗した木内さんの心配は杞憂に終わった。
 この短期間で彼の運転技術はかなり上達していたのだ。
 予期せぬ飛び出しや対向車にも、実に素早く反応する。
「あんた、やるやんか!」
 褒め称える木内さんに、弟さんは照れくさそうな顔で応えた。
「ありがとう。ただ、帰りは姉ちゃん運転してな。
 暗くなってからは自信ないからやぁ」
「なんでぇ?あんた夜ずっと走ってたやんか」
「だって、光らへんやろ」
「光る?」
「あっこ話と違て、夜でも御参りしてる人が沢山おったんや。ふらぁっと路上に出てくんねんけど、遠くから見えんねん。多分蛍光塗料やろね、みんなボンヤリ青白ぅ光ってるからやぁ」
 木内さんは息を呑んだ。それって、もしかして。
「人だけちゃうで。たまに来る車も同じ色に光っとった。便利やねアレ。せやけど車内にまで塗っとんねん。目ぇチカチカするがな」
 弟さんは真顔で「あの塗料ドコでかうんかな」と呟いた。


 目的地に到着し下車するなり、弟さんは忌々しげに舌打ちした。
「ああ、またやられとるわ。姉ちゃん姉ちゃんここ見てみ」
 彼が指差したリアガラスの端。
 そこに、小さな手を押し当てた跡が謂集していた。
「あの墓参りの連中、夜中に子供つれてくるなよなあ、ホンマ」
「…あんた、お墓で車停めたことある?」
 口をぽかんと開けたまま凝固した後、漸く弟さんは首を捻ったという。


 その後、目立った変事は起こっていない。
「身内のアホさが一番怖いわ」と、木内さんは締めくくった。

03:08, Monday, Feb 01, 2010 ¦ 固定リンク ¦ 講評(27) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(7) ¦ 携帯


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「どんなアホでも免許は取れる」まず、この出だし。いやいや、取れない人もいるって。ついそうツッコミを入れてしまった。心霊落語にするのなら、如何にも面白いですと言わんばかりの、この冒頭の一文は不要。「木内さんの弟さんは地元でも名うてのアホ」という記述に ... 続きを読む

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弟のアホぶりが度を超しているために、却って話そのもののリアリティーを欠いてしまい、さらには怪異そのものまでも埋没させる結果となってしまったと言える。 展開としてはどうしても弟のボケが絶対的に必要であるので、そこに重点を置いて書こうとしているのは理解で .. ... 続きを読む

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落語怪談を狙ったものと思われるが、失敗に終わっている。最初の前フリでアホを強調し過ぎている為、否が応にもオチへの期待は高まる。しかし、結果は尻すぼみに終わってしまった。序盤の文を取り払い、運転初心者で話を進め、一連の怪異のエピソードの後に「そういえば ... 続きを読む

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■講評

いくらアホといっても、墓地で光るモノを見たなら「幽霊では」と思うのでは、という部分が終始つきまといました。

もう少し弟氏の人となりというか人間を描く事に筆を費やして頂けたなら、墓地の幽霊といった普遍的表象と愛すべきアホ君との間に更なる落差が生じ、結果的な読後感も変ったかもしれません。

  ◇ 文章:-1、希少度:0。

名前: かつお梅 ¦ 04:04, Monday, Feb 01, 2010 ×


さて結局、どうまとめたかったのか。心霊落語系にしたかったのなら、弟さんの人物描写が決定的に足りないように思います。エピソードを連ねることで人物を描く方法は、実話怪談には不向きではないでしょうか。愛すべき人物という事は判りますが、怪談に必要な切れ味が鈍ってしまった気がします。そのため、全体的にぼんやりした印象の話になったのでは。
ネタ・0 構成・0 文章・0 恐怖・0

名前: 一反木綿豆腐 ¦ 12:13, Monday, Feb 01, 2010 ×


いや、関西だけでなら解るんですけどね……。
あまり著者様視点である「語り」でアホアホ言わない方が良いかと思います。
ここは木内さんからの「語り」になるように、最初から構成しておく必要がありましたね。

さて、話の方ですが、まあちょっと白々しいというか……。
本人が気付いていない、という心霊漫談はここ最近よくある話ですので、珍しさは感じませんでした。

ここはやはり、もう少しコンパクトにまとめて、勢いで押し切っちゃった方が良かったかもしれませんね。

文章 0
希少性 0

名前: ていさつUFO ¦ 19:51, Monday, Feb 01, 2010 ×


 序盤から怪談落語を狙ったとわかる文章。
 問題はその狙いのさじ加減と乗せ方。
 怪談落語を狙う場合、そうと気づかせずに最後で笑いを取るか、首尾貫徹でいくかという二者択一になるのだが、後者はかなりの難易度を求められる。
 創作ではなく実話の場合、狙っていることを気取られることは致命的である。
 展開は心霊スポット怪談の類話の領域を出ておらず、期待外れの感を否めない。
 出だしから弟の阿呆加減を強調するのではなく、最後で怪にまるで気づいていないことを強調した方が、怪談落語として成立していたのではないだろうか。

名前: amorphous ¦ 23:11, Monday, Feb 01, 2010 ×


そんな危なっかしい奴を霊園で練習させんなや,というのが第一印象。
実話怪談だ,実話だから怖いだろう,という部分に甘えず,伝えるには実話であることを意識させるリアリティのある舞台設定と構成力,文章力が必要だと思います(自戒を込めて)。
弟さんのキャラクターは味わい深いのだけど,怪談の「怖い」部分を削いでしまった印象です。

名前: 捨て石 ¦ 11:59, Tuesday, Feb 02, 2010 ×


弟さん、アホすぎる…。

車が光ってる!?しかも車内まで、目がチカチカするほど光ってるとは。珍しいのになんか笑ってしまった。某遊園地のエレクトリカルパレードにも負けない派手さがありますね。(+1)

そこを台詞のみで済ませてしまっているのが残念です。弟さんのとぼけた言い回しも面白いのですが、どんな車だったのか、などの説明も入れてもらえるとさらに面白かったかと。(-1)

テンポの良い文章で、クスッとくる表現も定期的に出てきて、そのリズムが終始安定しています。他のお話にも期待。(+1)

名前: 雨四光 ¦ 12:36, Tuesday, Feb 02, 2010 ×


細かいことだが、「木内さん」より「○子さん」のような書き方で最初から女であることを提示したほうがわかりやすくてよかったように思う。言葉使いが微妙で途中まで兄かと思っていた。
体験者がアホ(というかニブイ)という展開、落とし方はよくあるが、残念ながらこのネタはそこに面白みを見出せなかった。
この日は墓地を走ったわけではないのに手形が付いていたのは、ドライブに出る前から付いていたのに気づかず、目的地についてから気がついたということか。それともすでに車に霊が憑いてしまっているということか。その辺りもやや曖昧に感じた。
いちばんの難点はやはり怪異そのものが怖さにかけるところか。
文章は型に落とし込んであり、読みやすかった。とくに第一段落の入りはありがちといえばありがちだろうが、簡潔な文で導入していくのが良かったと思う。(内容−1、文章0)

名前: サルゥ ¦ 14:53, Tuesday, Feb 02, 2010 ×


文章力   0
稀少度 +1
怖さ    0
衝撃度  0

あまりアホ、アホ連発するのはいただけない。ここでちょっと気勢をそがれた。
所々内容に比して仰々しい表現があるので、それも白々しい。
が、現象自体は興味深く、「心霊落語」の範疇であってもヘンに言葉をいじらずにさらっと書いた方が読む方も素直に読めたと思う。

名前: つなき ¦ 22:24, Tuesday, Feb 02, 2010 ×


文章0 内容1 怖さ-1 ネタ1

文章:「謂集」など、推敲不足がみられる。文章自体は軽妙で面白い。

内容:「光る」ネタが続いてしまったようだが、蛍光塗料だと勘違いするほど、発光した人や車とすれ違ったということを想像してみると面白いと感じた。残念ながら、弟さんだけの体験であったため、いたしかたないが今一つ押しがよわかった気もする。

怖さ:話をする弟さん自身が怖いと思っていないことが文章から伝わってきて、怖いというよりも笑える、弟さんのアホさのほうが目立ってしまった。

ネタ:夜の霊園に普通に発光する車や人が行き来しているという点は珍しい。

名前: ぬんた ¦ 20:54, Wednesday, Feb 03, 2010 ×


コミカルな文章で、楽しく読みました。弟さん、きっとあの「塗料」が欲しかったのでしょうね。デコりたかったんだろうなと、おバカキャラ的な可愛らしさを感じました。
2週間の自主練でかなり技術が上達されたみたいですが、そこから霊園での「不意打ち」多発が読みとれました。光る人や車を、悪態付きながら避ける弟さんが自然と目に浮かび、なんというか、微笑ましさを感じてしまいました。

・臨場感0 ・没入度0 ・表現1 ・恐怖0


名前: ダイタイダイダイ ¦ 00:16, Friday, Feb 05, 2010 ×


文章1 恐怖0 希少0 魅力0

純粋に、面白い弟さんだなぁと感じました。
別の意味で彼に運転させるのは恐ろしい気がしますね。
個人的には心霊落語的な文章はそこまで気になりません。
これはこういった話、というイメージですんなりと読むことができました。

名前: 幻灯花 ¦ 00:20, Sunday, Feb 07, 2010 ×


のっけから体験者をアホ呼ばわりするのは、流石に失礼ですね。
全体的にとぼけた味を出そうとしすぎて、怪異の描写がやや雑になっているようです。ネタ自体は面白いので勿体無く感じました。

ネタ+1 文章-1 

名前: ランプ ¦ 02:17, Tuesday, Feb 09, 2010 ×


最初の[どんなアホでも免許はとれる]
という一文を読んで
(え?何なに?何が始まるんだ?)という意外さ。
関西弁のテンポの良いリズムの文章は良かったと思います。

ただ木内さんの最後の言葉「身内のアホさが一番怖いわ」を生かすには、やはり最初の一文は、いらなかったかも。
弟さんの天然ぶりをじわじわと他の言葉で表現しながら
霊を蛍光塗料だと信じて感心?していた弟さんに対して
(だからぁ〜^^:)と読者にジレンマ?を感じさせといて
最後に、姉のその一文をガツンと出すと
より読者は(わはは)となるのでは。。

あ。
なんか講評の方向が違うか。




名前: RON ¦ 21:51, Wednesday, Feb 10, 2010 ×


素直に面白かったです。
弟さんよくとれましたね免許。
しかもミッション。
ド天然にしろ、意図的にボケたにしろ気が利いてる。
ネタ自体も結構珍しいと思います。

名前: きえええっ! ¦ 07:00, Thursday, Feb 11, 2010 ×


この木内さんの弟は、こともあろうに車の練習場所に近所の霊園を選んだ事で、自然と霊を吸い寄せていたとは!当然の事だから。この人は鈍感ともいえるその素直さで免許を取得したのでは?と思ったから。

名前: 天国 ¦ 23:46, Sunday, Feb 14, 2010 ×


木内さんのアホの弟(関西では時にアホは褒め言葉)面白いですね。
夜でもぼんやり光ってる、だけど夜は自信がないですとか、走行中の車に手形つけられて怒ってる弟さんがイメージされてとても楽しめました。結構怖い絵じゃないでしょうか。
普通の人ならその人達のせいで事故をしそうな話ですが、弟さんとの相性はいいみたいですね。

文章=+0 怪異=+2 心情=+1 合計=+3

名前: 鏡餅 ¦ 14:22, Monday, Feb 15, 2010 ×


『「身内のアホさが一番怖いわ」と、木内さんは締めくくった。』
この一文が余計に感じ、むしろ
『その後、目立った変事は起こっていない。』で終わったほうが淡々と実話を語る感じが出たのにと少々残念に感じた。

名前: 昭雄 ¦ 03:07, Thursday, Feb 18, 2010 ×


弟さん、最後まで「この世ならぬもの」と気付かなかったのですね。
ここまで気付かない人もいるのかと、ある意味そっちの方でびっくりしました。

怪異そのものよりも弟さんの人柄の方が印象に残ってしまって、怖さが埋もれてしまったように思えます。

類話も多く見られる為、尚更ぼやけてしまった印象が残りました。
怪異に重点を置くか、とことんまで弟さんの人柄(あまりアホアホいうのはちょっと…)に重点を置くか…難しいところだと思いました。

名前: 鶴斗 密喜 ¦ 00:41, Thursday, Feb 25, 2010 ×


お、面白い。
内容は良いと思います。
しかし、はじめはよくわからず読み返してしまいました。
個人的な意見ですが、読んでいて会話の部分が何かわずらわしい感じがします。
そこで損をしているような。


名前: どくだみ茶 ¦ 17:14, Tuesday, Mar 02, 2010 ×


罰当たりだから。

名前: 極楽 ¦ 10:54, Wednesday, Mar 03, 2010 ×


怪異は相当なものなのに、笑いの方を優先しそうです。
ご家族の会話がまるで漫才のようです。
小さな手の跡・・・可愛いようだけどやっぱり恐いですよね。

名前: 梅子 ¦ 22:25, Monday, Mar 08, 2010 ×


怪談点・・・-1
文章点・・・0

木内さんの弟さんのアホさ加減に焦点を当てることで差別化を計ろうとしたのは解りますが、この作品の場合それは逆効果だったように感じます。
どうしても木内さんの弟さんの方ばかりに目が行ってしまい、肝心の怪異が霞んでしまいました。
怪異に遭遇しているにも関わらず、それに全く気付かないという状況設定は決して珍しいとは言えませんし、笑い話としても力不足の感が否めません。
同じ話でも笑いに走らず素直にそのままを書いた方が良かったと思います。

名前: C班 山田 ¦ 17:43, Wednesday, Mar 10, 2010 ×


勘違い系怪談だが、怪異そのものと体験者の認識の落差はもっと際立たったケースでないと面白くない気がする。ま、実話だから仕方ないのだが。

これは講評とは関係ない部分だが、手形自体は私も経験あるので「けっこう、つくよね」と体験者としては頷けるものの、このようなコンテストの中では手形ネタは出尽くした感があり、本当に怪談って難しいよね、と嘆息することしきり。

名前: 丸野都 ¦ 16:37, Wednesday, Mar 24, 2010 ×


気付くから怪談になる
気付かなければこんなものなのかもと思える作品でした

文章+1

名前: 205 ¦ 23:44, Wednesday, Mar 31, 2010 ×


「おもしろさ」と「怖さ」を比較すると「おもしろさ」が勝ってしまう作品。

コミカルでテンポの良い文章には惹かれたが「怖い」かと言われるととまどう。

名前: こっこ ¦ 02:01, Friday, Apr 02, 2010 ×


木内さんの最後の言葉に納得
ここまで天然だと幽霊側も困るでしょうね
いろんな意味で怖くて面白い話でした

名前: ゼリコ ¦ 23:51, Monday, Apr 12, 2010 ×


ネタ・恐怖度:0
文章・構成 :0

確かに頭がゆるい子であることは間違いなさそうだが、害があったどころか技術上達という収穫を得ている。結果オーライではないか。次回は廃墟で車庫入れ練習に励んでいただきたいものである。
落語怪談を狙ったように思えるが、それならば弟のアホっぷりがもう少し欲しかった。恐怖もないし、呆れを通り越して湧き上がる笑いにも欠けるように思える。

名前: オーヴィル ¦ 23:06, Friday, Apr 30, 2010 ×


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