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計らい
 岡崎さんの実家の周辺には、野良猫が多く生息している。
通常、野良猫は警戒心が強い生き物だが、どの猫も大変人に慣れている。

「多分、僕が餌を子供の頃から与えていたからなんでしょうね」
 近所の住民も特に猫嫌いな人が居ない為、悠々と生活をしている様に見えた。

「ただ、あの仔達は忘れられないんですよ」
 小学生の頃、よく懐いていた猫が三匹いた。
岡崎さんの家の横は畑になっており、そこが猫達の居場所となっていた。
三毛猫の『ミケ』、その子供の赤い斑模様の『アカ』とよもぎ猫の『ヨゴ』。
 ある日、ヨゴが仔猫を産んだ。産まれた三匹の仔猫は皆綺麗な黒毛だが、皆、足元だけ靴下を履いたような白い毛が見えていた。
仔猫達は必死にヨゴの後ろをチョコマカと付いて回る。ミケもアカもその姿を見守っているようだった。
岡崎さんがいつものように餌をあげるが、さすがに仔猫達は近付かない。少し離れた草の蔭から様子を窺っていた。
触りたい気持ちを堪え、早く慣れてくれるようにと、ヨゴ、ミケ、アカを撫でていた。怖くないよ、と思わせる為のアピールだったという。
 作戦は徐々に功を奏し、餌付け時の仔猫達の距離が近付いて来ていた。

 それから数日後、岡崎さんが学校に行こうと玄関を出ると、足元に何かがある。
顔を近づけて正体を確かめる。
白っぽいものが二つ…。何かの骨…? 
黒く開かれた眼窩を見て確信した。猫の頭蓋骨だと。
 恐怖のあまり、慌てて家に引き返す。
玄関先で泣き叫ぶと、祖父が居間から顔を出した。岡崎さんはただ、ただ、「見て! 見て!」と指差しながら繰り返す。
祖父は玄関から出て行き、少しすると戻ってきて呟く。
「猫だな。仔猫。きっとカラスに喰われたんだろう」

 岡崎さんはあの仔猫達が頭に浮かび、泣きじゃくる。
「泣いても生き返らん。それよりも早く学校に行け。俺が埋めといてやるから…」

 無理矢理送り出され学校に行くが、頭の中は仔猫の事で一杯だった。終業のチャイムを訊くと同時に家へと走り出した。
横の畑に猫の姿を探すが、一匹もいない。
「爺ちゃん、あの骨は? みんないないんだけど、死んじゃったの? カラスって猫を食べるの?」
丁度、祖父の姿を見かけた岡崎さんは矢継ぎ早に訊ね、それに対し祖父は優しく答えてくれた。
「骨はきちんと埋めてやった…、頭だけだがな。カラスが喰うのは仔猫が殆どだ。大人の猫は黙って喰われたりしないからな…。今日、猫共が見当たらないのは、警戒してるんだろう。多分、襲われたのは、あの仔猫だ…」
 岡崎さんは声を上げて泣いた。産まれたての仔猫が、とても可哀想に思えてならなかった。

 三日後、ミケとアカが姿を現す。ヨゴと仔猫は見当たらなかった。
ミケとアカは与えられた餌を咥えて、どこかへ走り去る。いつもは手元で食べていたのに、とまた悲しくなった。
翌日、ヨゴも仔猫も姿を現した。ただ、仔猫は一匹しか居ない。
あの二つの頭蓋骨はやはり仔猫だったという現実を突き付けられたように思えた。
岡崎さんは仔猫に『クロ』と名付け、放課後はカラスに襲われないようにと見張るようになった。

 それから一ヵ月後、ミケ、アカ、ヨゴ、クロは仲良く餌を貰いに来るようになった。そして岡崎さんは不思議な光景を眼にする。
クロと全く同じ柄の猫二匹が、目の前を過ぎていく。
クロを見つけた途端、じゃれるように飛び掛った。三匹は上になり、下になりと畑を転げ回る。勢い付いた三匹がヨゴにぶつかり、「カーッ!」と威嚇されると、二匹の猫の姿が消えるように見えなくなった。
 その後、二匹の猫の姿は見ていない。ただ時折クロは、一匹で何かとじゃれる仕草を見せる。夢中になった頃に、「カーッ!」とヨゴに威嚇されていた。

「多分、二匹の頭蓋骨は畑の何処かに埋められたんだと思います。襲われたのも多分、畑だったんでしょうし、躰の骨が残っていてもおかしくないですよね。そう考えてみると、祖父なりのせめてもの計らいだったのではないでしょうか?」
 この事に岡崎さんが気付いたのは祖父がこの世を去ってしまった後だった為、今では確かめようも無いという。

 



03:10, Monday, Feb 01, 2010 ¦ 固定リンク ¦ 講評(24) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(7) ¦ 携帯


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■講評

いかにも何事か起こったような大袈裟な文章ですが、ネタ的には見るものはありません。感情移入できる部分もなく、申し訳ありませんがこの点数になりました。
ネタ・0 構成・0 文章・−1 恐怖・0

名前: 一反木綿豆腐 ¦ 12:08, Monday, Feb 01, 2010 ×


舞台の描写不足で、少々場面が想像し難かったように思えます。
……が、読んでいてそれなりに感情は入りました。
ネコ好きには切ない話です。

全体的に見ると、この怪異の肝はヨゴが威嚇する部分にあるかと思います。
なので、ここは思い切って前半をごっそり簡単にまとめ、クロと同じ柄の2匹がどういう風に見えたとか、その辺詳しく描写しながら肝の部分を濃くしていくと、バランスが取れたかもしれませんね。

文章:0
希少性:0

名前: ていさつUFO ¦ 20:04, Monday, Feb 01, 2010 ×


 動物もの、特に幼い動物の悲劇にまつわる話は、怪談に関わらず訴えかけてくる力が強い。
 それは体験者の想いが重なることにも起因するが、問題となるのはその配分。
 怪談として見た場合、この話は核となる怪よりも、前半の仔猫の死とその現実を受け止めた体験者の悲しみの方が大きくクローズアップされてしまっている。
 極端に言えば前半で既にクライマックスを迎えていて、後半は怪が発生せずとも残された猫の姿があるだけで、悲話として成立してしまう。
 情を切り離して前半を短くまとめ、比重を後半に置くことで怪談として成立させることは可能だが、怪そのものはペット怪談としては定番。

 題名にある祖父の計らいは、本筋とはあまり関係のない逸話であり、題名に冠すること、この逸話で話を締めくくったことにも違和感を覚えた。

 体験者の心情は痛いほどわかるのだが、大会に出された怪談のひとつとして、他作と同様に私情を挟まず採点させて戴いた。

名前: amorphous ¦ 23:51, Monday, Feb 01, 2010 ×


前振りが長過ぎて,後半に出てくる怪異が薄れてしまっている印象があります。あと怪異も小ネタで,怪談というよりは不思議譚。悪くはないんですが,もう少しさらりと語った方が爽やかかもしれません。
ただ,猫好きには切ない感じで,個人的には悪くない話だなと思いました。

名前: 捨て石 ¦ 12:05, Tuesday, Feb 02, 2010 ×


ううーん?
なぜ玄関先に頭蓋骨があったのでしょう?
そもそも、仔猫を襲ったのは、本当にカラスなんでしょうか?

お祖父さんは襲われた仔猫の胴体も見つけていて、岡崎さんに自然と死を悟らせるために玄関先に頭蓋骨を。それらも含めて「計らい」。…なんて深読みもできないことはないけれど、うーん、やっぱりちょっと厳しい。

お祖父さんの解釈と、最後の岡崎さんの解釈だけで無理矢理組み立ててしまったような。
「カラスに食われた可哀想な仔猫」を前面に出さずに、生きている兄弟と今も遊んでいます、度が過ぎるとヨゴに叱られて消えます、だけの微笑ましいお話でも楽しめたかもしれません。
何かと気になる内容ではあるので、±0で。

名前: 雨四光 ¦ 13:32, Tuesday, Feb 02, 2010 ×


祖父の優しさを出すなら、「じぃちゃんが埋めといてやるから」にしたほうがよかったと思う。「俺が埋めといてやる」というのを読んだ時、ひょっとして祖父が犯人!?と考えてしまった……というのはおいておいて、死んだ動物が生き残った兄弟たちとじゃれあっているのが見えたという類話は記憶にある(確かブリーダーの話)。玄関先に頭蓋骨があった時点でもっとドラマチックな展開を期待してしまったのだが……。
この怪異のレベルであれば、最初から猫はヨゴとヨゴの子供達に絞り、簡潔に纏める構成でよかったと思う。ミケ、アカを出す意義があまり感じられなかった。文章は大きく躓くところもなく素直に読み進めらよかったと思う。(内容−1、文章0)

名前: サルゥ ¦ 15:15, Tuesday, Feb 02, 2010 ×


文章力  0
稀少度 +1
怖さ    0
衝撃度  0

いちおう「幽霊話」なのだが、猫への愛の方に過度に重点が置かれているような。
話の核は「死んだ兄弟猫がじゃれついてくる」という話なのだが、導入部も詳細だし枝葉が多い。怖いか?と訊かれると微妙。
祖父の計らいと考えるところは、強引な気がする。

名前: つなき ¦ 22:40, Tuesday, Feb 02, 2010 ×


文章0 内容0 怖さ0 ネタ0

文章:三匹の仔達とは子猫のことと思うが、他の猫三匹に名前を与えているためにどの三匹かわかりづらい。淡々と描いていてどこを読ませたいのか、わかりにくい。おじいさんの優しさを読ませたいのか、死んでもなお兄弟とじゃれあう子猫たちを描きたいのか、焦点をはっきりさせてほしい。

内容:死んだ子猫や子犬が生きている兄弟と遊ぶ話を他でも読んだことがある。ただのいい話にしないために骨のことやおじいさんを絡めて意味を持たせようとしたのだろうが、そういう余計なつくりはなくてもいいと思う。

怖さ:死んだことに気付いてないのか、兄弟と遊んでいるという描写からは恐怖は当然ない。

ネタ:どこかで読んだ話、というありきたりな印象を受けてしまう。

名前: ぬんた ¦ 21:19, Wednesday, Feb 03, 2010 ×


一番の感想は、「え、これってほんとにカラスの仕業?」です。
頭蓋骨だけ、それもちゃんと二つ、描写から察するに血肉は対して残っていなかったのでしょう。カラスがそんな食べ方をするかなって疑問に思いました。ひょっとして爺ちゃんはなにか知っていたとか、お年寄りにだけが知っているなにか妖怪に関する伝承とか、陰にありそうな…と深読みをさせられました。

最初に目撃されたとき、クロとじゃれていたのは二匹の仔猫だったようですが、それ以降は姿が見えていないんですよね。そこと、それに続く「夢中になった頃」にお母さんから威嚇されるというのが少し気持ち悪かったです。(最初に威嚇されたのはお母さんにぶつかったからだと納得できる)
見えない何かは、本当に仔猫だったのか。本当に仔猫だったとしても、段々に姿が崩れてきてはいないか。いろいろと、深読みが楽しめるお話でした。

・臨場感0 ・没入度1 ・表現0 ・恐怖0

名前: ダイタイダイダイ ¦ 00:30, Friday, Feb 05, 2010 ×


文章0 恐怖0 希少0 魅力0

最後まで読んでから、どこに重点を置いて解釈すれば良いのかわからなくなり、何度か読み直しました。
「子猫は多分カラスではなく心無い人のいたずらによって……」
ということなんでしょうか。
そうなると実際の怪異よりそちらの方が気になってしまいます。
しかしお母さんネコ、我が子の霊に威嚇するんですね……。
あまりよろしくない存在になってしまったのかな、と思うとせつなくなります。

名前: 幻灯花 ¦ 00:27, Sunday, Feb 07, 2010 ×


あまり必要のない情報が多すぎます。
こんなに前フリをしっかりしなくても、というのが正直な感想です。
もっとコンパクトに纏めると印象も変るのではないでしょうか。
あと、カラスが猫を襲ったとして、肉片一つ残さず骨だけ残すのか等、細かい描写も気になりました。

文章+1 構成-1

名前: ランプ ¦ 02:30, Tuesday, Feb 09, 2010 ×


死んでしまったと思われる2匹の子猫が
今も生き残った兄弟とジャレているのですね。
母さん猫にはどう見えてるんだろ。
自分の子だと知っていたら邪険に追い払わないよな・・とか
全て知ってて、あえて遠ざけようとしているのかな・・とか
いろいろ考えてしまいました。

たぶんこの話の核の部分は死んだ猫がじゃれているということだと
思うので、[爺ちゃんの計らい]は、さらっと書いて
そのタイトルじゃない方が良かったような気がします。

子猫の憐れさとじいちゃんの計らいに1点デス^^





名前: RON ¦ 20:56, Thursday, Feb 11, 2010 ×


これは、懐いていた野良猫が子猫と餌をもらいに来る時、カラスに子猫だけやられてしまい、その頭蓋骨を埋めたのを、せめてもの計らいといっているだけだから。

名前: 天国 ¦ 20:18, Saturday, Feb 13, 2010 ×


ミケ、アカ、ヨゴ、クロ がちょっとわかりにくかったです。
化け猫って聞きますけど、猫の霊ってあるんですね。
ところで畑に埋めたんですね、埋めたら、墓をつくって拝まないのでしょうか?

文章=ー1 怪異=0 心情=−1 合計=−2

名前: 鏡餅 ¦ 14:23, Monday, Feb 15, 2010 ×


小ネタで纏めてきたな、という印象です。
子供の頃のことがはっきりと記憶に残るほど、忘れられない出来事だったのだと感じました。

おじいさんの計らいは最後まで分からなかったのですが、多分、畑に埋めてくれたのだと思いたいですね。

怪異自体で見ると大事なのは最後の部分なので、最初の部分はもう少し纏めてしまった方がよりすっきりとした印象になったと思います。

仔ネコとおじいさん、そして辛い思い出だろうに語ってくださった方に一点です。

名前: 鶴斗 密喜 ¦ 00:51, Thursday, Feb 25, 2010 ×


猫好きの講評者狙いでしょうか?
内容は悲しく、猫好きにとっては思わず読み込んでしまうお話だとは思いますが…
怪異としては怖くも珍しくもないと思います。
すいません。
また、この内容にしてはやたらと長いお話になっていると思います。
怪異の部分だけに絞った、短めの作品にしたほうが良かったのでは。


名前: どくだみ茶 ¦ 22:05, Tuesday, Mar 02, 2010 ×


カラスのせいじゃないと思うから。

名前: 極楽 ¦ 10:57, Wednesday, Mar 03, 2010 ×


ネコの怪はそうあるものではないので、おもしろいです。
ただ、お話の焦点がぼやけたのでしょうか。少し読みにくかったです。
最後のところ、気になりますね。もっと知りたい。

名前: 梅子 ¦ 22:42, Monday, Mar 08, 2010 ×


怪談点・・・0
文章点・・・-1

感情に訴えかけようという書き手の意図が見えてしまい、興醒めしてしまいました。
この手の話はあまりにも多く、ここまでストレートにそれを書かれても何も感じることはありません。
こういった話の場合、主観的なことは一切抜きにして怪異の情景自体が映えるように書いた方が良かったと思います。

名前: C班 山田 ¦ 17:48, Wednesday, Mar 10, 2010 ×


動物ちょっといい話の枠を出てなかったのが残念。

名前: 丸野都 ¦ 16:39, Wednesday, Mar 24, 2010 ×


切ない話。
前半を削り、霊になって出てくる辺りからを強調すると
もっとよかったと思います。

名前: 205 ¦ 22:38, Tuesday, Mar 30, 2010 ×


散漫な印象。

「怖い」部分が埋もれてしまっている。
非常に残念。

身体の骨が残っている等の記述と計らいが上手く繋がっていないのが原因か。

名前: こっこ ¦ 02:04, Friday, Apr 02, 2010 ×


いい話だと思うのですが、もう少し短くてもよかったかも
途中でネコが沢山出てくるので途中でごっちゃになってしまいました

名前: ゼリコ ¦ 23:48, Monday, Apr 12, 2010 ×


ネタ・恐怖度:0
文章・構成 :-1 

祖父が逝った仔猫と残された仔猫のことを慮って畑に埋葬した、という前提があってこその話である。是非ともそうでなければならないという筆者の意志がタイトルにも現れているように思えるが、その前提が立証不能な憶測によって成り立っているのがなんとも心許ない。
カラスに食われるという衝撃性と怪異のささやかさのギャップが埋めがたく存在している。
それに加えて途中に挟まる文章が冗長なため、話がフェードアウトしながら終わったような印象を受ける。

名前: オーヴィル ¦ 23:06, Friday, Apr 30, 2010 ×


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