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 渡辺さんは、社員寮に住んでいた。
寮生活は、金銭的な面でいうと寮費は安かったのだが、先輩がよく部屋に遊びに来る。それも代わる代わるやってくる為、自由な時間が殆んど持てなかった。
仕事の絡みもある為、厭な顔をする訳にもいかず、そんな生活に段々と疲れを感じてくるようになった。

 そこで一人暮らしをしようと一大決心をする。
給料もまだ安かった為、家賃の金額重視で物件探しを始めた。色々と不動産巡りをする内に、やっと希望条件以上の物件が見つかった。
 木造二階建ての築十七年。1LDKで三万円と破格の条件。不動産屋の「今、決めないと他の人が借りちゃいますよ」の言葉に直ぐに契約を結んだ。
 渡辺さんが借りたのは101号室。各階に四部屋あり、建物としては八部屋の作りになる。
契約が終わってからの行動は早かった。寮長に挨拶し、会社で退寮手続きを取ると、直ぐに荷物を纏める。
元々、荷物の少ない渡辺さんは簡単に引越しが終わった。
早速、102号室と201号室に挨拶に行く。どちらも自分と似たような年齢の男性が住んでおり、対応の感じも良く、これからの一人暮らしがとても楽しみなものに思えた。

 引っ越して三日目のこと。
帰宅し、コンビニ弁当を食べながらテレビを見ているとチャイムが鳴る。玄関に出てみると、先日挨拶した102号室の住人が立っていた。
「もう少し静かにしてもらえますか?」の言葉に思わず、「すみません」と謝った。
部屋に戻り、テレビのボリュウムを下げる。
(そんなに大きい音じゃないんだけどなぁ。壁が薄いのか?)
原因を色々と考えたが、明確な事は分からない。それよりも、引っ越して早々に問題は起こしたくない。暫く物音を立てないように気を付けて部屋の中を移動していた。
 そこへまたチャイムが鳴る。
玄関に出ると、今度は201号室の住人が居る。
不機嫌そうに、「あまり騒がれても困るんですが…。明日も平日ですので、引越し祝いは別な日にしてもらえませんか?」と話しかけられる。さすがにこれには「へっ?!」と声が出てしまった。
「へっ?! じゃないでしょう! 物には限度がありますよ! 一体、何人で騒いでいるんですか!」怒り出してしまったので、取り合えず部屋に入ってもらった。
 住人を宥めながら、部屋の中を確認してもらう。室内には荷解きが終わっていないダンボールと小さなボリュウムで放送されているテレビがあるだけだった。納得出来ないようだったのでもう一部屋も案内するが、布団が敷いてあるだけで人の気配などどこにも無かった。
住人は首を傾げながら部屋に戻っていった。

 渡辺さんはまた悩みだす。テレビでパーティのようなシーンなど見ていない。何人でって、言われても一人だし…。声を上げた覚えも無い。
答えが見つからない内に、夜中になったので布団に入ることにした。

――ピンポーン!ピンポーン!
チャイムの音で叩き起こされる。時計を見ると午前二時を過ぎた頃だった。
寝ぼけ眼で玄関に出ると、102号室と201号室の住人が立っている。
「いい加減にしてほしい!」二人の発した言葉は全く同じだった。
しかし渡辺さんには理解が出来ない。自分はついさっきまで熟睡していた。言われるような騒音を立てる筈が無い。
 それぞれの機嫌は最悪で、段々と言葉尻が悪くなってくる。喧嘩の一歩手前といった感じだ。
 二人の言い分は、それぞれが部屋を出るまで、騒いだり、壁や床を叩いたりするような音を立てていたという。それが玄関の前まで来るとピタリと止んだので、わざとやっているのだろう、と思っているらしい。

 一向に埒が明かない状態を打破する為に、実験をすることにした。
一体、どれだけ壁が薄いのかと。作り的に音が響くのかと。
 先ずは、渡辺さんの部屋に201号室の住人が残る。渡辺さんは102号室の住人と共に隣室にお邪魔する。そこで壁を叩いてもらい、どれ程の騒音なのか確認することにした。
 102号室に入るなり、壁が揺れるかと思う程の騒音が聞こえる。渡辺さんの部屋に面した壁に耳を当てると、確かにこちらから聞こえる。
酷く薄い壁なんだなぁ、と思った時におかしな事に気が付いた。
(俺は寝ていた。壁を誰が叩いたというんだ?)その騒音と共に、何やら呻き声のような低くくぐもった声も聞こえてきた。
 102号室の住人は不機嫌そうにその声まで指摘する。
「これ! この唸り声! これも煩いんですよ!」
「…あの〜、声を出すって話は201号の人には説明してなかったですよね…」
 二人とも顔色が変わり、無言になった。

「どう? 聞こえた?」と、201号室の住人も102号室に入ってきた。
 三人は揃って凍りつく。依然、隣室からは壁を叩く音と、唸り声が続いていたのだ。

 三人はそのまま102号室に留まり、怖さを紛らわす為にお酒を飲みながら朝を迎えることにする。既に三人とも、その場を動く勇気が持てなかったのだ。
音は朝までの間に止んだり、激しくなったりと何度か繰り返し、日の出と共に消えていった。
 その日は三人とも、仕事を休むことにした。
三人揃っての会議が開かれる。今後をどうするかと…。その為にも現状の把握をしてみる。
 第一に渡辺さんはまた引っ越す資金の余裕が無かった。第二に過去に101号室で事件や事故が起きたという話は聞いたことが無い。第三にこれまでに同じようなことは起きたことが無かった。
 必然的に渡辺さんに問題があるのでは…、という流れになる。しかし、当の渡辺さんは一切、身に覚えが無い。
 進展の無い会話が延々と続けられていた時、『ゴトッ、ゴトッ!』と大きな物を床に落としたような音が隣室から聞こえた。
(あっ! 鍵を掛けていなかった!)
 昨日の騒ぎから、隣室には鍵が掛けられてはいなかった。日も高く上がっていることから、三人とも泥棒だと思ったという。

 それぞれビール瓶を手にし、恐る恐る101号室のドアを開ける。
室内にはこちらに背を向けた白髪の男が立っている。少し丸まった背中から、老人のように思えた。
相手は老人、こっちは三人と思うと俄然強気になる。
「動くな!」と渡辺さんが威嚇すると、逆らうように右腕を肩の辺りまで挙げる。その姿は、どこかを指差しているようにも見えた。
「動くなって言っているだろう!」と再度威嚇すると、一瞬でその姿を消した。

 三人は悲鳴を上げてまた流れ込むように102号室に戻ることになった。
「何だよ、あれ!」「爺さんだったよな…」「お化け、お化けだって!」
興奮状態で話は進む。
目撃したのは間違いなく老人だった。後ろ姿だったが、三人とも身に覚えは無い。
 不思議だったのは、老人の衣服を三人とも覚えていなかった。
覚えていたのは、白髪と指差した方向だけだった。

「そういえば、近くで交通事故があったよな。あれって確か、爺さんじゃなかった?」
三人は、記憶を頼りに百メートル程先の事故現場に向かう。
――そこで見たものは、無残な光景だった。
供えられた花束が折られている。缶ジュースはあちこちに投げ捨てられており、散らかった煙草の吸殻や、吐き捨てられたガムが周囲を汚していた。
 近くのコンビニでゴミ袋を買うと、三人は黙々と掃除を始めた。
それぞれ口にはしなかったが、理由が判ったような気がしていた。
 綺麗になったところに新しくジュースを供える。三人は無言で手を合わせていた。

 それから同じことは二度とは起きなかった。同じアパートで三人は今も快適に暮らしている。


「どうして僕ら三人が選ばれたんだ? とは未だに思うんですが、お願いに来ていたんだろうということで、みんな納得しています。あの場所を荒らした連中も、あの後想像がつきましたし…」
 事故現場の近くで暴走族五台が事故を起こす。掃除した日の深夜のことであった。
命に別状は無かったが、なんでもない直線で次々と転倒したという。

「僕らの間では爺さん、やりすぎだろうって話になっていますよ。どれだけ力が強いんだって…」
 渡辺さんは笑っていたが、私は笑えなかった。
老人を撥ねたのもその暴走族のメンバーだったことを聞かされた。そうすると、他のメンバーが、八つ当たりにお供えを荒らしたものと思われる。

どれだけ怨みが強いのだろう…。老人は許しているのだろうか…。
そのことが気懸かりでならないまま、話を終えた。
 




03:27, Saturday, Feb 06, 2010 ¦ 固定リンク ¦ 講評(21) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(7) ¦ 携帯


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■講評

途中まで面白く読ませていただいたのですが,最後のところで混乱しました。
時系列がこんがらがってしまい,うーんと思っているうちに冷静になってしまったのは残念です。
まぁ,何にせよ快適になったようで良かったですが。

名前: 捨て石 ¦ 10:20, Saturday, Feb 06, 2010 ×


老人の幽霊が出ただけでは、単なる幽霊話で終わるところですが、事故現場と絡めることで新たな展開が生まれました。ただ、老人がそのアパートを選んだ理由が釈然としない為、やや説得力に欠けるかなと。私自身は、この近くで発生した事故でどのような方が撥ねられたか等は全く判らないので、老人が撥ねられたとよく御存知だったなと不思議に思う次第です。
ネタ・0 構成・0 文章・0 恐怖・0

名前: 一反木綿豆腐 ¦ 11:27, Saturday, Feb 06, 2010 ×


 部屋が原因かと思えばそうではない、部屋の主に関係があるかと思えばそうでもない、そして真相は、という三段構成を、それぞれ検証も含めて丁寧に描かれていると思う。
 更に真相の発端についても触れられており、こちらは偶然の可能性もあるが繋がりがあると考えた方が自然なものであり、話の落としどころとしては真っ当と言える。
 しかし問題は、その発端について話者ではなく筆者である「私」が唐突に現れて語った点だ。
 勿論「私」が現れることそのものは大きな問題ではないが、その現れ方が唐突で、尚かつもたらした情報が話の核となるほど重要な情報だという事が大きな問題なのである。
 更にその情報は誰かから聞かされたとあるのだが、それが誰か不明瞭という点も問題である。
 もし話の流れで話者がもたらした情報であるならば、そのまま話者の語りとして書くべきであるが、その場合、話者の情の薄さに批難が行くことも考えられる。
 その情報を話者が知らず、知っている投稿者だけが笑えないというのであれば納得がいくが、その場合は情報ソースを差し支えのない範囲で示す必要がある。

 文章を書く上で必要な「誰が」「いつ」「何を」「どうした」というパーツの不足が、この話をわかりづらくしたのではないかと思う。

名前: amorphous ¦ 14:32, Saturday, Feb 06, 2010 ×


細かく取材されていて、状況はよく解りました。
が、この文体、最近流行っているのでしょうか。
「〜る」「〜という」の使い方にまとまりがなく、場面の臨場感が希薄です。
もちろん、「〜た」で終われば良いというわけではありませんので、使う分には問題ありませんが、文章をどういう繋ぎにしたいかによって、使い方があります。
この辺は文章の巧みな他作品などを見ながら参考にして頂ければ、と思います。

さて、内容の方ですが、話としては充分怪談が成り立っていると思います。
が、やはり最後の締めは余分でしたね。
この部分でまとまりかけていた話が崩された感がありました。

構成の仕方次第かなぁ、といったところですね。

文章:-1
希少性:1

名前: ていさつUFO ¦ 17:03, Saturday, Feb 06, 2010 ×


なんだかしっくりこないなあ。
渡辺さん達の想像だけで都合よく展開しているような気がします。
最後には筆者さんの想像まで出てきて、なんだかなあ、と。
確証もなく、「お供えを荒らしたのは暴走族だろう」は乱暴すぎやしませんか。
同意できるのは「部屋に現れたのは事故で亡くなったお爺さんなんだろうなあ」ということくらいです。(±0)

言うまでもない説明が多く、全体的にだらだらとしています。
特に、アパートに入居するまでの経緯は不要な情報が大半を占めていて、無駄に長いです。
騒音でモメているところももう少し簡潔にまとめれば、半分くらいの長さで済むんじゃないでしょうか。
「○号室の住人」がくどい。仮名を割り振って、たまに「隣室の」などをつける程度でも混乱しません。
細かいついでに言ってしまうと、「八つ当たり」ではなく「逆恨み」に近いのでは。(-1)

名前: 雨四光 ¦ 00:23, Sunday, Feb 07, 2010 ×


文章0 内容0 怖さ0 ネタ1

文章:多少まとまりがない感がある。もう少し簡潔に書けないだろうか。

内容:三人のやり取りの部分で中だるんでしまった。怪異を三人で確認し、改めて老人を目撃する経緯は面白いと思う。

怖さ:三人のドタバタ感が強くあまり怖さを感じなかった。老人の恨みと表現しているも、誰かが死んだわけでもなく、(御老人には大変申し訳ないが)恨みが強い説明になっていない気がする。

ネタ:三人が怪異の確認をする点と、老人を目撃し事故現場の掃除をする点が新鮮だった。

名前: ぬんた ¦ 20:48, Sunday, Feb 07, 2010 ×


なんだかまわりくどい文章であるし、結局、渡辺さんが、借りた賃貸物件の近くで老人が交通事故になった事実を知り、お供えをしたが、暴走族があらし、その見返りとして転倒事故を起こし
その暴走族が、老人をひき殺した犯人とは、まさに天罰!

名前: 天国 ¦ 20:56, Sunday, Feb 07, 2010 ×


文章力  0
稀少度  0
怖さ    0
衝撃度  0

なにか、いろいろ理解不明のところがある。
「老人を撥ねたのもその暴走族のメンバーだったことを聞かされた。そうすると、他のメンバーが、八つ当たりにお供えを荒らしたものと思われる。」
の部分がわからない。どういう意味?
起きている現象は怖いのだが、それと事故死した老人を結びつける根拠が希薄。
そういうことが気になって楽しめなかった。

名前: つなき ¦ 22:16, Sunday, Feb 07, 2010 ×


内容はいいんだけど正直、筆者の感想はいらないかな、って……ほら、日本人て勧善懲悪もの好きだし。

名前: b ¦ 22:59, Saturday, Feb 13, 2010 ×


正直な読後感は、「お爺さん、よくやりましたね! もっとどうぞ!」です。怖いよりもすっきりした感じが強いですね。もっともいくらお爺さんが祟ったとしても、彼の奪われた人生は取り返しがつかないのですが。
アパートの三人が選ばれたという話になっていますが、渡辺さんのお引っ越しがトリガーになっているというわけではなかったのですね? 途中までは渡辺さんに何か因縁があるような流れに思えたので、読後も少し引っかかっております。たまたま引っ越されてきた日に、お爺さんの事故現場が荒らされていたということなのでしょうか。

他の部屋の住人が怒鳴り込んで来てから、部屋を代わって異音がするかどうかの実験をする場面は、臨場感があって面白かったです。

・臨場感+1 ・没入度+1 ・表現0 ・恐怖0


名前: ダイタイダイダイ ¦ 01:31, Sunday, Feb 14, 2010 ×


引き込まれる展開でした。
しかしムダに長いと思った部分、
(ん?)と理解に苦しむ部分などがいくつかありました。

最初の騒音騒動のくだり。
2人から煩いと怒鳴り込まれた描写はちょっとしつこかった気が。
聞いた通りに全部書く必要はないと思います。

でも騒音について3人で細かい検証を行ったところは
何か探偵もののようで面白く読めました。

不思議な怪現象だったことが解った時点で終わったら
よくある話で嫌だな。。と思っていましたが
老人を目撃したあたりから俄然、話が盛り上がってきました。
ただ、老人が指差した方向は事故現場だったのか?
そうだとしたら[近くにある事故現場]ではなく
[その方向にある事故現場・・]と明確に記することが出来て
よりリアルな話になったのでは。
また
最後の方の[八つ当たりにお供えを荒らした]というところ、
私の読解不足かも知れませんが
意味が解りませんでした><

引き込まれ度:+3
文章力:-1


亡くなったお爺さんはとてもお気の毒ですが
会社のしがらみや上下関係から疲れて
一人暮らしを始めた渡辺さん。
その霊騒動を機会にお友達が出来てよかったです。




名前: RON ¦ 19:48, Sunday, Feb 14, 2010 ×


文章0 恐怖0 希少1 魅力0

場面や事象があちこち飛ぶので、これはまとめるのが大変だっただろうな、と思いました。
冒頭の部分はいくらか削れると思うのですが、読んでいて苦痛なほどではありませんでした。

隣の方と上の方が、検証やお掃除に付き合ってくれるような良い方でよかったですよね。
訳がわからないまま選ばれてしまった渡辺さんは本当に気の毒ですが。

名前: 幻灯花 ¦ 03:25, Tuesday, Feb 16, 2010 ×


向こうの世界の住人は自分勝手ですね…。
冒頭の隣人トラブルの件が冗長で、「201号の住人」「102号の住人」という呼び方がややわずらわしく感じました。
また、ラストの後日談のために、かえって話の全体像が掴みにくくなりました。
構成に再考の余地があると思われます。

構成ー1 文章+1

名前: ランプ ¦ 12:52, Saturday, Feb 20, 2010 ×


何ともいえない「縁」ですね。
すべてが謎のまま、というか渡辺さんが選ばれた?理由も何も分からないままですもんね。

ただ、この三人が集まったからこそ出てきたのかな、とか色々考えてしまいました。

登場人物が多めなので纏め上げるのも大変だっただろうなぁ、という印象です。

怪異自体は、お爺さんの怒りが伝わるようで、分かりやすく書かれていたと思うのですが、もう少し文章をすっきりとさせた方が読みやすいかな、とも思いました。

この三人が事故現場で取った行動に好感が持てました。
嫌々ではなく、心からそう思ってしたことですもんね。
それから快適に暮らしている、ということで良かったです。

名前: 鶴斗 密喜 ¦ 19:38, Saturday, Feb 27, 2010 ×


暴走族が荒らしたお供えを片付けて手を合わせた渡辺さんはいい人だし、そのあとで暴走族が転倒事故を起こしたのは天罰というより祟りだから。

名前: 極楽 ¦ 14:24, Wednesday, Mar 03, 2010 ×


爺さんはなぜ直接暴走族のところに行かなかったのだろう
話の流れ、出くわした怪異は面白かったです

文章−1 希少+1

名前: 205 ¦ 00:58, Saturday, Apr 03, 2010 ×


怪異はよくあるパターンで、なんだかダラダラとした長文になってしまっており、読みにくくてわかりづらいです。

名前: どくだみ茶 ¦ 16:41, Wednesday, Apr 07, 2010 ×


マンションの騒音に対する苦情の話はそこここで聞きますね
なので、もっと!と目新しさを求めてしまいました

名前: ゼリコ ¦ 22:40, Saturday, Apr 10, 2010 ×


怪談点…1
文章点…-1

よく聞かれる話とはいえ、怪談として充分楽しめる話です。
特に三人が成り行きで協力する羽目になるというのは面白い。

しかし文章が読みづらい。
過去形の中に現在形が頻繁に顔を出し、それがいちいち引っ掛かるのです。
確かに過去の話を語る際、要所要所で現在形を取り入れると効果的な場合もあります。
しかしこの作品の場合、出鱈目としか思えず、読み辛いだけでした。
多少のことなら問題にはしませんが、それがある程度長い作品全般に渡っているため、マイナス点をつけさせてもらいました。
表現や構成には問題がないだけに、非常にもったいないと思います。

名前: C班 山田 ¦ 15:55, Sunday, Apr 11, 2010 ×


全体的にもう少しスリムだと良かったかな、と思いました。荒らしたヤツラに掃除させればいいのに、と思ってしまうのは、私がまだ人間で幽霊の理屈を知らないからでしょうねぇ。

名前: 丸野都 ¦ 21:52, Sunday, Apr 25, 2010 ×


ネタ・恐怖度:1
文章・構成 :0 

コントを見ているようなユーモラスさが漂う話である。老人を目撃したあとで別室へ逃げ込み、額をつきあわせるシーンは何とも可笑しい。
それだけに顛末に期待したのだが、前段で抱いた期待感には及ばなかったように思う。実話怪談だから仕方の無いことだが。
ただ、老人の要求の仕方の理不尽さがまた違うおかしさを生んでいる。最初から姿を現せよ!とツッコミを入れてしまった。

名前: オーヴィル ¦ 00:17, Friday, Apr 30, 2010 ×


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