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図柄
 古書店で面白い小説を手に入れたという大学の友人から、その本を貸して貰えることになった一義さん。
 紙は黄ばみ、カバーもぼろぼろの本だったが、それでも内容の方はとても面白く、ものの数時間で一気に半分近くまで読み進んだ。
 更にそのまま先を読み進めようとページを捲っていくと、不意に細かな図柄で紙面がぎっしりと埋め尽くされたページが現れた。
 一辺が三ミリ四方の菱形が紙面いっぱいに規則正しく並び、そのそれぞれの菱形の中に、朱色で文字というよりは絵に近い、細々とした造形が記された風変わりな図柄である。
 ここまで読み進めてきて挿絵なんか一つも存在しなかった本なのに、なんでいきなり本の内容とは全く無関係の図柄が出てくるんだ? と不自然に思った一義さん。最初は友人のいたずらかと考え、あれこれとそのページを弄繰り回してみるも、加工したような後など一切見受けられない。
 次の日に早速「昨日お前から借りた本、変な画が描いてあったんだが……」と切り出すと、友人は「そんなんあったか?」と不思議そうな顔をする。ならばと件の本を開き、一緒にあの風変わりな図柄を確認しようとしたところ、いくら探してもその図柄のページが見当たらない。
 結局、気味が悪くなった一義さんは、そのまま本を友人に突っ返し、もう今後彼から本を借りるのは辞めだと決心したそうである。


 ちなみに「その本どんな内容だったの?」と訊ねてみると、「そんな出来事があったので最後まで読めなかったんであれなんすけど……近未来が舞台の植物が人を襲う、そんな中登場人物達のいちゃいちゃなんかもあったりする……。タイトルは……その、忘れちゃいました」と、どうやら翻訳のB級SFものであるらしいという返答であった。
 



08:18, Friday, Feb 12, 2010 ¦ 固定リンク ¦ 講評(20) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(4) ¦ 携帯


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» [超−1]【0】図柄 [幽鬼の源から] ×
怪異そのものも小粒、そして取りたてて何かインパクトのあるわけでもなく、本当に不思議としか言いようのない話である。 ただ全体的なアトモスとして、書き手がのほほんとした緩い印象を作り出しており(特にそれを感じるのは、本の内容に関しての情報の部分だろう)、 .. ... 続きを読む

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» 【0】図柄 [【超-1】講評専用ブログ 〜闇夜に鴉がにゃあと啼く〜から] ×
ネタとしては小粒。確かに不思議ではあるのだけれど、それだけで他には殆ど進展はない。書き方としてはまあ無難なのかな。文章の分量と中身も見合ってる、という事で可もなく不可もなく。 文章  0 ネタ  0 構成  0 恐怖  0 超-1/2010 図柄 ... 続きを読む

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ネタ的に、この内容で良かったように思える。あっさりと読めたが、それ以上の感想は浮かばなかった。〔トータルで〕0 ... 続きを読む

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文章0 怪異0文章は何のストレスもなく読めるのですが、友人とあった所の描写が足りないように感じます。このお話で一番心情が爆発し縺... ... 続きを読む

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■講評

文章0  内容0  怖さ0  ネタ0

貸してもらった古本はハードカバーだったのか、それとも文庫本だったのか。どのくらい分厚い本だったのか、いろいろ情報が不足していて、もっと詳しく知りたかった。
変な図柄も本当になかったのか、返してしまった後だともうわからない。出来たらもう一度その本を借りてほしいところだ。

名前: ぬんた ¦ 10:30, Friday, Feb 12, 2010 ×


植物が人を襲う。トリフィド時代かな?ああ、でも男女がイチャつくのか。ならば、愛のトリフィド時代かも。
その本、読んでみたいですねぇ。で、その図形がどんな影響を及ぼすのかも知りたい。
ネタ・0 構成・0 文書・0 恐怖・0

名前: 一反木綿豆腐 ¦ 16:46, Friday, Feb 12, 2010 ×


うーん。不思議話。少し不思議も弱い気がしますが、じんわり気になりますね。
本の判型ぐらいは分かるともう少し入り込めたかなあ。
ちょっと残念な気もします。

名前: 捨て石 ¦ 19:27, Friday, Feb 12, 2010 ×


おっとしまった。点数はこれで。

名前: 一反木綿豆腐 ¦ 19:59, Friday, Feb 12, 2010 ×


不思議な話ではありますが、まあよく聞く類の話ですね。
これ、一義さんやその友人には、この後何もなかったんですかね?
正直、借りた本の内容よりも、そっちの方が気になります。
印象としては、未完成な話、といったところでしょうか。

文章:0
希少性:0

名前: ていさつUFO ¦ 20:01, Friday, Feb 12, 2010 ×


 これもまた説明のしようのない、謎の怪である。
 小説の内容と何かリンクしているのかと思えば、小説は近未来SFというまるで関係のないものというのも謎だ。
 ずっと残っているのではなくその時限りというのもやはり謎だ。

 なんとなくだが、その謎はカバー裏にあるのではないだろうか。話者には是非とも確認して貰いたいところだ。

名前: amorphous ¦ 22:57, Friday, Feb 12, 2010 ×


その本の中にあった風変わりな図柄は、何の為に紙面いっぱいに一辺が三ミリ四方に菱形で規則正しく並び、又、後で確認してどうしてなくなったのか?憶測と勘違いで済まされるから。

名前: 天国 ¦ 23:22, Friday, Feb 12, 2010 ×


文章力 +1
稀少度  0
怖さ    0
衝撃度  0

あったはずのページが消えているというのは面白い。私はこういう話は初見です。
しかし不思議話であって、怖くは感じなかった。最後のしどろもどろの台詞にリアリティがあって、話者にとっては恐怖を感じた出来事だったんだなと感じ取れる。

名前: つなき ¦ 23:13, Saturday, Feb 13, 2010 ×


前後のページは、話が繋がっていたんでしょうか?
話が飛んでいたなら、元からあったページの上に図柄が乗っかっちゃってるわけで。これはかなり鬱陶しい。
繋がっていたなら、図柄のあるページが突然増えてますよね。
もしかしたら、その下には脱線したストーリーが…。とんでもないいちゃいちゃシーンとか。
どちらでも面白いですね。(+1)

トランプの裏にありそうな柄かなあ。具体的に書かれているので、私もけっこう近いものをイメージできてると思う。本の大きさがわからないので、びっしり感がどれほどのものか掴めないのが残念です。
文末の言い回しが若干ぎくしゃくしていますが、ほぼスムーズに読めました。(±0)

名前: 雨四光 ¦ 00:09, Monday, Feb 15, 2010 ×


植物に襲われるっつー緊迫した状況なのに
いちゃついている場合か!
・・ま、いっか。本の内容は。

タイトルからして何か忌まわしい図柄が書かれたものが
次々に呪っていくのかな・・と思ったが
単に図柄があったページが消えていたという。
あったはずのものが無かったという[怪]としては
よく聞く話なのでインパクトは弱いが
図柄の説明が細かいところや
[ならばと件の本を開き・・]などのつなげ方の上手さで
この点数にしました。

そのページの紙質は他と同じものだったのかな。
確かにくっついていたのかな等が気になりました。





名前: RON ¦ 10:48, Friday, Feb 19, 2010 ×


その本の1ページだけ別の次元と繋がったんですかね。
へんなこともあるもんです。
しかし、このあらすじだけで詳細が出てたら笑う。


名前: b ¦ 23:49, Saturday, Feb 20, 2010 ×


その本、『トリフィド時代』を彷彿させる粗筋ですね。確か翻案も何作か出ていたと思います。

無くなったページの図柄がとても気になります。模写してくれていれば!などと、勝手な感想を抱きました。細かな図柄で埋め尽くされたページというのは、とても異様で気持ち悪いですよね。妙な執念のようなものを感じてしまいます。
文章は素直な印象で判り易く、奇妙な図柄の描写もするっと頭に浮かびました。

・臨場感+1 ・没入度0 ・表現+1 ・恐怖−1

名前: ダイタイダイダイ ¦ 18:36, Wednesday, Feb 24, 2010 ×


素直に「何だろう?」と思ってしまいました。

一度だけ見られた不可思議な図柄。
本の内容と何か関係しているのかと思ったら、それも違う。
かといって、その後は特に変わったことも無い、と。

ぜひ最後まで読んで欲しかったですけど、確かに一義さんにしてみたら嫌ですよね。
その後、その友人から本を借りるのは辞めた、というのがまたどれだけ気味悪かったのかが分かるような気がしました。

名前: 鶴斗 密喜 ¦ 23:49, Wednesday, Mar 03, 2010 ×


弱いけれど怪異であることには違いないから。

名前: 極楽 ¦ 11:29, Friday, Mar 05, 2010 ×


文章0 恐怖0 希少0 魅力0

本についての情報も不足していて、若干もたついている感じの書き方がちょっと読みにくかったです。
紙に細かい図柄がみっしり書き込まれている様は気持ち悪いです。
未来人からのメッセージだったんでしょうか。

名前: 幻灯花 ¦ 09:32, Friday, Mar 12, 2010 ×


図柄が出てきたところまではすごく興味深く読めたのですがオチが弱くて残念★

名前: ゼリコ ¦ 22:47, Wednesday, Apr 07, 2010 ×


なにやらほんのりと不思議な話ですね。
で、その本は今も友人さん宅にあるのでしょうか?

名前: どくだみ茶 ¦ 00:08, Thursday, Apr 08, 2010 ×


怪談点・・・0
文章点・・・1

まあなんとも些細な不思議が微妙に味のある文章で展開されており、でトドメに植物が人を襲うSF小説だったと。
短いながらも独特の雰囲気を持った作品になっています。
そこに点を入れました。

ところでその小説ですが、植物が人を襲うというと「トリフィド時代」でしょうか。
近未来ってどの程度の未来だったんでしょうかね。

名前: C班 山田 ¦ 20:08, Saturday, Apr 17, 2010 ×


小ネタは小ネタ、なんでしょうが、怪異そのものの面白さでプラス一点です。変なマークとかがびっしり書いてあったりするの怖いんですよね、個人的に。

名前: 丸野都 ¦ 20:36, Monday, Apr 26, 2010 ×


ネタ・恐怖度:0
文章・構成 :0 

解釈に迷う不思議な話である。取り立てて害が及んでいないようで、まずは一安心といったところか。
結びの本の内容については、さして重要性を感じない。内容が内容なだけに、書くにしても1行程度でさらっとまとめてよかったのでは。

名前: オーヴィル ¦ 22:48, Thursday, Apr 29, 2010 ×


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