超-1/2010審査用チェックリスト
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ほんの数分間の出来事である。 阪南君はトラックで移動中、ふと目の前の景色に違和感を覚えた。 道の先に十字路。その向こうの歩道を、誰かがこちらに向かって歩いてくる。 しかしその誰かと、電柱や建物などの背景、それぞれの近づいてくるスピードに妙なズレがある。 つまり近いのに遠く感じる。いや、十字路の向こう側にいる訳であるから、遠くにいるのに近くにいるように見えるというべきか。 少し戸惑ったが、ある程度距離が縮まったところでようやく合点がいった。 大きいのである。だいたい四メートル程はあるだろうか。 軍服を着て足にはゲートルを巻いている。 肌も衣服も、全身が白に近い灰色であった。 帽子を目深に被ってやや俯き加減で歩いているせいか、表情をうかがい知ることはできない。 ほどなくしてその大きな兵士は十字路を曲がり、建物の陰に隠れて見えなくなってしまった。 阪南君は同じ道へとハンドルを切ったが、既に兵士の姿はなかった。
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» [超−1]【0】錯視 [幽鬼の源から] × “気付き”という部分に焦点を当てて書こうとしていることは理解できるのであるが、いかんせん、作為的すぎて逆に分かりづらさの方が先に出てしまっていると言える。 巨大な人がこちらに向かって移動しているのを表現しようとして“錯視”の原理を応用した書き方に徹し .. ... 続きを読む
受信: 10:11, Thursday, Feb 25, 2010
» 【0】錯視 [闇夜に紛れて覗く者から] × 著者の方の意図は解る。しかし、説明の部分が強すぎたように思える。巨大な兵士でインパクトはあるので、思いっきり短く、「何だ、あれ」で勝負しても良かったのでは。〔トータルで〕0 ... 続きを読む
受信: 20:00, Thursday, Feb 25, 2010
» 【−1】錯視 [【超-1】講評専用ブログ 〜闇夜に烏がにゃあと啼く〜から] × 何だかわかり難い。4メートルもあれば大きさにも驚くだろうが、まず服装に目が行くものではないのかなぁ、と思った。軍服を着た人間が歩いていたら、その違和感に真っ先に霊であろう事に気付く筈。それをギリギリまで引っ張ったため、「大きい人」のイメージだけが先行 .. ... 続きを読む
受信: 23:02, Friday, Feb 26, 2010
» 【0】錯視 [2010超−1 講評から] × 文章0 怪異0交差点で怪異に気づく場面がわかりづらかったのが気になりました。おそらくタイトルにもある「錯視」のようだったと感じ縺... ... 続きを読む
受信: 12:48, Thursday, Apr 01, 2010
■講評
阪南君が、トラックで移動中目撃した4メートル程ある大きな兵士は、一体何者?おまけに全身が白に近い灰色とは?さっぱりわからん?から。 |
名前: 天国 ¦ 19:15, Thursday, Feb 18, 2010 ×
数分前とは、新鮮なネタですね。 しかも高さで4mって、相当でかいですね。 何か曰くつきの土地…にしても、このでかさは有り得ないか。 なんていうか、でかいとしか言えない不思議な話ですね。
文章の方は割とコンパクトに上手くまとまっているとは思いますが、ここは住宅街だったのでしょうか? 他に人の目があったりはしなかったのでしょうか? でかい兵士との距離は? もう少しだけ、冗長にならない程度に、軽くこの辺に触れられていると、イメージし易かったかなぁと思います。
文章:0 希少性:1
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名前: ていさつUFO ¦ 19:20, Thursday, Feb 18, 2010 ×
文章力 0 稀少度 +1 怖さ 0 衝撃度 0
巨人の話はあまり聞かない。 始めの辺りの違和感の説明がちょっともたついている。 不思議譚ではあるが、すみません、怖くはありませんでした。 |
名前: つなき ¦ 20:48, Thursday, Feb 18, 2010 ×
うーん。状況が微妙に分かり辛い、というか分析的に書いている感じ。 説明過剰かもしれません。兵士は単体だったのですね。 錯視とタイトルをつけたのは、エイムズの部屋が元かな。 目撃譚は二人以上が見ているものが好みなのでこの点数で。 |
名前: 捨て石 ¦ 20:53, Thursday, Feb 18, 2010 ×
大きい幽霊?なかなか貴重な体験ですね。 でもちょっと怖くなかった…というのが正直なところです。 |
名前: しゅん ¦ 22:07, Thursday, Feb 18, 2010 ×
文章は短めで情報が詰め込まれている訳でもないのだが、何故かすんなりと頭に入ってこない。 恐らく、題名にある「錯視」の表現が前半部に多い事が原因のように思われる。 話者の戸惑いがそっくりそのまま追体験出来るという意味では成功しているのだが、怪談としてのテンポが余り宜しくない。 錯視に関する記述をばっさり削り、巨大な兵士という珍しい怪のみをストレートに押し出した方が効果的だったように思う。 |
名前: amorphous ¦ 22:49, Thursday, Feb 18, 2010 ×
なんだか今年は、でっかいのが多いですね。
4〜5行目を把握するのに時間がかかりました。 「周りの建物が小さく見える」がいちばん正確でわかりやすいけど、モロにネタバレだし…。なのでそれを伏せて「近付いてくる速度の違和感」で表現してくれたんですよね。難しいなあこれは。
難しいけどやっぱり、ここは一度でわかるようにしてほしかった。オチで「なるほど、大きいのかぁ」と納得してストンと落ち着いてしまい、「兵隊さん!?」という驚きが薄れてしまいました。 人間の身長が4メートルだと認識した上で、運転している感覚で読み直すと「あー、わかる!これは変な感じ!」となります。(±0) |
名前: 雨四光 ¦ 17:26, Friday, Feb 19, 2010 ×
巨大化した人。ウルトラマンに出てきたフジ隊員では。大きさを表現したいのならば、他の建物と比較するのが一番手っ取り早いと思うのですが。特に表現や構成に凝らなくても成立できた話ではないでしょうか。 ネタ・1 構成・0 文章・−1 恐怖・0 |
名前: 一反木綿豆腐 ¦ 10:36, Saturday, Feb 20, 2010 ×
トリックアートでも見るかのような 不思議な違和感を感じたら 4メートル程もある大きな兵士だった。 [大きな人]と[小さな人]の話はとても好きです。
兵士だと解るまでの錯視の部分の説明が 解り難い感じがしました。 著者も、もどかしかったのでは。。と思うほど 説明すればするほどつかみにくい記述になって しまっています。 何かネタを明かしたくない為に解り難くなって そのままネタ明かしまで持って行ってしまって 失敗した感が。 ズバリ大きな兵士と解ってからの部分だけに 焦点をあてて書いてもよかったかも。
珍しい目撃談なのにもったいない気がします。
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名前: RON ¦ 16:44, Sunday, Feb 21, 2010 ×
大きな兵士はなんでその場所と時間に阪南さんと遭遇してしまったんでしょうね…… |
名前: ぬんた ¦ 13:29, Tuesday, Feb 23, 2010 ×
タイトルが「目の錯覚」を思わせる単語なのが、もったいない気がします。もちろん著者の方がこの怪異を「錯視」と言っているのではなく、最初にこの大きな兵士を見つけたときの違和感のことを差しているということは判ります。 初読時にうっかり早合点しそうになりましたので、私事で失礼ですが書かせていただきました。
兵隊さんということで、背景のドラマとかを想像してしまいます。この近辺に関係がある方なのか、あるいは「巨大」ということで何人かの兵隊さんの集合体なのかとか。興味深いお話でした。
・臨場感0 ・没入度+1 ・表現0 ・恐怖0
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名前: ダイタイダイダイ ¦ 21:52, Sunday, Feb 28, 2010 ×
そんなに大きい人を見たら絶対に霊だと思うし、びっくりすると思うから。 |
名前: 極楽 ¦ 14:38, Tuesday, Mar 09, 2010 ×
文章0 恐怖0 希少1 魅力0
>電柱や建物などの背景、それぞれの近づいてくるスピードに妙なズレがある
ここで、あーあるあると思いました。 あるんですよね、そういう気持ち悪い一瞬が。 ストレートに感情移入出来ました。 でも多分軍人さんだったら先に服装の方にぎょっとするけど、夜だったらすぐにはわからないかな? 巨大な軍人さんか…。 昼間だったら何だか哀愁があるけど、夜に見たら不気味かも。 どっちだったんでしょうね? |
名前: 幻灯花 ¦ 18:48, Tuesday, Mar 16, 2010 ×
四メートル程の兵士さんを見られたのはとても珍しいと思います。
文章は一所懸命説明しようとするあまりに、少し分かりづらい印象がを受けました。
数分間の出来事でもしっかりと目に焼付くほど鮮明に残っているのですね。
普通の大きさの話なら類話も多いのですが、そこまでの大きな兵士さんを見た、という希少度を考えてこの点数で。
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名前: 鶴斗 密喜 ¦ 00:40, Thursday, Mar 18, 2010 ×
パラレルワールドに踏み込んでしまったのですね 原因は何なんでしょう その場所に空間の裂け目があるのでしょうか |
名前: ゼリコ ¦ 18:38, Sunday, Apr 04, 2010 ×
4メートルの軍人さん? 不思議な話ですが、ふーん、としか思えませんでした。 |
名前: どくだみ茶 ¦ 19:57, Thursday, Apr 08, 2010 ×
怪談点・・・0 文章点・・・-1
いろいろと疑問があります。 遠くにいるのに、巨大だったため近くに見えたということですが、実際にはどの辺りの距離にいたのでしょうか。 巨大なら踏み出す一歩も大きいはず。 そこはどう見えたのでしょう。 言葉が足りず、どういう状況だったのかいまひとつピンと来ませんでした。 |
名前: C班 山田 ¦ 00:47, Monday, Apr 19, 2010 ×
小ネタとしては申し分ないかと。個人的に「寸借が違う」話が好きなので一点追加しました。 |
名前: 丸野都 ¦ 23:22, Monday, Apr 26, 2010 ×
ネタ・恐怖度:0 文章・構成 :0
違和感こそが怪異を怪異たらしめている内容だが、そこにたどり着くまでの描写が迂遠に思える。これだけの短文の中でそれを感じさせるということは、文章によって相対的に怪異のインパクトが薄れてしまったためではないだろうか。 飾り立てたくなる気持ちもわからないではないが、スパッと短くまとめる決断が必要だったのでは。
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名前: オーヴィル ¦ 21:39, Thursday, Apr 29, 2010 ×
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