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降り注ぐ
「ちょっと困ったことに悩まされてるの。三年前からなんだけどね」
 そう言って榊さんは、掛けている眼鏡を指先で押し上げた。
 
 最初に榊さんが「それ」と遭遇したのは三年前の十二月頃。深夜のことだった。
 彼女は普段から早い時間に床へ入る。その日も彼女は、日付が変わる前に就寝していた。
 何時だったのかは、分からない。
「普段は、ちょっとやそっとの物音じゃ起きないんだけど」
 ぐずぐず。じゅる。
 人が、洟を啜り上げているような音で眠りから醒めた。
 そっと目を開けると、それが合図だったかのように、最初の異変が始まった。
 天井が、徐々に迫ってきたのだという。天井が降りてきたのか、それとも自分の体が浮き上がって天井迫っているのかまでは判然としなかった。
 何が起こったのか判断できず、彫像のように布団の中で固まっているより他なかった。
 その間も天井との距離は縮まっていき、異音は聞こえ続けている。
「それだけでも十分異常なんだけどね。本題はその先」
 やがて天井との距離が二十センチほどまでに縮まったとき、次の異変が現れた。
 眼前で天井が隆起し、やがて人の顔面が現れたのである。
 妙齢の女性だった。
 青白いその顔には頭髪と眉毛が無く、目と口は眠っているかのように閉じられていた。
「全体的につるっとしててね。お面みたいだった。鼻先がくっつきそうな距離だったんだけど、そこに在るって感じが全然しないの」
 ぐずぐず。じゅるり。
 異音は止まない。
 目を逸らすことも忘れて顔を凝視していた榊さんの頬に、ぬるりとした冷たい物が落ちた。
 よくよく見ると、女の鼻孔から、鼻水がだらだらと垂れ落ちていた。
 絶叫したい衝動を、辛うじて押し留めた。鼻水が口の中に入りでもしたら、事である。どういう理屈か顔を背けることも叶わぬまま、榊さんは不快感を必死で堪えながら鼻水を浴び続けた。
 そのまま耐え続けていたのか、それとも途中で意識を失ったのかは分らない。気付くと淡い冬の朝陽が部屋に差し込んでいた。天井の顔は消えていた。
「夢かな、て思ったんだけど」
 顔中が、乾いた鼻水でがびがびになっていた。普段より長い時間を掛けて顔を洗ったのは、言うまでもない。

 明くる年の春、榊さんは人生初の体験をした。
「もう三十を過ぎてたから、大丈夫だと踏んでたんだけどね」
 目の痒みと洟、そしてくしゃみが止まらない。
 彼女は、花粉症に罹ったのである。
 それも、薬なしでは業務もままならないほどの重度な症状であった。
「その時はついてないなー、くらいにしか考えてなかったんだよね……」

 時は流れ、年末を迎えた。
 夜中にふと目を覚ました榊さんは、既視感を伴う現象に遭遇した。
 天井が、じわりじわりと迫ってきたのである。脳裏に一年前のあの夜の悪夢が、色濃く甦る。
 果たして、間近に迫った天井からまたもあの女の顔が出現した。一切の身動きが取れないことも含めて、前年と同じシチュエーションだ。ただ一点違っていたのは、洟を啜り上げる不快な音が聞こえなかったことだ。
 覚悟を決めてじっと身を固くしていると、徐に女の眼が開き始めた。
 ぱりぱりぱり。
 瞼が持ち上がるにつれ、乾いた目脂が顔面に降り注いだ。
「鼻水と違って、口を開けなくても息を吸うたびに鼻の穴から入って来そうでさ。吸い込まないように息をするのが大変だったよ」
 やがて、女の眼が完全に開いた。眼球は充血していた。女が瞬きを繰り返すたび、乾いた目脂が頬に、額に、鼻先に落ちた。
 眼の中に入っては、たまらない。榊さんは固く眼を閉じ、災厄が去るのをじっと待った。
 いつの間にか、朝を迎えていた。眼を覚ますと顔は消えていた。
 身を起こすと、顔や髪からぱらぱらと、乾いた黄色い目脂が零れ落ちた。

 翌春、榊さんは目に違和感を覚えた。
「最初は痒みと充血が出たから、また花粉症が始まったか、て思ったの」
 そのうち、目の中がごろごろする異物感が加わった。眼が疼き始め、やがて激痛へと変わった。とても仕事どころではない。
 ここに至って、ようやく眼病の可能性を考えるようになり、眼科へ駆け込んだ。
「角膜潰瘍。細菌とかアメーバとかが入り込んで、眼に潰瘍を作る病気なんだって」
 もう少し遅かったら失明していたかもしれない。
 そう診断され、彼女は背筋が寒くなった。
 抗菌薬を服用し続けてどうにか潰瘍は消えたものの、視力が著しく低下し、眼が光に対して過敏になった。明るい場所に行くと、涙が止まらない。
「だからこれ、UVカットレンズの眼鏡、作ったの」
 慣れない眼鏡を掛けての帰り道で、ふと、考えが頭を過ぎった。
 鼻水と、花粉症。
 目脂と、角膜潰瘍。
 これは単なる偶然なのだろうか。

 そしてまた、年末が訪れた。
 榊さんの会社は、毎年十二月になると今年一年の垢落しと称して、温泉宿で泊り込みの忘年会を行う。帰りの心配が要らないので、箍が外れたようなどんちゃん騒ぎになるのだそうだ。
 あまり酒に強くない榊さんも、この日ばかりは飲まざるを得ない。宴会が終わり、二次会のカラオケに連れて行かれ、ようやく解放されたのは日付が変わった深夜一時。酒気と早寝の習慣との相乗効果で、布団に入るなり眠りに落ちた。

 おえええ。
 嘔吐するような声で、目を覚ました。
 誰か部屋の中で、もどしているのかもしれない。そう思い首を起こして視線を巡らせるが、部屋には誰もいない。
 そこで、一気に血の気が引いた。首から下が、ぴくりとも動かせなかったから。
 見上げると、じりじりと天井が迫ってくる。
 まさか、こんなところで。榊さんは愕然とした。
 眼前に迫った天井板の木目が、ぐにゃりと歪む。
 板面が丸く盛り上がり、滲み出すように女の顔が現れた。
 その顔を見た瞬間、脳を揺さぶられるような衝撃を覚えた。
「瘡蓋だらけだったの」
 女の顔面を、赤黒い瘡蓋が斑に覆っていた。瘡蓋のいくつかは表面が割れ、白い膿汁が滲み出している。女の眼は開いていたが、視線は虚ろで何も見ていないようにも思えた。
 女の口が薄く開き、「おええええ」と低い声が漏れた。その拍子に鼻の脇の瘡蓋が割れ、新たな膿が流れ出した。
 腐臭が、鼻を打った。
 そこで榊さんの意識は、スイッチが切れたようにふつりと途切れている。

 目覚めたときには顔は消えていた。鼻腔には、しつこく腐臭がへばりついている。
 顔に何か付着してないかと、恐る恐る伸ばしかけた指が途中で止まった。確かめることが、途轍もなくおぞましい行為に感じられた。
 腐臭が嗅覚を刺激し、臓腑を抉られるような不快感が走った。
 堪らずトイレに駆け込み、彼女は嘔吐した。
 一通り吐き終え、口を漱ごうと洗面台へ向かった。
 鏡には、卵白色の膿汁まみれになった自分の顔が映っていた。

「それが、去年の暮れの話」
 春を迎えたくない。そう締めくくり、榊さんは深く嘆息した。




11:04, Saturday, Feb 27, 2010 ¦ 固定リンク ¦ 講評(17) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(4) ¦ 携帯


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文章+1 怪異+2文章も気になるところもなく、スムーズに読めました。が、内容がとてもスムーズに読む事のできるものではないので、嫌�... ... 続きを読む

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■講評

「三度の怪」と呼ばれる怪談は、どういう訳かインパクトの強い話が多い。
 この話も同様で不可解かつ実害を伴う、かなり厭な話である。
 描写も過不足なく、そしてその薄気味悪さも充分伝わってくる。

 唯一気になるのはやはりその後のことであるが、年度替わりを待つと大会が終わってしまうため、こればかりは仕方がないであろう。
 勿論、早めに病院に行き対処を済ませておくことを強くお薦めしたい。

名前: amorphous ¦ 16:14, Saturday, Feb 27, 2010 ×


自分で読んどいて何だが
話の展開が解ってきた後半から
(もう頼むからこれ以上やめてくれ!)と切に思った。

体験者はお気の毒過ぎる、しかしキタナイ・・
怖いというよりとにかくキタナイ・・
そう思いながらも一気に読んでしまった。
それ程面白くて不思議な話。

年末に場所を選ばず天井から顔が出現し
鼻水だの目脂だのが自分の顔に降り注ぎ
翌春には実際に自分の顔に被害が及ぶ。

天井の顔が実際の被害の元凶なのか
それとも病気の前兆として教えてくれているのか

どちらにしても、ちゃんと翌朝に
固形物(嫌だなソレ)が残っている。

もぅ、信憑性とか因果関係とか
そんなのを考えるのがどうでもよくなるぐらい
とにかく希少な話でインパクトがあった。

文章が綺麗なのに・・


希少度:1
生理的嫌悪度がよく出せている:1
体験者に同情:1

そして、もう春ですよ・・











名前: RON ¦ 16:15, Saturday, Feb 27, 2010 ×


毎年これはなかなか嫌ですね…。
まだ榊さん、最後の症状は現れていないんですよね?
なんとか先に病院へ行って予め検査を受けておいて欲しいところですね。
ところで、この女の顔は榊さん自身というわけではないんですよね。じゃあ、この顔に見覚えは無いんでしょうかね? 知った顔なら、何かしらの対処が出来るかもしれませんね。

文章は読み易く、状況も解り易い、非常に巧みなものかと思います。
ですがほんのちょっとだけ気になった点を。
序盤、「最初に遭遇した話」の中に「最初の異変」と「次の異変」と細分化されていて、どの部分が続くのかがちょっとややこしく思えてしまいました。天井が迫る部分と顔が出る部分は共通のようなので、ここはわざわざ分ける必要はなかったかなぁと思います。
あとは天井が迫る時、榊さんは心理的な事から動けないのか、心霊的な事で動けないのかがぼんやりしていて解りませんでした。話が進むにつれ、いつの間にか動けないのが当然のようになってたので、そこだけちょっと違和感を覚えました。
とは言え、文章が巧みであるという評価に変わりはありません。読み応えは充分でした。

文章:1
希少性:1

名前: ていさつUFO ¦ 19:07, Saturday, Feb 27, 2010 ×


この榊さんは、三年前の十二月頃、深夜鼻水をすすりあげる音が合図で、天井が差し迫りそれとともに
青白い顔に頭髪と眉毛はなく、目と口は眠っているようにとじている妙齢の女は、多分自分?鼻水が出てきて花粉症、目脂が出てきて角膜腫瘍、今度は瘡蓋で一体何の病気が潜んでいるのか?でも、その病気になってから、この話自分としては書いて欲しかったから。

名前: 天国 ¦ 21:31, Saturday, Feb 27, 2010 ×


今まさに花粉の飛散が始まってまして、鼻をかみながら読んでいたわけですが。
き も ち わ る い 。発狂しそう、と思ったのは今大会では二度目。

女の正体は何なんでしょう。顔、近すぎです。場所も選ばず、逃げられない状況に追い込んでこの仕打ち。
女が疾患を招いているのでしょうか。教えてくれているのだとしても、防ぎようのないものばかりだし、こんなやり方では迷惑でしかないような。
三回目の瘡蓋と膿も、どんな疾患を示しているのか見当がつきません。この結果が出ない限りは、今までの二回が偶然だと思うこともできない。後味の悪さはかなりのものです。(+3)

自分の体からも出るものが想像しやすいのは当然で、そこに加えて女の様子も思い浮かんでくるもんだから、それはもう…。
女については激しい動きをしていないので抑え目に(それでも十分気持ち悪いのですが)、榊さんの動揺は大々的に、と表現が使い分けられていて、静かな場所でじわじわと追い込まれる恐怖を味わえました。(+1)

名前: 雨四光 ¦ 21:50, Saturday, Feb 27, 2010 ×


うん。気持ちが悪い。生理的にも、怪異的にも。
読み返したくないです。

しかし今もう春。
凶悪なことになっていなければと心配してしまいます。
大丈夫なのかなぁ。無事を祈るばかりです。

名前: 捨て石 ¦ 00:05, Sunday, Feb 28, 2010 ×


生理的に無理。この手の話は読むのが辛いです。こういう大会で無ければ、絶対に読み飛ばしてます。文章にも構成にも恐怖という点にも文句の付け様が無い話ですが、読みたくないという人もいるのです。
ネタ・−2 構成・1 文章・1 恐怖・1

名前: 一反木綿豆腐 ¦ 17:23, Wednesday, Mar 03, 2010 ×


文章力  +1
稀少度  +1
怖さ    +1
衝撃度  +1

これほど気色の悪い話があろうか!吐きそうです。
ということで満点を差し上げます。
単なる体験だけではなく、「それ」の患っているところがそのまま体験者の障りになってしまうというのが、耐えられない。


名前: つなき ¦ 20:04, Thursday, Mar 04, 2010 ×


>ちょっと困ったことに悩まされてるの
ちょっとじゃありません! 読後、真っ先にここに突っ込ませていただきました!
というか、この女の顔が榊さんに災いを起こしてるという考え方もありますが、前もって病気を知らせてくれてるという考え方もできます。どうか早急に検査を受けに行っていただきたい…もう春ですが…。何事も起こらないことを心からお祈り申し上げます。

現象は非常に不愉快で汚く、こちらの方こそ「おええええ」なんですが、文章そのものは綺麗なんですよね。だからギリギリの線で読み進めることができました。

しかしこの物理的証拠の残りっぷりは容赦ないですね。誰かの嫌がらせの線も、ご自分から出たものだというオチもほぼありませんものね。やろうったって出来ないでしょう。この規模では。特にラストのヤツは無理でしょうね。物凄く厭なことですが、大変に信ぴょう性が高いお話です。

・臨場感+1 ・没入度0 ・表現+1 ・恐怖+1

名前: ダイタイダイダイ ¦ 23:49, Saturday, Mar 06, 2010 ×


もう考えるだけで気持ちが悪いから。

名前: 極楽 ¦ 16:44, Tuesday, Mar 09, 2010 ×


これは何とも…。
途中からある程度展開が読めてしまったにも関わらず、「次は何が起こるんだろう」と不謹慎ながらも思ってしまいました。

文章も長い割に読みやすく、惹き込まれました。
怖い、というよりもただただ気持ち悪い。
引っ越してもついてきそうで、凄く嫌ですね。

三年前から始まったと書いてありましたので、その頃に何か思い当たるフシなど無かったのか気になってしまいました。

名前: 鶴斗 密喜 ¦ 22:10, Sunday, Mar 21, 2010 ×


毎年続く恐怖。最悪ですね。
文も読みやすいです。
最後まで一気に読めました。

名前: ゼリコ ¦ 23:43, Wednesday, Mar 31, 2010 ×


文章0 恐怖1 希少1 魅力−1

天井が迫ってくるっていうのは過去に経験があります。
しかし人の顔が現れてそんな汚いものを次々と浴びせられては……。
いやだ、汚いとか怖いとかじゃ全然済まないじゃないですか。
下手したら次の年末には命があるかどうかわからない状態になるのでは。
毎年重度の花粉症で春を迎えるのがイヤで仕方ない私ですが、それくらいで音を上げちゃ申し訳ない位の気持ちになりました。
ああ、気持ち悪い。
鼻水のあたりから既に先を読みたくない読みたくないと泣きそうになっていました。
体験者様には本当にお気の毒どころじゃ済まない思いですがすみません、生理的に無理ですこのお話。
どうか本気でお祓いに行ってください。
もしかしたら榊さんに伝染ることで治ってる誰かがいるかもしれないですよ。

名前: 幻灯花 ¦ 02:42, Friday, Apr 02, 2010 ×


こういう話は個人的に駄目です。
“〜と話を締めくくった”
という様な終わりかたは蛇足的に思えます。

以上。

名前: どくだみ茶 ¦ 22:51, Friday, Apr 09, 2010 ×


怪談点…2
文章点…1

とても嫌な体験ですね。
汚くて、しかもしっかりと跡が残った上に病気にまでな
ってしまうという体験は絶対にご免です。
その怪異に遭ったから病気になったのか、それは病気になる前兆だったのか、その辺はよく分かりませんが、嫌な話であることには変わりません。
文章はよく書けてはいますが、欲を言えばもっと嫌な気分にさせてもらいたかったというのはあります。
この題材の場合、とことんやりすぎくらいに書いても良かったのではないでしょうか。
最大限に活かせる素材です。

名前: C班 山田 ¦ 22:56, Tuesday, Apr 20, 2010 ×


まだ継続中の怪異であることが怖い。最初は天井が近づくなんてありがちだな、と思って油断していたらやられた。

名前: 丸野都 ¦ 00:50, Tuesday, Apr 27, 2010 ×


ネタ・恐怖度:1
文章・構成 :0 

不快感満載の怪異である。
途中から展開が読める感もあるが、現在進行形のオチも含めて後味は悪い。(個人的に、後味が悪い話は好きである) 生理的にも精神的にも深い嫌悪感を残すネタである。
ただひたすら、体験者の無事を祈るよりほかない。

名前: オーヴィル ¦ 20:06, Thursday, Apr 29, 2010 ×


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