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うしろ
「九州の人柱の話、聞いたか?何人死んだんだ?」
残業で遅くなってしまったある日、電車に乗っているとそういう男の声がすぐ後で聞こえた。
(人柱?)
何の話だろうと振り向くと、そこには誰もいなかった。
1メートル程離れたところには電車のドアがあり、ドアの窓の外には暗い街明かりが流れてゆくばかりだった。
前に向き直ると、某高校の詰め襟制服姿の男子生徒がこちらの方を見ており、目が合った。
男子生徒は不思議そうな表情で私に軽く会釈をして、そばに立っていた同じ制服姿の男子生徒に首を傾げながら言った。
「なぁ、あそこ。誰かいたよな?」
「え?」
「ヒトバシラがどうとか。ヒトバシラって何だっけ?」




13:11, Tuesday, Mar 16, 2010 ¦ 固定リンク ¦ 講評(19) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(5) ¦ 携帯


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■講評

あ〜あ。[人柱]とか[生贄]って生理的に
苦手な言葉だ。。と思いつつ
早速[九州・人柱]と検索をかけてみた。
(検索までしているわけだが。)

怪奇現象が起こると言われている[人柱の碑]
という石碑が出てきた。

しかし、他にもいろいろな所に人柱の話が出てくるので
何処のことを言っているのか・・
その霊に聞く訳にもいかず。。

深夜の電車の中で唐突に突飛な話題。
何時の話なのかも体験者に話しかけたのか
すら分からない。

男子生徒は姿も目撃しているということで
そこは是非とも、どんな様子だったのか
体験者からその男子に聞いて欲しかった。

最後にその生徒の言葉、
「ヒトバシラって何だっけ?」
という一文は、とぼけた味を出しながら
確かにその言葉を聞いたという信憑性も
出している。

ただ
タイトルに[うしろ]とありながら、肝心の[後ろ]を
振り向いたら[誰もいなかった]・・とだけ書いており
車内には一体何人ぐらいの人がいたのか
真後ろにはいなかったが、斜め後ろには何人か
いたのでは?などと邪推してしまう。

それを防ぐ為にも、目撃した男子生徒からも
聞いて欲しかったところである。

突飛な霊の質問に(+1)

名前: RON ¦ 16:07, Tuesday, Mar 16, 2010 ×


これ、九州での話なんですかね?
怪異というよりかはその場?の記憶、みたいなものでしょうか。
話のスポットが体験者と男子生徒が同じものを聴いている、というところにあるので、これに関してはよくある話かなぁという印象で始終しました。
もうちょっと男子生徒の話の続きを聞きたいところですが、この時点で話は終わってしまったんですかね?
ちょっと消化不良感が残りました。
文章そのものには問題はないので、あとはさらなる取材と構成の工夫次第かなぁと思います。

文章:1
希少性:0

名前: ていさつUFO ¦ 19:22, Tuesday, Mar 16, 2010 ×


この話も、これから起こりうる事故か事件の事を予測しているような文章だから。

名前: 天国 ¦ 19:39, Tuesday, Mar 16, 2010 ×


 複数の人が怪にばったり遭遇するパターンは類話も多く、いずれもショートで終わってしまう。
 中にはショートながらもインパクトの残る話もあるが、この話では「人柱」の一言が印象的ではあるものの、やはり弱い。

 個人的に気になったのは「九州」と「人柱」。
 調べてみると、九州という名称は室町時代あたりから使われ出したようである。
 そして人柱については記紀から近代まで、下手をしたら現在まで続いている可能性のある儀式である。
 男子生徒が見たのはどんな姿の人物だったのか。
 話者の聞いた言葉は訛りのない現代語だったのか、それとも奇妙なイントネーションのものだったのか。
 そして話者と男子生徒は、どの地方のどの場所でその怪に遭遇したのか、

 怪の時代背景を捕まえる断片があれば、より興味深い逸話になったのではないだろうか。

 また、題名は重要性のない位置情報ではなく、印象的な「ヒトバシラ」の方が良かったように思う。
 題名が平凡すぎると話そのものも忘れ去られてしまう可能性が高くなる。
 ネタバレにならない程度で印象深い題名を付けるのもまた、作品を活かす方法のひとつである。

名前: amorphous ¦ 21:26, Tuesday, Mar 16, 2010 ×


複数の人が同時に声を聞いた訳ですね。
これは時々類話を聞きますが、だいたい通りすがりに唐突に起きる感じで、追跡取材が難しいんですよね。友人同士であっても、
「聞こえたよなあ」「確かに聞こえた」「なんだろ」「わからんけど気持ち悪いね」
っていうぐらいで、何故か後々まで引きずることはないというのが多い気がします。
まあ、突発的な現象ですから追い掛けるのは難しいですよね。

名前: 捨て石 ¦ 00:21, Wednesday, Mar 17, 2010 ×


これはやたら恐ろしいです。
都市伝説的な妄想が広がりますが、妄想を広げるよりほかない。
なにが怖いって、その点が怖い。
文句ナシです。

名前: キャザリー ¦ 02:38, Wednesday, Mar 17, 2010 ×


九州の人柱って、いつの何の話なんだろう。九州にいて「九州の」は妙なので、他県で噂話をしているような感じなのかな。
筆者さんも、振り向くのが早ければ姿を見られたのかも。できれば高校生にお話を…って、「ネタとしてその方が!」と望んではいけませんね、ごめんなさい。
でもやっぱり、後ろから声がしただけのプチ怪談になってしまっているのが勿体ない。(±0)

声だけ聞いた人、姿も見えた人、何も分からなかった人。見事に三人バラバラであることを、高校生の会話のみでスパッと気付かせてくれました。
多くを語らず引き際が鮮やかで、短いお話らしくまとまっています。(+1)

名前: 雨四光 ¦ 03:06, Wednesday, Mar 17, 2010 ×


台詞の内容が恐ろしげなだけで、起こった怪異自体はありふれています。現代の会社においても、人柱的人材は居ますからね。
ネタ・0 構成・0 文章・0 恐怖・0

名前: 一反木綿豆腐 ¦ 10:57, Wednesday, Mar 17, 2010 ×


この小説の背景・時間設定・バックグラウンド
諸々がもう少し描写が欲しかった。

名前: ドグラサクラ ¦ 18:43, Thursday, Mar 18, 2010 ×


文章力   +1
稀少度    0
怖さ     +1
衝撃度    0

これは面白い。
「私」の空耳ではなく、同じ語りかけを聞いた者がいたとは。
その声は「私」に語りかけるように聞こえたのだろうか、誰かと話しているのが漏れ聞こえたような感じだったのだろうか。
高校生の見たものはどういうモノだったのか。
「九州の人柱の話」とは何なのか。
文章に書かれていないことに対して想像が膨らんでくる。

名前: つなき ¦ 22:14, Friday, Mar 19, 2010 ×


文の運びが少しわかりにくいです
男子生徒には私がヒトバシラの話をしているように思えたということ?

名前: ゼリコ ¦ 21:01, Sunday, Mar 21, 2010 ×


全くの他人が、同じ内容を喋る声を聞いた…目が合ってお互い意識したということが、その現象を共有したということの補強になっていると思います。人柱というあまり穏やかではない単語なだけに、実際に事故等があったのではないかなどと憶測してしまいました。

お話は綺麗にまとめられていると思います。ラストが会話文なのが、この不可思議な情景をカットアウトで終わらせている感があり、気持ちよかったです。

・臨場感+1 ・没入度0 ・表現0 ・恐怖0

名前: ダイタイダイダイ ¦ 20:38, Thursday, Apr 08, 2010 ×


あぁ、そうかなるほど、という終わり方ですね。

色々考えて書かれたのだなぁ、と思いました。

「九州」「人柱」と、とても興味深い内容だったのに、それ以上霊の方も語ってはくれなかったんですね。

個人的に好きです、こういう作品。

名前: 鶴斗 密喜 ¦ 23:30, Saturday, Apr 10, 2010 ×


わけのわからない、気味の悪い話ですね。
後ろに誰がいたのか、高校生に聞いてみたいところですが…やっぱり聞けませんね。


名前: どくだみ茶 ¦ 14:52, Monday, Apr 12, 2010 ×


突然そんな話が聞こえてきたらビックリしますよね。
一体どこのことだったんでしょう。

名前: 極楽 ¦ 18:28, Saturday, Apr 17, 2010 ×


文章0 恐怖0 希少0 魅力0

冒頭の一文ですごく興味を持ちました。
でもそれで……終わってしまった。
非常に魅力的な始まり方をしただけに少し残念。
些細なことですが、体験者が立っているのか座っているのかわからないまま、後ろや窓の外、それから前へと転換するので少々混乱しました。
見ず知らずの人に目が合っただけで会釈する若者は偉いと思います。

名前: 幻灯花 ¦ 06:06, Friday, Apr 23, 2010 ×


怪談点…1
文章点…0

誰もいないところから声がしたなどという類の話はとても多く、今更驚くこともありませんが、その声が話した内容にそこはかとない怖さが感じられ、この話を見事に薄気味悪い怪談にしています。

言うなればその台詞一発勝負の怪談であり、そのことからその声についてもっと情報が欲しいところです。
その声が調子がどんなだったか、何歳ぐらいの男の声だったのかまで分かれば、その言葉の指す意味の手がかりになるかもしれず、更に作品に深みを与えることが出来ていたのではないでしょうか。

名前: C班 山田 ¦ 17:47, Sunday, Apr 25, 2010 ×


これは小ネタの分量なんですけど、楽しめましたね。「九州の人柱」という忌々しい単語も、怪異の通り過ぎ方も絶妙です。いい怪談でした。

名前: 丸野都 ¦ 01:22, Wednesday, Apr 28, 2010 ×


ネタ・恐怖度:0
文章・構成 :0 

発せられた謎の言葉が、何を意味するのか判らない点が実に不気味。
投げっぱなし怪談は個人的には好きであり、その要素が不条理であればあるほど良い。
ただ、与えられた情報があまりに少ないので、「人柱」という言葉のイメージだけが不気味さを成り立たせているだけのようにも思える。

名前: オーヴィル ¦ 17:46, Thursday, Apr 29, 2010 ×


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