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海沿いのホテル
海沿いのホテルでの出来事です。

そのホテルで、フロアを貸し切っての宿泊イベントがありました。
私は主催者側での参加だったのでホテルに部屋を借りてもらい1日目のイベント後シングルルームに入り、次の日のイベントに備え早めに就寝しました。

ですが、イベントの盛り上がりの影響からかあまり眠れず横向きの体勢のままぼんやりと暗闇の中ベッドに潜り込んでおりました。
そこに。
「おいっ!」と背後から大声が。
(誰だろう?)と思う間もなく「ドンッ」と両手で背中を突き飛ばされました。
衝撃でのけぞってしまい、驚いてベッドの上で身を起こし背後を見ると。

そこは壁。

急に恐ろしくなった私は電光石火でバスルームに飛び込んで電気を点け明るくなるまで背中の痛みを感じながらうずくまって震えておりました。

朝、そろそろイベントが始まる時間になり疲れ果てた私はおそるおそるベッドの方まで
歩いていきましたが何もありません。
手早く着替えをし、イベント会場まで出ていくとやはり宿泊した友人が座ってうなだれているのです。
私は昨晩の経験を話そうと近寄ったのですが、友人から先に「昨晩の事なんだけど…」と切り出されてしまいました。

友人が就寝しようとベッドに入り込むと、なんだか濡れたような湿った香りがしたというのです。
その香りがどんどん強くなっていくので下水の臭いなのかとバスルームをのぞき込んだりしたのだそうですがどうも掛け布団から臭いがするのだそうです。
しかも海の臭いが。
確かにホテルは海沿いにありましたので外気の臭いかともう一度ベッドに潜り込んだのだそうですが、やけにずっしりと掛け布団が重く不快だったので持ち上げてみると内側がじっとりと濡れていたのだそうです。
友人はフロントに電話をかけ「布団が濡れている、臭いもするし交換して欲しい」と申し出たのだそうですが、その際フロントが「○号室ですか?」と聞き返してきて、その後「お部屋を交換することも出来ますが」と言い出すのだそうです。
ですが、イベントの最中で荷物を持って移動も面倒だし、そもそも早く眠らないと明日の仕事に響くと思った友人は布団を交換するだけでいいからと電話を切ったそうです。

しばらくして新しい布団が運び込まれました。
確かに受け取った時はクリーニングしたての独特の香りがあり軽く柔らかい布団だったそうですが。
交換し、眠りについて数時間。
寝苦しさに起きるとまた布団はぐっしょりと濡れて重くなっていたのだそうです。
シーツや寝間着などは全く濡れておらず布団だけが「まるで海水に浸かった様に」濡れているので結局イベント会場まで降りてきて朝を迎えた…というのです。

私も昨晩の話をし、2人で「同時におかしなめに会うなんて…」と話をしていた時、もう一人の友人が
「ねぇ、なんだか昨晩ちょっと変なことがあったんだけど…」と声をかけてきました。

友人の部屋では床がびっしょり濡れていたそうです。
そしてやはり、潮の香りがしたそうです。

翌年、そのホテルは取り壊されてしまいました。




18:36, Thursday, Apr 01, 2010 ¦ 固定リンク ¦ 講評(17) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(4) ¦ 携帯


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ネタはそれぞれに小粒でよくある話。3つの怪異を結び付けるパーツがなく、非常に曖昧。友人二人の体験は「潮の香り」で辛うじて繋がっているものの、話者の体験に至ってはそれとは何の共通点もない。友人が「布団を替えてほしい」と電話をした時の対応からフロントが何 .. ... 続きを読む

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» 【−2】海沿いのホテル [闇夜に紛れて覗く者から] ×
ホテルの怪としては、大きく突出したところが無い。他の話に埋没するレベルといえる。三つの出来事が関連するように書かれているが、曖昧なものといえる。大きな問題点は、「お部屋を交換することも出来ますが」に尽きる。部屋に空きがあるのなら、何故にその部屋を提 ... 続きを読む

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» [超−1]【0】海沿いのホテル [幽鬼の源から] ×
起こっているそれぞれの怪異を見る限りでは、いわゆる“ホテルの怪談”の定番に近い内容ばかりと言われてもおかしくない。 ただ3つの怪異の中で最も客観性が高く、しかも“海沿い”らしい特徴のある2番目の怪異をメインに据えて書いているので、それなりの希少性は確 .. ... 続きを読む

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■講評

そのホテル自体が、建物事怪しいから。

名前: 天国 ¦ 20:52, Thursday, Apr 01, 2010 ×


二人の体験は関連があるのでしょうか
もう一ひねり欲しい★

名前: ゼリコ ¦ 22:43, Thursday, Apr 01, 2010 ×


どうやらホテル側も何かを知っている様子。
リピーターも無くつぶれてしまったのでしょうか。

海沿いとは言え、布団や床がぐっしょり濡れて
しまうのは明らかに変だし背中を突かれたことも
それらのことと因果関係があるのだろうか。
床がぐっしょり濡れていた部屋の友達はホテル側に
言わなかったのだろうか。
最後だけさらっと終わってしまったので呆気無い印象。
また、布団を変える時にルーム係の人は何も言わな
かったのだろうか。

3人共不思議で不快な体験をしたのにホテル側には何も
言わず(仕事がらみだったからか)そのまま不思議だね・・
で終わってしまった感が残念。

文章も滞りなく読めましたが[ホテルに部屋を借りてもらい]
との記述は少し違和感が。[部屋をとってもらい]かな。

繋がっていそうな3人の体験に:(+1)

名前: RON ¦ 13:43, Friday, Apr 02, 2010 ×


全体的に怪異がどこかバラついている感があり、散漫な印象を受けました。
怪異一つ一つも割とよくある小さなものなので、繋がりがぼんやりとしたままだと、どうしても怪異寄せ集め、というところに落ち着いてしまいます。
ホテル側は何か知っていそうなので、当事者としてその辺を詳しく聞けていれば、怪談として完成していたかなぁと思いました。

文章の方ですが、「ですます調」なのは良いのですが、怪談を語るにはちょっと丁寧過ぎるのが気になりました。
友人の体験談のくだりも、「〜そうです」が続き、話が遠いところにあるような印象を受けます。
もう少し臨場感を意識した書き方が必要かなぁと思いました。

文章:-1
希少性:0

名前: ていさつUFO ¦ 21:49, Friday, Apr 02, 2010 ×


文章力  −1
稀少度  +1
怖さ     0
衝撃度   0

海沿いといえば海難事故や天災やいろいろな事があったのでしょう。
3人が3人とも違う部屋にいるのにもかかわらず怪異に遭遇するというのは、相当「ヤバい」と思うのだが、唐突に「取り壊されてしまいました。」で終わってしまうと脱力する。

名前: つなき ¦ 20:28, Tuesday, Apr 06, 2010 ×


最も気になった点は、いったい何のイベントだったのかということだったりしてw いや、何度も何度もイベントイベントと書かれたもので。
ネタ自体は、よくある話を積み重ねただけかなと思います。書き方にもよるのでしょうが、全体的にあっさりし過ぎではないでしょうか。
ネタ・−1 構成・0 文章・−1 恐怖・0

名前: 一反木綿豆腐 ¦ 17:04, Saturday, Apr 10, 2010 ×


 同日の夜、三者三様に見舞われた怪。
 しかもどうやらホテル側はそれを把握しているらしい事が、二人目の体験者の証言からわかる。
 どうもイベント自体が、そうした事が相次いだために梃子入れとして開かれたようにも感じる。
 しかしその甲斐なくホテルはあっさり潰れてしまう訳だが。
 海神の怒りでも買ったのだろうか。

 文章には特に問題はない。
 それぞれの怪は小粒で類話のある物だが、それらが同一の場所でほぼ同時刻に、全く違う形で発生しているところは良い。

名前: amorphous ¦ 02:23, Tuesday, Apr 13, 2010 ×


実際に体験すると怖くて不思議だと思いますが、事象はよくある怪異だと思います。
文章が昔の心霊雑誌への投書の様で、読み辛いです。

名前: どくだみ茶 ¦ 22:29, Tuesday, Apr 13, 2010 ×


ホテル側は明らかに何か知ってそうですよね。
「お部屋を交換することも出来ますが」と言われたのに、取り替えてもらわなかったのもある意味凄いです。
もっと怖い体験をするかもしれなかったのに、と。
それだけ凄いイベントだったのかな?

「〜そうです」を多用しすぎている為、話のテンポが崩れてしまっているように思いました。



名前: 鶴斗 密喜 ¦ 22:50, Saturday, Apr 17, 2010 ×


海ねえ、嫌いなんですよ。特に臭いが。磯臭い布団なんて冗談じゃない。
布団と床は海水繋がりとしても、筆者さんの部屋に来た「おいっ!」は何なんでしょう。順番に部屋を回って、筆者さんを突き飛ばしたり、布団や床を濡らしたりしていたのなら何とも忙しいお方です。複数人が住み着いているのも困りますね。
どれも聞き覚えのある出来事なんですが、一つの建物の中でいっぺんに起きているのが面白い。どの部屋もハズレ(当たり?)なんて、こんなホテルやだ…。(+1)

読点が少なくて、ものすごく長く感じる行があります。「急に恐ろしくなった私は〜震えておりました。」など。
友人のお話は、「〜だそうです。」の繰り返しで単調になってしまっているので、別の言い回しもあった方がよろしいかと。
「三人でこういう体験をしました」と並べ立てずに、最後にポロッと三人目を出して追討ちを掛けているところには構成の妙を感じました。布団ほど強烈ではないし、起きてから気づいたのかな?とも思えるので、細かいことを省いてあるのも良い塩梅です。(±0)

名前: 雨四光 ¦ 23:14, Wednesday, Apr 21, 2010 ×


潮の香りだけならまだしも、実際に濡れる現象が起きている事が興味深いです。一方、語り手の方は、リアルな声を聞かれたということと、背中を突かれるという全く違う怪異に見舞われていらっしゃる。この差異に厭な想像を掻き立てられました。

怪異の原因が「多い」のか、「強い」のか、または各人に対して一番強烈な印象を与えるモノを意図して与えているのか。ホテル内にいたときだけの怪異のようで、なによりです。各人についてくるモノでなくて、本当によかった。ホテルが取り壊されたことと怪異との関連付けは、部外者からは判りにくいことです。が、お話から察するに、無差別にまんべんなく発生する怪異のように思えましたので、このラストには納得がいきました。

・臨場感0 ・没入度0 ・表現0 ・恐怖1

名前: ダイタイダイダイ ¦ 10:12, Sunday, Apr 25, 2010 ×


これ、本当に床やら布団の中やらが濡れる、という現象が起きるのなら、ホテルとしては致命的ですね。確かに取り壊される訳です。
ホテルの側もそれを認識しているのですから質が悪いというか、なぜその部屋を使っていたのでしょうかね。問題がある部屋の場合、しばらく封じて、お祓いをするいう手もあるのですが。
そこがちょっと疑問でした。

名前: 捨て石 ¦ 10:59, Monday, Apr 26, 2010 ×


文章0 恐怖0 希少0 魅力0

バスルームなんて個室に入ったら余計怖くないですか?
なんだろう、怪としては弱いかもしれないけど、同じ日に3人が怪に見舞われている。
そのホテル自体に何かありそうですね。
友人二人は濡れただけなのに、投稿者様は声をかけられて体を突き飛ばされるという実害を被っている。
統一していないんですね。他にも色々あったんでしょうね。

名前: 幻灯花 ¦ 16:27, Tuesday, Apr 27, 2010 ×


ネタ・恐怖度:0
文章・構成 :-1 

一つの建物の中で、一夜にこれだけバリエーションに富んだ怪異に見舞われるのも珍しい。 しかし、明確な相関性が見出せないために、「ホテルで起きた不思議な話」の域を脱せず、全体の印象としては弱い。 文章にも重さがないため、なお一層その感が否めない。
それにしても、泊り込みで連日行うイベントって一体何だろうか。そっちのほうがよほど気になる。

名前: オーヴィル ¦ 20:17, Wednesday, Apr 28, 2010 ×


怪談点…0
文章点…0

ホテル怪談の定番が三つ同時に起きたといったところです。
定番とは言え、三人が同時に怪異を体験するというのは興味深くもあるのですが、加点するほでもなかったのでこの点数とさせてもらいました。

文章は少々ぎこちなさはありますが、減点するほど読みにくいわけではないので、プラスマイナス0とします。

ホテル側も何か知っているようですが、そこで何があったのかが知りたくなりますね。

名前: C班 山田 ¦ 17:45, Thursday, Apr 29, 2010 ×


怪異が典型的、かつ小粒だったので、もう少しコンパクトにまとめた方が全体的な印象が良かったかな、と思います。

名前: 丸野都 ¦ 22:15, Thursday, Apr 29, 2010 ×


布団が濡れちゃうのは嫌だなあ。
布団被ってた体まで濡れちゃう訳だし。
でもそれ以上のことが何もなくてよかったです。

名前: 極楽 ¦ 01:27, Friday, Apr 30, 2010 ×


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