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透け透け
私は古アパートの一階に住んでいるのだが、先日、こんなことがあった。
明け方、寝ぼけ眼でトイレに立った。
何気なく、玄関を見たら、扉がガラス戸になっていた。
擦りガラスでも曇りガラスでもなく、ごくごく普通のガラス板一枚に、ノブが付いただけの代物である。
薄汚れた洋服を着込んだショートカットの女性が、ノブを握り締めて外側に立っているのが、丸見えだ。
トイレに行きかけて、そんなこと、絶対に有り得ないぞ、と、はたと気づき、
慌ててドアを見やると、寝る前に見た、いつもの姿である。
良かった。
いや、問題は、あの女だ。
恐る恐る、ドアを開く。
いなかった。
良かった。
「おはようございます!」
ジョギングをしていた青年が元気良く挨拶してきたので、こちらも精一杯元気に挨拶し返した。
扉を閉めて、嘆息する。
いまの男の子、さっき、女の後ろに、見えていたんだよなぁ。
くそーっ、幻覚じゃないのか、今の一連の流れ。
良くないなぁ。




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» 【0】透け透け [【超-1】講評専用ブログ 〜闇夜に烏がにゃあと啼く〜から] ×
なかなか面白い怪異だと思う。構成も巧い。ただ、ジョギングの青年の位置如何によっては微妙になってしまう。女の後ろに走っている青年が見えたその後に、ドアを開けて青年と挨拶を交わしているが、普通なら話者がドアを開けるまでの間に通り過ぎてしまわないだろうか。ド ... 続きを読む

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この話の失敗点は、ジョギングの青年に尽きる。時間経過から考えるに、通り過ぎている筈と考えるのが普通である。どうやらこのアパートは道路の行き止まり、又はT字路に位置し、玄関を開けると直線道路が見える環境と思われる。こちらに向かって走っていたものと判断す .. ... 続きを読む

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怪異そのものは小粒ではあるが、珍しい内容であると思う。 ドアだけがガラス状になって外の光景が見える、しかもそこにあやかしと思しき女性が立っているというのは、かなりインパクトのあるものだろう。 さらにこれが寝起き直後の体験ということで、読み手の疑念を生 .. ... 続きを読む

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文章0 怪異+1文章はうまく削られていてすっきりとしているのですが、描写不足かなぁと思われる点があります。まず、元の扉がガラス譚... ... 続きを読む

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■講評

そうです!この文の流れは幻覚だと思いますから。

名前: 天国 ¦ 20:35, Thursday, Apr 01, 2010 ×


長さは良いのですが、なんとなくわかりにくいです★

名前: ゼリコ ¦ 22:38, Thursday, Apr 01, 2010 ×


幻覚か透視か、はたまた・・
透け透けになったドア。普段は木製のドアか何か
なのだろうか。
それより一番肝心なことは、体験者がその青年を
普段から知っているかどうかである。
手前にいた自分の家に入ってきそうな女性は知らない
人なのだろうと思われる。
しかし、ジョギングをしていた青年と挨拶を交わしている。
朝、バッタリ会った知らない人と挨拶を交わすことは
ままある。この体験者がその青年と初対面ならば
怪の可能性は大きいだろう。 実際に透視していた
ということだから。

そしてその青年はどのように見えていたかと言うこと。
我に返ってドアを開けた時にジョギングをしていた。
立ち止まっているハズは無く、タイミングよく通り過ぎ
ざまに会ったのだろう。
ならば透け透けの時はその青年がこちらの方に走って
くるのが見えたということだろうか。
怪を見てからドアを開けた時間が解らないのでそれも
気になった。

構成だが、寝ぼけ眼で見たドアが我に返った時は普通
の状態だった。 何だ、やはり寝ぼけていたのかと
読み手に思わせ、ドアを開けて青年と挨拶をする。
普段の日常の風景のように。 しかしその青年も
見えていたと、最後に呟く。良くないなぁ・・と。
悪くは無い。 
けれどやはりショートカットの女性の怪如何もその青年
にかかっている。その記述がハッキリ書かれていない
為に判断が出来なかった。

ドアが透け透けになったのは珍しいと思う(+1)

名前: RON ¦ 15:43, Friday, Apr 02, 2010 ×


寝ぼけているだけかと思ったら、青年も見えていたところを見ると、確かに不思議な体験のように思えますね。
ただ、文章の方でちょっと引っかかった箇所がありました。
まずドアノブを握っていた女性ですが、丸見えならばその表情についても軽く触れておいて欲しかったところですね。
そしてちょっと不自然なのが、ジョギングをしていた青年です。
ガラス戸の状態の時から見えていた、という事ですが、青年は横切ったのでしょうか?
それとも、奥からこちらに向かってきていたのでしょうか?
これは入り口からどういう風に見えるかが解らないので、怪異が起こってから扉を開けるまで、物凄く短い時間のように感じてしまいました。
この話において、青年が割りと重要なポジションにいるので、もう少し時間経過や状況を意識して描写頂ければな、と思います。

文章:-1
希少性:1

名前: ていさつUFO ¦ 22:31, Friday, Apr 02, 2010 ×


文章力   +1
稀少度   +1
怖さ      0
衝撃度    0

なかなか珍しいお話です。
玄関の扉が普通の板ガラスになっていた。ドアノブを握っていた女性も透けていたって…
一体どういう来歴のある部屋、アパートだったのだろう。なかなか見事な投げ放し怪談だと思う。


名前: つなき ¦ 20:50, Tuesday, Apr 06, 2010 ×


ジョギング中の青年が上手く処理できていません。時間経過を考えると、誰しも突っ込んでしまうでしょう。短い話には、構成上の弱点があってはいけないと思います。ネタ自体は興味深いものでしたので、惜しいですね。
ネタ・0 構成・−1 文章・−1 恐怖・0

名前: 一反木綿豆腐 ¦ 16:51, Saturday, Apr 10, 2010 ×


 題名から察するに、話者はドアがすり替わったのではなく、一時的に透けるように見えたと考えているようだ。
 そう思った理由は、ドアノブの形状にあるのではないだろうか。
 ドアはガラス板のように見えても、ノブだけはボロアパート備え付けの古びたドアノブだったのではないだろうか。
 また、通りを走るジョガーの姿が見えるほど見通しが良ければ、女の表情もまた確認できたのではないだろうか。
 話者をじっと見ていたのか、それとも顔だけは見えなかったのか。
 その情報があるだけでも随分と印象が変わってくる。

名前: amorphous ¦ 01:58, Tuesday, Apr 13, 2010 ×


ドアが透ける(?)というのは珍しい事象の様な。
句読点のうち方はわざとこうしておられるのでしょうか。
読みにくいです。

名前: どくだみ茶 ¦ 22:50, Tuesday, Apr 13, 2010 ×


最後のジョギングの男の子で位置関係が分からなくなってしまいました。
女が見えたのと、走ってきていた男の子の時間差がどうにも難しいです。

そしてそこまではっきり見えていたなら、女の表情なども少しでも書いて欲しかったな、と。

「良くないなぁ。」とは何に対して言った言葉なんだろうと考えてしまいました。

名前: 鶴斗 密喜 ¦ 23:18, Saturday, Apr 17, 2010 ×


読点が必要以上に打たれていて、息切れしている人からお話を聞いているようでした。
特に、「トイレに行きかけて〜いつもの姿である。」の行は多すぎます。(-1)

トイレに行きかけて、我に返ってドアを開くまでに、短くとも数秒はかかっていると思います。青年はドアの前を横切る方向で走っていたのではなく、こちらに向かってきていたとか、広く見渡せる状況にあったとかなのかな。位置関係をつかめませんでした。
ドアが丸ごとガラスになってしまうというのは珍しい。珍しいだけに、「もっと詳しく!」という不満も。
単に透けたのではなく、ガラスがそこにあると感じられる要素がいくつかあったのではないでしょうか。うまく言えませんが、少なくとも、女性がドアノブだけ持って立っているのではないと思える何か。
女性についてももうちょっと…と思うのですが、これは仕方ないか。「外側に立っているのが、丸見えだ。」と自然に受け止めてしまっているあたり、まだ寝ぼけてるんだなーと伝わってくるので。
面白いのですが、もう一声が足りなくてモヤモヤしました。(±0)

名前: 雨四光 ¦ 02:23, Thursday, Apr 22, 2010 ×


文章が、大変に好みです。体験者の方と一体化したような感覚で読むことができて、楽しかったです。

>良くないなぁ。
この〆方が、余韻と想像の余地を一気に膨らませてくれました。体験者の方の過去にも、こういう出来事があって、そこからなにか怪異が広がっていったのか等と思いめぐらせております。

・臨場感+1 ・没入度+1 ・表現0 ・恐怖0

名前: ダイタイダイダイ ¦ 21:30, Sunday, Apr 25, 2010 ×


んー。間取りがよく分からないのが一つ。
「恐る恐る、ドアを開く」までにタイムラグがあるはずなのですが、その「青年」がジョギングで近づいてくる時間とのラグがどうも不思議な感じ。
その二つで「?」という読後感に。
もう一度読み返しても微妙に処理できてない感じでした。
あとその女性の雰囲気や細かい描写などもあれば、良かったのですが。「薄汚れた洋服を着込んだショートカットの女性」だけでは情報が不足している感があります。

名前: 捨て石 ¦ 10:45, Monday, Apr 26, 2010 ×


文章0 恐怖0 希少0 魅力0

ジョギングしてるってことは走ってるってことだと思うんですが、ドアをおそるおそる開けている間に通り過ぎてしまうんではないでしょうか?
位置関係がわかっていればその問題点はクリアされるのかもしれませんが。
女性についても、薄汚れた洋服がどんな服だったのか詳しく描いてあればもっと想像しやすかったと思うのですが、一瞬じゃそこまでよく見れませんかね。
扉が透けてしまうというのは面白い怪だと思います。

名前: 幻灯花 ¦ 16:43, Tuesday, Apr 27, 2010 ×


ネタ・恐怖度:0
文章・構成 :0 

気のせいと思わせておいて、このオチとは。なかなか面白い。
ただ、女の後ろにいたジョギング少年が、ドアを開けたときに挨拶ができる場所にいる点が引っ掛かる。恐る恐るドアを開けたのであれば、走り去るだけの時間経過が話中にはあるのでは。 少年が、体験者の家の前で足踏みしてたり、まっすぐ体験者の家めがけて駆けてきたのなら話は別だが、それはそれで、違う意味で怖い。

名前: オーヴィル ¦ 20:14, Wednesday, Apr 28, 2010 ×


怪談点…1
文章点…-1

これまた一体どういう現象なのか。
意味がありそうで解らない。
その辺りが面白い、意味不明な怪談です。

ところが文章がおちゃらけに走っており、そこが話を台無しにしています。
特に話の締め方は良くない。
確かにそう思ったのかもしれませんが、ここはきっちりあったことだけを書いて締めて欲しかった。
意味不明の怪異は意味不明のままで終わるのがしっくりくるのです。
体験者の笑いに走ったぼやきとも取れる独白で締められると、怪異の余韻までが消えてしまいます。

名前: C班 山田 ¦ 18:11, Thursday, Apr 29, 2010 ×


学生さんの情報が唐突なので(扉と道路の位置とか説明しておけば……)、いまいち理解が難しくなっているのが難点でしょうか。ラスト三行がくだけた口調なのも評価が割れると思います。

名前: 丸野都 ¦ 22:26, Thursday, Apr 29, 2010 ×


ドアノブに手を掛けていた女性は誰だったんでしょう。
入ってくる気だったんでしょうか。
ちょっとゾクリとしました。

名前: 極楽 ¦ 11:47, Friday, Apr 30, 2010 ×


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