超-1/2010審査用チェックリスト
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駅のホームで電車を待っていた。 やがて轟音とともに電車が入ってきて、停車するのをぼんやり眺めていた。 と、右のすぐ耳元で 「帰れないんだ」 と男性の声が響いた。 驚いて声の方を見ると、いつの間にか自分の右肩にくっつきそうなすぐそばに、知らない痩せた中年男性がこちらを向いて立っており、次にはパッと消えてしまった。 ボサボサ頭で紺の背広に深緑のネクタイ、銀縁のメガネをかけ、疲れきった様な表情の男性だった。
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» 【0】なげき [【超-1】講評専用ブログ 〜闇夜に烏がにゃあと啼く〜から] × 何か惜しい。行動の流れから言うと、服装や表情などのディテールが先で、「消えた」というオチを最後に持って来なきゃダメでしょ、やっぱり。このポイントだけ押さえていたら、結構雰囲気のある投げっ放し怪談になったと思うのだが。この手の短い話は切れ味が全てなので .. ... 続きを読む
受信: 04:32, Wednesday, Apr 14, 2010
» 【−1】なげき [闇夜に紛れて覗く者から] × この手の話は類話が多い。問題は、何故最後に男の描写を持ってきたのか、という点に尽きる。怪異にとって意味がある為、オチとして持ってきたのならば話は解る。しかし、この場合は男が出現した時点で説明できる範疇に収まる。最悪、説明する必要も無かったともいえる。 ... 続きを読む
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» [超−1]【0】なげき [幽鬼の源から] × 怪異としては小粒、それを上手くまとめたという感じの作品であり、良くも悪くも標準的なレベルの作品であると言ってしまって終わりそうである。 おそらく書き手としては、『なげき』というタイトルから察するに、現代社会の殺伐とした空気をこの怪談の中で訴えようとい .. ... 続きを読む
受信: 16:26, Sunday, Apr 25, 2010
» 【0】なげき [2010超−1 講評から] × 文章0 怪異0文章の量は怪異のサイズに合わせてコンパクトなのですが、歯切れの悪さが気になります。コンパクトにまとめた文章では読蠕... ... 続きを読む
受信: 04:34, Monday, Apr 26, 2010
■講評
知人にもよく似た経験をした人がいます 駅ってそういう場所なんですね |
名前: ゼリコ ¦ 21:24, Sunday, Apr 04, 2010 ×
このなげきは、人身事故で亡くなった男性の声?以前の状況が把握出来ないから。 |
名前: 天国 ¦ 01:19, Monday, Apr 05, 2010 ×
何か日本のストレス社会の犠牲になったサラリーマン の霊達の代表とも言うべき、哀愁を感じさせる言葉。 過度の勤労やストレスからか他の理由からか家ばかり かこの世にも帰れなくなった嘆きだろうか。
この疲れ切ったような痩せた男性は事故死か自殺か。 私には、自ら命を絶った方のように思える。 そして、こうした霊界からのポツンとした嘆きは 逆に[生]の意味を教えてくれているのかも知れない。 帰れる場所があるだけましだ・・と。
文章はネタに見合った長さ。 しかし男の描写も一瞬ながらよく見ている。 それ程体験者にインパクトを持って訴えたかったの だろうか・・
せつなさ:1 |
名前: RON ¦ 12:26, Monday, Apr 05, 2010 ×
帰ればいいじゃん。そんなことを他人に言ってるような男だから、帰れなくなるような羽目に陥るんだ。何故だか腹が立ってしまったw 文章に似合った一瞬の怪異でした。 ネタ・0 構成・0 文章・0 恐怖・0 |
名前: 一反木綿豆腐 ¦ 16:29, Monday, Apr 05, 2010 ×
ホームで亡くなられた方でしょうか。 ぼやいてどうしようというのでしょう……。 間違いなく怪異かとは思いますが、怪談としてはちょっと弱めかなぁと思いました。 文章の方も、男性の細かい描写を書いてくれるのは良いのですが、後追いする程の情報でもため、締めとしては緩い感じになっているように思います。 短い話は特に締めをしっかり結んでおく必要があるんじゃないかなぁと思います。
文章:0 希少性:0
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名前: ていさつUFO ¦ 21:10, Monday, Apr 05, 2010 ×
文章力 +1 稀少度 0 怖さ 0 衝撃度 0
人身事故の犠牲者みたいですね。 楽になろうと思って線路に飛び込んでみたけれどそうではなかった。というような後悔の念があるのかな。 侘びしくなる。 |
名前: つなき ¦ 19:52, Thursday, Apr 08, 2010 ×
書きようによっては寂寥感の残るショートになり得たと思われる。 そうならなかった大きな原因は、男の表情が服装と同程度でしか説明されていないことと、構成の順番の二点である。
耳元で「帰れないんだ」と声がする →声がした方を見る →すぐ傍に中年男が立っている →その男は酷く疲れ切った顔をしている →すぐさま男はパッと姿を消した
ショートはシンプルな描写とテンポ、そして余韻が大事である。 小説やショートドラマ、短編落語やショートコントが何故面白いか、そんな身近な題材から解体して整理してみると、構成の妙がおわかり頂けるのではないかと思う。 |
名前: amorphous ¦ 00:35, Sunday, Apr 11, 2010 ×
そうですか、帰れませんか。 描写の順序で損をしている感じを受けました。 消える前に姿の描写をした方が自然だと感じます。 短く書くにしろ、自然な描写の順序は大事です。 怪異としては小さいですが、この呟きは哀愁がありますね。 |
名前: 捨て石 ¦ 23:12, Monday, Apr 12, 2010 ×
よくありそうな怪異ですが、実際に出て来られたらびっくりはしますね。 |
名前: どくだみ茶 ¦ 16:05, Wednesday, Apr 14, 2010 ×
実際に見たら気持ち悪い、というか後からじわじわと怖さが増してくるものだと思います。
ただ如何せん、駅といったらこの手の怪談、と思いつくほど類話が多い為、読んでいて怖さや哀愁などを感じる事が出来ませんでした。 |
名前: 鶴斗 密喜 ¦ 17:43, Sunday, Apr 18, 2010 ×
どのような口調だったかは書かれていないのですが、悲愴感が…。 風貌がくたくたのサラリーマンを思わせるので、溜息混じりに訴えかけたのではないかと勝手に想像してしまいました。 すぐに消えてしまったのも、それを言うのが精一杯だったからではないか?とか。 周りの風景が見えたら、違った印象を持ったのかもしれません。喧騒の中での一瞬の出来事だと、切羽詰った雰囲気にもなるし。 でも、説明が多いと、せっかくまとまっているのに壊れてしまうかなあ。このスッキリ感も捨てがたいです。 十分なような、物足りないようなということで、(±0)で。 |
名前: 雨四光 ¦ 19:58, Monday, Apr 26, 2010 ×
ネタ・恐怖度:0 文章・構成 :-1
おっさんは線路に飛び込んで自殺を図ったのだろうか? はたまたリストラに遭って家へ帰れなくなり、野垂れ死にしたのだろうか? そんな推測ができる余地がある話だった。推測に気を取られすぎて怪異そのものに入りこめない点が残念ではあるが。 わざわざ怪異の外見を締めに持ってきているところも、話に入り込めない原因ではないだろうか。レポートを読んだ気分になった。
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名前: オーヴィル ¦ 07:26, Wednesday, Apr 28, 2010 ×
どうして帰れないのかを想像すると、切なくなります。この場所に縛り付けられているのか、迎えてくれる環境がないのか、想ってくれる人がいないのか…。読後に、再度タイトルが胸に迫ってきました。
かなりはっきりと「中年男性」をご覧になったようですが、もともと霊感等がある方なのでしょうか? そうでなければ波長が合ったと想像します。連れていかれたり、魅入られたりしなかったのでしょうか? もしも後者でいらっしゃるならば、後日談が気になります。駅という場所柄、日常的に同じ所に立つのだとしたら、用心された方がいいかもしれませんね。
・臨場感+1 ・没入度0 ・表現0 ・恐怖0 |
名前: ダイタイダイダイ ¦ 23:13, Wednesday, Apr 28, 2010 ×
文章0 恐怖0 希少0 魅力0
帰れないんですか…。 かわいそう。 何か事情があるんでしょうね。 |
名前: 幻灯花 ¦ 02:36, Thursday, Apr 29, 2010 ×
おじさん可哀相。 亡くなっても帰れない(移動できない)きっと生前も居場所なかったのかな〜、つらくてそこで自殺してしまったのかな、と色々想像させられます。 読む分には怖さよりも悲壮感が漂って切ない感じです。勿論体験するのは嫌ですよ。
帰れるといいですね +1 |
名前: ume ¦ 22:03, Thursday, Apr 29, 2010 ×
うーん、典型的な目撃談の域を出ていないと判断させて頂きました。 |
名前: 丸野都 ¦ 00:43, Friday, Apr 30, 2010 ×
怪談点…0 文章点…0
駅のホームというのも怪異頻発ポイントのようで、こういった話は枚挙に暇がありません。 「帰れないんだ」という台詞はどこか寂しげで良い味を出しているとは思いました。 でも霊なんだからいくらでも帰りようがあるだろうとも思うんですけどね。 |
名前: C班 山田 ¦ 03:32, Friday, Apr 30, 2010 ×
なんで帰れないんでしょうね。 帰れない事情があるのでしょうか。 なんだか気になります。 |
名前: 極楽 ¦ 16:23, Friday, Apr 30, 2010 ×
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