超‐1、やります。

 「超」怖い話の新共著者選抜のために始まった、実話怪談著者コンテスト超‐1

 著者名を伏せて公開された公募作品に、ライバルたる応募者と一般審査員による容赦ない講評が襲いかかる。
 その辛辣過酷な講評に耐えて着々と作品数を重ねることができた応募者達は、見違えるほどに進化していく。まさに、「怪談書きを無理矢理成長させてしまうシステム」として機能した。

 「超」怖い話を書ける筆力と、怪異の水脈を見つける取材力、怪異に引き寄せられるツキと宿命を帯びた著者を見つけるという目的を持った2006年大会は、久田樹生・松村進吉という二人の才能を探り当て、彼らは実際に「超」怖い話新著者として活動を始め、それぞれ「超」怖い話 怪歴「超」怖い話 怪記を始めとする単著刊行を実現した。

 また、同じ2006年大会から抜擢された雨宮淳司は、一年がかりのプロジェクトを経て恐怖箱 怪医を端緒とする病院怪談の雄となった。2007年大会の上位だった深澤夜・原田空・つくね乱蔵恐怖箱 蛇苺を、鳥飼誠・藪蔵人・矢内倫吾恐怖箱 老鴉瓜をそれぞれ上梓。2008年大会で見いだされた高田公太・怪聞亭・つきしろ眠は、それぞれ恐怖箱 蟻地獄恐怖箱 赤蜻蛉に参加。
 2006年大会上位者・藪蔵人渡部正和として、2010年冬から新たな「超」怖い話共著者となった。
 2009年大会で見出された寺川智人・橘百花・山際みさきは、それぞれ恐怖箱 蝙蝠恐怖箱 精霊舟に参加。
 2010年大会から選り抜かれた神沼三平太鈴堂雲雀は、それぞれ恐怖箱 蝦蟇恐怖箱 油照に参加。
 2011年大会が生んだ、戸神重明、三雲央は、それぞれ恐怖箱 空蝉恐怖箱 海月に参加。
 (※2012年大会からは選抜者なし) 

 超-1は、実話怪談著者にとっての巣穴であり胎である。そういう役目を得た。
 実話怪談を読みたい人の飢えを満たし、書き残したいと望む人にステージを供する。

 そして、実話怪談を世に残したいと願う全ての人に道を拓くため、超-1は今年も闇の季節を迎える。

 今、あなたには語るべき「超」怖い話はあるか?
 恐怖箱にしまい込むべき忌み話はあるか?

 一人でも多くの実話怪談著者を見出し、一話でも多くの実話怪談を世に送るため、超-1は手段を選ばない。
 覚悟は決めたか? よろしい。

 さあ、始めようじゃないか。

 

超-1宣言
30秒で理解する超-1
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