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生きの美
 平日の昼下がり、何も考えず改札を通ると孝明は一人ホームのベンチに座り、心の中で死に場所を探していた。
 仕事ない。お金もない。彼女もいない。このままではアパートも追い出され、住む場所も失うことになるだろう。
 孝明の中ではすべてが面倒くさいの一言で片付いていた。
「まだ30歳、次の仕事なんてすぐに見つかる」
 リストラされた時もそう思って深く考えなかった。
 それから半年。
 仕事はなかなか決まらない。
 その上そろそろ貯金も底をついてきたにも関わらず、まだ働く威力が沸いてこない。
「生きてること自体、面倒くさいんだよな」
 孝明はもう何もいらないから生きていることを放棄したい、そう思っていた。
「あの・・・・」
 いきなり声をかけられた。
 孝明が下を向き無視していると、もう一度声がした。
「あの・・・すみません」
 孝明の正面に女性と老婆が立っている。
 女性は30代前半、目が見えないようで閉じ杖を持っているが、整った顔立ちでそれだけでも十分に美しいと感じることができた。
 独特の気品が溢れている。
 老婆はその女性の連れのようで静かに横についていた。
「はい・・・・」
 孝明は驚いて少し声が裏返ってしまった。
 慌ててもう一度言葉を言い直した。
「はい、ええと・・どうかしましたか」
 その言葉にほっとしたような顔で女性は目を開けた。
 その瞳は大きくはっきりしているが、視点が定まらず、少しだけ左右違うほうを向いているように見えた。
(う〜ん、おしいなぁ、もう少しでもの凄い美女なのに)
 孝明の中で、そんな失礼な考えが沸いた。
 女性が静かに口を開き、
「あの、先ほどから拝見しておりまして、こう言ったら大変失礼かと思うのですが、もしお時間がございましたら荷物を自宅まで運ぶのを手伝っていただけませんか」
 と申し出てきた。
 老婆の足元になにやら大きな百貨店の紙袋が4つ置いてある。
「え・・・それだったら駅員とタクシーを使えばいいんじゃないですか。それにそれくらいたいした量じゃないでしょう」
 孝明は突き放すように言った。
「そうなんですが、見た目以上に重さがありまして、ここまではなんとか二人で運べたのですが、ここから自宅まではさすがに厳しいと困っておりました。そこでここでしばらくどうしようかと相談していましたところあなた様が目に入りまして・・・そこでこうしてお声を掛けさせていただいたわけです」
 女性は孝明の頭上に視線を送りながら、申し訳なさそうにそういった。
「はぁ・・・」
 孝明はやる気のまったくない声でそう言った。
 その様子を見ていた老婆の方が
「お礼でしたらきちんとお支払いいたしますので、これでいかがでしょうか?」
 そう言ってから、具体的な金額を申し出てきた。
 老婆は一万円札を三枚、女性の方に手渡した。
 孝明の目の色が変わった。
 しかしお金に吊られたと思われたくない、そう思ってどうしようかと迷う仕草をした。
 その様子に老婆が
「よろしいでしょうか」
 と強めに言った。
「わかりました。でも、そんな・・お金はいいですよ」
 と孝明は嘘でも言って見せた。
 女性はにこりと笑うと、
「ではお願いしますね」
 そう言って先に歩き始めた。
 孝明が両手に紙袋を持つと、確かに見た目とは違い、ずっしりとした重みがある。
(何が入っているんだろう)
 そんな疑問を持ちながら、二人のいるタクシー乗り場の方に向かった。
 
 乗車時間は15分ほどだったが、各自の簡単な自己紹介には調度いい時間だった。
 盲目の女性は棗、老婆の方は菊と名乗った。
 棗は生まれつき目が悪く、それでは不自由だろうという両親の計らいで、菊という世話係が付いたのだという。
 そんな両親も数年前にそれぞれ亡くなったが、菊は変わらずこうして棗の面倒を見ているといい、家族同然の存在だと孝明に説明した。
 二人の身なりと雰囲気から働いている様子はないが、生活に困っているという感じもなく、孝明は少し複雑な気持ちになった。
 
 タクシーが止まった。
「ここです」
 菊が先に降りると、その後に棗が続いた。
 孝明も荷物を持つと二人に続いた。
 目の前に豪邸とまでは言わないが、りっぱな木で出来た塀に囲まれた家が建っていた。
 菊が慣れた様子で門を開けると、棗と孝明が続いく。
 手入れが行き届いた植木の少し先に玄関があり、入ることを遠慮していた孝明に棗は
「さあ、お入りください」
 と優しく声を掛けた。
 家に入ると棗は慣れた様子で置くに入っていった。
 孝明も後に続く。
 廊下を少し進むと、六畳の和室が二部屋続いた部屋に出た。
「荷物はそこで、どうぞおかけになってお待ちください。お茶を用意しますので」
 棗はそういうと姿を消した。
 しばらくすると菊がお茶の持ってきた。
「すみません」
 孝明は頭を軽く下げた。
「棗様もすぐに戻りますよ」
 そう言うと、孝明から少し離れたところに腰を下ろした。
「本当に今日は助かりました。いきなり声を掛けられてさぞ驚かれたでしょうに・・・」
 菊はそっとお礼のお金を孝明に渡した。
 孝明は申し訳なさそうにそれを受け取ると、財布を出してしまうのは気が引け、ズボンのポケットに無造作にしまいこんだ。
 そこに棗が戻ってきた。
「今日は本当にありがとうございました」
 孝明の隣に座ると、棗は深々と頭を下げた。
「あの時実は、あなたの他にも声を掛けてみたのですが、なかなか話も聞いてもらえず正直困っておりました。本当に助かりました」
 棗の言葉に菊も再び頭を下げた。
「いえいえ、どうせ暇でしたから」
 孝明は帰ろう思い、腰を上げた。
「もしよろしかったらもう少し話しをしていただけませんか。菊と二人で退屈していましたの。頂き物のお菓子もありますのでよかったらどうぞ」
 勧められるままに孝明は御菓子に手を伸ばした。
 腹が減っていたせいもあり、気が付くとそこにあった半分以上を一人で平らげてしまっていた。
 棗と菊はくすくすと笑い
「菊、他にもあったでしょう。せっかくだから出して差し上げたら」
 と棗が言うと、菊はそれを取りに言った。
 孝明は棗と二人きりになると改めて、棗のその美しさに驚いた。
 造りもそうだが、まだ穢れていないような何ともいえない気品がある。
「りっぱなお家ですね」
 少し照れた孝明は、それを誤魔化すようになにか話さなければとそう言った。
「ああ、この家ですか。古いだけのうちですよ。私はこんな風ですが幸い、両親がいろいろと残してくれようとしたのでしょう。本当に感謝しています」
 棗はお茶を口に運んだ。
「孝明さんはお仕事は何をしているのですか」
 今度は棗が孝明に話しかけてきた。
 孝明はもう会うこともない人間に見栄を張っても仕方がないと思い、無職であることを素直に話した。
 棗は馬鹿にする様子もなく聞いていた。
 棗自身に人の心を解きほぐす、やさしさが溢れていたのだろう。
 ついその様子に心をつい許してしまったのか、孝明はお金に困り始めたことや生きる気力をなくしていたことなど洗いざらい話してしまった。
「まあまあ、大変でしたのね。そうですか・・・私はこうして両親のお陰でなんとかなっていますが、それがなかったら孝明さん以上に大変なことになっていたかもしれません」
 棗は同情とは違う、それ以上の優しさでそう答えた。
「もしよろしかったらですが、こういうのはどうでしょう。今後も用があるときだけでも、今日のように手伝っていただけないでしょうか。その都度お礼はお支払いいたします」
 いつの間に戻っていたのか、後ろで菊が口を挟むようにそう言った。
「そうね、そうしましょう。家も女二人では困ることもありますし。もし孝明さんに用事があるなら断っていただいてかまいませんから」
 棗も孝明にそう言った。
 少しでもお金は欲しい。
 しかしこの場合の孝明は、棗にもう一度会いたい気持ちの方が大きかった。
「・・・・そう言っていただけるのでしたら、喜んで」
 孝明はそう答えると、携帯の番号と住所を伝え、その日は棗邸を後にした。


 しばらくしてから何度か連絡が入った。
 その都度、孝明はいそいそと棗邸に出かけていった。
 仕事はちょっとしたお使いや、電球を替えたりと些細なものが多く苦にはならなかった。
 棗の方も『仕事』という口実で孝明を呼び出しているように見えた。
 回数を重ねるにつれ、お互いの距離も急速に縮まり、気が付くと孝明は棗や菊と生活をともにするようになっていた。
「このまま棗さんと一緒に・・・」
 という考えが孝明の中になかったわけではない。
 しかし、結局居候に近い形でこうなってしまったことで、孝明は棗への気持ちを伝えることが出来なかった。
 
 ある日、棗が珍しく一人で出かけていった。
 孝明がここに来てから初めてのことかもしれない。
 お供しましょうか、と申し出ようとする孝明を菊が止めたのだ。
 菊と二人きりになり孝明は何するわけでもなくお茶を飲みながらテレビを眺めていた。
 すると菊がそこにやってきて
「話さなければいけないことがございます」
 神妙な面持ちである。
「菊さん、なんですか・・・」
 孝明は何を言われるのかと、少しビクビクしながら答えた
「今まで隠していたことがございます」
 菊は静かに、ゆっくりと話し始めた。

 棗はもともと阿久津という家に生まれたという。
 阿久津家はたいへん裕福な一族であったが、その幸せの対価でも払うかのように皆が短命であった。
 しかもその殆どが自殺、他殺、事故死と原因は違えど、不可解な状況で死んでいくことが多かったという。
 誰が言い出したかはわからないが「呪われた一族」と影で囁かれるようになったという。
 棗の母親がその阿久津の家の人間だった。
 家の中にいればどうやって一族が繁栄したか嫌でもわかる。
 一族は、この栄達の過程で、公明正大な商売ばかりをしてきたのではなかった。
 時には犯罪すれすれの、時には犯罪そのものの所行も数多くおこなわれてきた。
 棗の母は一族に嫌気がさしていたのだ。
 棗の母は結婚後も夫婦で一族の家の敷地内に住んでいた。
 しかし棗の母は妊娠を期に、幾ばくかの土地財産を分けてもらうと、今後それ以上の財産は求めないことを条件に家をでたという。
 結局、棗の両親はその後、一度も阿久津の家を訪ねることはなかった。

「ご両親は棗さまの誕生を喜ぶとともに、生まれつき目が見えないということから、やはり一族の呪いが気にならなかったわけではなかったようです。私もそのことはご両親が生きているときに聞かされていました。棗様のご両親の死因は事故死です。私はそのことからも一族の呪いは存在していると思っております」
 そこまで話すと菊は一呼吸おいてからこう言った。
「そこで孝明様に相談がございます。貴方様の生活は保障いたします。お金が必要であるなら差し上げます。行動もご自由にしていただいて構いません。そのかわり条件がございます。棗様に貴方の寿命を半分だけ分けていただきたいのです」
 あまりの突拍子のない話に孝明は言葉がでなかった。
 正直信じる気にはなれなかったが、菊のあまりにも真剣な面持ちに孝明は
「わかりました。どうせ、ついこの間まで死のうかどうか考えていたような男です。構いませんよ。ただ条件があります。棗さんと結婚させていただきたい」
 と申し出た。
「なんだそんなことでしたら、孝明様もわかっておいででしょう。棗様の気持ちに」
 菊はその申し出を快諾した。

 それからしばらくして棗と孝明は結婚した。
 生活は特にそれまでと変わったようには感じなかったが、孝明と棗はより近い関係となった。
 菊の言っていた寿命を分ける話はあれ以降一切でなかった。
「あの話はもしかしたら、棗と結婚するために菊の作り話で、俺は試されただけなのかもしれない」
 孝明はそう考えていた。
 夫婦になってから気が付くこともあった。
 棗には妙な性癖があった。
 夜、枕元で孝明が横になっているとその指をしゃぶってくるのだ。
「あなたの指、花の蜜のように甘い」
 ぴちゃぴちゃと音をたてて美味しそうにしゃぶる棗はいやらしくもあり、それ以上に美しかった。
 孝明は毎晩、その快楽に酔いしれた。

 一年ほど経った頃。
 孝明は体調を崩した。
 医者に行くと入院を勧められたが、孝明は棗と離れることを拒み、自宅療養を選んだ。
 棗は相変わらず毎晩孝明に寄り添うと、指をしゃぶってくる。
 日に日に弱ってくる体に孝明は例の条件を思い出していた。
「俺の寿命は吸い取られているのかもしれない」
 しかし、棗を愛していた孝明は棗を拒むことは出来なかった。
 夜になり棗が孝明の元にやってきた。
 いつもにように棗が指にしゃぶりつこうとしたときだった。
 げっそりと痩せこけ、もう駄目かもしれない、そんな話を孝明が静かにした。
 すると棗は孝明の耳元でこう言った。
「あなたはもう駄目かもしれない。理由は菊の言っていたとおりです。でも大丈夫。私は貴方の寿命を貰いこうして生きていますもの」
 孝明はそうかそうかと深く頷いた。
 棗が生きていてくれるなら文句はなかったのだ。
 すると棗はこう囁いた。
「実はね。寿命を分けてもらうのは貴方で二人目。前の人は途中で逃げ出してしまって失敗したけど。でも誤解しないでね、私が本当に愛していたのは貴方だけだから・・・・」
 そういい終わると、より一層強く孝明の指を音を立てて吸い始めた。
「ああ、美味しかった。ご馳走様、貴方。そしてありがとうさようなら」
 そう棗は冷たく言い放つと、今までとは別人のような顔で菊を呼んだ。
 菊は待っていたかのように、すぐにやってきた。
 棗の脇には干からびた枯れ枝のような姿の孝明がいる。
 菊はそれを眺めると、
「少々、半分にしては頂きすぎましたかね。でもお互い納得の上での事。恨まないで下さいましね。」
 菊が孝明を覗き込むと、その表情はうっとりとした艶を帯び、恨むどころか喜んでいるかのように見えた。
 その横に菊はそっと申し訳なさそうに、庭に咲いていた白い百合の花を静かに置いた。



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幻想的で静かな文体の描写はとても良い。しかし最初から最後までさらさらと流れる水のようで、どうも盛り上がりに欠ける。オチの棗の台詞の怖さをもっと生かすためにも、主人公が徐々に取り込まれていく辺りに、不気味な雰囲気をもっと強く出して欲しかった。生きの美ア .. ... 続きを読む

受信: 15:19, Tuesday, Nov 25, 2008

■講評

アイデア +1
描写力 +1
構成力 ±0
恐怖度 ±0

侍女の名前がお菊さんですか。導入部のイマ風の設定の割に、二人の女性達が現実離れしている。
長くて読み応えもあり、精気を吸い取るという不気味な内容なのだが、ストーリーが静かに流れていく感じで盛り上がりが今ひとつ欠けている。

名前: くりちゃん ¦ 10:18, Tuesday, Sep 02, 2008 ×


長さの割りにピンとこないな。情景描写の割合が多くて・・・。

【アイデア】0、【描写力】0、【構成力】0、【恐怖度】0

名前: 尚休 ¦ 18:24, Tuesday, Sep 02, 2008 ×


上手く書けているとは思いますが、ちょっと長かったですね。
全体的に一定のテンポを保っていて、で、そのまま終わっちゃったって感じですね。
もうちょっと終盤、一捻りある展開で加速出来ると良かったかなぁと思います。

【アイデア】 0 【描写力】+1 【構成力】 0 【恐怖度】 0

名前: PM ¦ 20:30, Tuesday, Sep 02, 2008 ×


 雰囲気が良くできてますね。
 古いお屋敷にまつわる幻のようなお話。

 ただストーリーとしては起伏がないので、ちょっと退屈ですかね。
 長めですし。
 前任者が死んだ事にして、主人公は「目が見えない」ってのを上手く利用して逃る手もあったかもしれません。
 目が見えないってのは圧倒的に不利な条件ではありますが、見えているのか見えていないのかわからないって所もある。
「確かにこうである」って状況は逆に仕掛け所と言えます。

【アイデア】 0 【描写力】+1 【構成力】 0 【恐怖度】 0

名前: ユージーン ¦ 20:31, Tuesday, Sep 02, 2008 ×


-長所-
・文章自体は読みやすく、悩む主人公に謎の女性たちが近づいてくる、という流れが興味をひく。
・主人公の孝明に悩みを設定した事で、より怪異へと巻き込まれていく動機付けがなされている点は良い。

-短所-
・設定、表現に不自然な点が幾つか見受けられた。
仕事も見つからないしお金もない孝明が改札を通ってホームのベンチに座ったり、タクシー内で自己紹介を始めたり(プライベートな事が含まれるのでタクシー内で喋るには不適切な話題のように思う)、中盤で屋敷内の棗の口調が安定していない等、作品内での設定不足やバランスがとれていない箇所が見られた。文章自体は読みやすいのだが、表現や設定で(誤記も)詰めの甘さがあると感じた。
・寿命を半分だけ分けてもらうという棗の理由づけが明確でない。呪いや盲目の原因に深くリンクしているようには見えず、棗自身との理由付けが薄く、主人公の孝明は変なことに巻き込まれて騙されただけで話が終わっている。そのあたりの仕込みが乏しいために、今までのやり取りが仕組まれた謎として機能しておらず、作品の印象が弱いのではないかと思う。

【アイデア】0、【描写力】-1、【構成力】0、【恐怖度】0

名前: 廻転寿司 ¦ 22:58, Tuesday, Sep 02, 2008 ×


ちょっと長かったかな。流れとしては雰囲気を出しているのですが、淡々と進んでしまい、ちょっとそこが勿体無かったかな、と。一つや二つの見せ場を作るか、バッサリと省略すると違った印象になったと思います。色々なアイテムを上手く纏めていただけに残念。

【アイデア】+1、【描写力】0、【構成力】0、【恐怖度】0

名前: 茶毛 ¦ 00:30, Wednesday, Sep 03, 2008 ×


自分が信じていた人間から「二人目」といわれる。
そういう意味では怖いというかショック。
それをさらっと言うのは人間的に怖いかも。
【アイデア】+1 【描写力】 0 【構成力】 0 【恐怖度】 0

名前: 華鹿 ¦ 21:49, Saturday, Sep 06, 2008 ×


淡々としていて、美しいのですが、
孝明に出される条件が都合良すぎて、
何かあるとわかりやすすぎる…。
結局、ああ、やっぱりな…。と思ってしまう。
それでも、文章の美しさと、雰囲気で
読めなくはないので、惜しいです。
文章力と雰囲気に一点づつ。

名前: ちゅん ¦ 22:29, Monday, Sep 08, 2008 ×


「棗なつめ」と読めず、ずっと「?」で読み進めるしかなかった為いまいち乗れず。雰囲気はあるけれど小難しい漢字の使用は損だなと改めて学習しました。
どうみても怪しい二人がやはり怪しい事をしてて最後はその餌食に、という展開も定番ではありますが長さはそんなに感じませんでした。オチもやはりストレートで、この作品の雰囲気を伝える事がメインだったのかなと思いました。

【アイデア】±0【描写力】1【構成力】0【恐怖度】0

名前: 蓮 ¦ 16:44, Monday, Sep 22, 2008 ×


静かに淡々と怪異が進んでいくのは好みです。

ただ、作者には投稿する前に再読する事をお勧めしたいですね。
声に出して読むと、もう少し情報を絞り込めたかもしれません。

発想・1 文章・−1 構成・0 恐怖・0

名前: 暗沌子 ¦ 19:08, Tuesday, Sep 23, 2008 ×


静かな魔性って感じの雰囲気が良いですね。

ちと長いです。


【アイデア】+1 【描写力】0 【構成力】0 【恐怖度】+1

名前: 猫塚イスマ ¦ 23:25, Friday, Sep 26, 2008 ×


アイデア+1 構成+1
長さは感じなかった。
うだつの上がらない主人公は良く書けていると思うが、この作品で一番魅力的なキャラクターである棗の描写が弱い。
二人の夫婦生活をもう少し書き加えるなどして、その中で棗や菊の行動や言動から、呪いの詳細をある程度匂わせるようにしても良かったかと思う。
指をしゃぶるより、もう少しエロティックな行動の方が、棗がより惹きたったのではないだろうか。

名前: 戯作三昧 ¦ 11:31, Friday, Oct 17, 2008 ×


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